2008年8月27日 (水)

タイトル付けられず

出張先のホテルで酔い潰れ、ふと目が覚めてPCを起こす。昨日の昼間に知った、個人的にはすごく衝撃的なニュースについて記事を書こうと思ったけれど、何から書き始めればよいやら途方に暮れる。

そんな午前5時でございます。夜が明けてきました。




この国に鈴木達也という名前の男は何十人、もしかしたら何百人単位でいるんだろう。でも、私にとっての鈴木達也はONE&ONLYなのだ。横須賀市出身、サッカー選手の鈴木達也しかありえない。そう思えるほど、親しみと、鮮烈さと、数々の思い出を与えてくれた存在なのです、たっちゃんは。

05年の、レイソルがいちばん苦しかったころに筑波大から新加入して、その驚異的なスピードで俄然注目を集めた。でもトップチームの壁は厚く、出場機会はなかなか得られなかった。しかし、降格が決まった後の、あの天皇杯。ガンバを相手に善戦したチームで、最も輝きを放っていたのがたっちゃんだった。

あの試合の指揮を監督代行として執った竹本さんに、なぜたっちゃんを抜擢したのか聞いたことがある。竹さんは「使ってみたかったんだよ」といったニュアンスの答えを返してくれた。あの状況を鑑みれば、その一言に大いにうなづかされたことを思い出す。プレースタイルそのままに、チームにカンフル剤的な効果をもたらす選手。新たに監督に就任した石さんも、たっちゃんを重用した。キタジとの2トップは、あのシーズンの「走るレイソル」を象徴するコンビだったと今でも思う。

湘南戦の初ゴールやら、第4クール神戸戦の2ゴールやら、昨年のアウェイマリノス戦の股抜きゴールやら、ホーム最終戦の甲府戦で見せた意地の一発やら。ゴールを量産するタイプではないけど、節目節目で印象的なゴールを決めて見せた。特に、マリノスユース時代に対戦相手に大ケガを負わせてしまった(もちろん故意ではなく)ほどの強烈なシュートは、走力と並ぶ彼の大きな武器だった。その資質を思えば、特に昨季、今季のたっちゃんが、実力をいかんなく発揮していたとは言い難い。環境を変えることがいい方向に作用する例は、サッカー選手に限らず枚挙に暇なく、その意味で今回の移籍は大きなチャンスでもある。だから快く送り出してあげたい。

でも。もう日立台に行っても、あのたっちゃんの笑顔がないのかと思うと、とてつもなく寂しい。一発でスイッチを切り替えられる営業用スマイルじゃなくて(あれは特技の域)、心から笑う笑顔。いやね、選手が移籍するたびいちいち感傷に浸ってたら、チームスタッフもサポーターも務まらないですよ。それはわかってるんだが、やはり寂しいですよね。

マリノスユース、筑波大出身で今度はFC東京と、ブルーのユニフォームに身を包んでいた時間のほうが圧倒的に長いたっちゃんだが、黄色がじつによく似合っていた。もう一度イエローのユニフォームに身を包んで、日立台を駆け抜けてほしい。F東には、尊敬する羽生さん、ユース時代の先輩の石川直、後輩の平山相太など知り合いの選手がいるからすんなりなじめるだろうし、ましてやたっちゃんの性格なら。ぜひ、結果を出して戻ってきてほしいと願ってます。




……とまあ書き始めればいろいろ出てくるんだが、たっちゃんについてはなんか、書ききれないですね。まだまだいろんな思いが頭をよぎる。今生の別れじゃないんだからいいか、と思い直しました。

でもこれだけは改めて。俺はいつでもどこへ行っても、たっちゃんを応援してるからね。あ、それとブログ無理強いしてごめん。

さはさりながら、じつは一番心配なのはパンゾーくんの精神状態だったりする。

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2008年8月23日 (土)

キリカエ、たい。

あーうぅ…気が滅入る…。

レイソルが負けたことも残念だが、TVを見ながら同僚らに当たって、場の雰囲気を悪くしてしまった自分が情けない。昨日まで仕事で静岡にいたくせに、今日はまた別件の仕事があって現地観戦できず、会社でTV観戦してたんです。

ホントごめん、同僚たちよ。でも私のレイソル愛の強さゆえと思って、許してくれたまえ(横柄)。





にしても、フラストレーションのたまる試合でした、清水戦。

2点のビハインドを抱えながらも、またも追いつくことができたのは素晴らしい。でも、パスミスやらセットプレーで相手をドフリーにしちゃったりして、自滅してしまった印象が残る。後半開始直後のフランサのシュートや、右サイドからのチュンソンのクロスをポポが合わせきれなかったシーンなど、決めるべきところで決め切れなかったのも問題(フランサのシュートの直後、岡崎が決定的なシュートを外してくれたからどっこいどっこいとも言えるが)。清水にも相当ミスがあって、チャンスをくれたのに。

心配なのは、選手が自信なさげにプレーしていたことで。いいときのレイソルって、現地で見ててもTVスクリーンを通しても、なんかこう、弾けるような覇気が感じられるんですよね。チーム全体、ノリノリって言うか。クロス上げられようがシュート打たれようが身体で止めてやる!みたいな、泥臭いけど元気ハツラツって感じのプレーがあふれてる。

それがどうも、今日の試合では見られなかったし感じられなかった。昨年の終盤、「イップス状態」ぽくなっていた頃ほどではないと思うが。

ここのところ結果が出ていないから、自信を失いがちなのもしれないけれど。でももう一度、意識を統一して。フランサを除けば、テクニックで勝るチームじゃない。むしろテクニックの不足をハードワークで補うのがこのチームの美点のはず。失敗したらもう一度チャレンジすればいい。下を向かず、練習でやっていることを出し切ることだけ考えて、またチャレンジすればいいのだ。それができれば、結果は絶対についてくる。事実、5月はそうだったでしょう。

だから、今必要なのは「キリカエ」だ。次節は平日開催、インターバルは少ない。今日の敗戦を引きずらず、もちろん反省すべき点はして同じ過ちを繰り返さないのは当然としても、意識の上では切り替えて。われわれサポーターも切り替えていきましょう。

うー。でもやっぱり自分の愚行には気が滅入る…。J2のとき、切り替えるスキルだけは上達したのになあ。

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2008年8月17日 (日)

夏の嵐の日立台

「なくしてわかるありがたさ。親と健康と山根巌」




という感じですかねえ。昨日の千葉ダービーも勝てず、これで3戦連続ドロー、4戦連続で勝ちから遠ざかっている。その一因は間違いなく、イワオの不在にあると思う。

イワオがケガで戦列を離れて以来、石さんはボランチの選定に苦慮しているのがよくわかる。俊太くんもタニもそれぞれに特長があるが、イワオの代わりはなかなか務まらない。浩太くんの体調が万全ならば、その穴を補って余りあるんだろうが…。

今のレイソルは、かなり苦しい状態だ。守備の要を欠き、最終ラインに負担がかかっている。ゆえに失点数が増えている中で、追いつけるしぶとさが身に付きつつあるのは評価されると思う。この苦しい時期を乗り越えて、再びチーム状態を上げていけるか。そんな時こそ、「サポーター」のサポート力が試される。われわれも頑張りましょう。




にしても、昨日のジェフは強かった。どうやら今年も、降格を免れそうですな、このまま行けば。

ヤザーはあのプレーを1シーズンコンスタントに発揮できれば、ブルーのユニフォームを着る日も近い。早く着るように。そして脳裏にイヤな記憶がよみがえる「8月の日立台の新居」。失点後のパンゾーがものっっっすごく悔しがっていたが、それもわかる。シュート直前でのあの切り返し、並みじゃない。あの冷静さとテクニックは見習わねばなりません。新外国人のミシェウもリカをほうふつとさせ(特に後頭部)、彼にボールが収まると「次にどんなプレーをやられるか」予測のつかないいやらしさがあった。

中でも一番怖かったのは、工藤ですね。前から上手いと思っていたが、コンスタントにゲームに出場するようになって、さらに成長した。代表入りも納得のプレーぶり。久々のサイドバックで、なおかつあんな選手と対峙したドゥー、よくやったと思いますよ。

いや、一番怖かったのは、雷かもしれん。もんのすごい稲妻が走りまくる。ラスト15分は、事故が起こらないようにと祈ってました。もしレイソルにまだオカがいたら、きっとゲームをほっぽり出してロッカールームに帰っちゃったと思う。

ともあれ、終盤はドキドキハラハラ、興奮しまくったゲームでした。たっちゃんのシュートが決まってたら最高の夜だったのだが、タラレバは言うまい。久々に全身ずぶ濡れになって、なんか逆に気持ちよくなりました。

今日はふろん太vsジュビロ戦を観に、等々力へ来とります。今日も濡れるんだろか…。さすがに2日連続はヤだな。

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2008年8月12日 (火)

あなたが魔法をかけた

先に断っておきますが、タイトルは斉藤由貴の8thシングル『MAY』の一節から取ってます。斉藤由貴は『初戀』も好きでした。“戀”の旧字がポイントです。

まそんな昭和45年生まれっぽい感傷はさておき、魔法をかけた“あなた”とは、言うまでもなくフランサのことです。すんごいゴールでしたね。肩でトラップして、バウンドさせずにアウトにかけたシュートを放つ。超人としか言いようのないスーパーウルトラ世界ワールドクラスのゴラッソ。

浦和戦は両チーム合わせて4つのゴールが生まれたわけですが、ミノルのドライブシュートと言い、阿部勇樹のダイレクトミドルと言い、永井の技ありドリブルゴールと言い、もちろんフランサのイリュージョンと言い。すべてが素晴らしいゴールで、こういう試合を見せられれば、Jリーグの前途も明るいのではないかと思わせる好ゲームでありました。

などと言いつつも。わたくしなんと、この試合見てないのです。嗚呼! 何たる不覚!!!

9日は親友と呼べる数少ない存在である旧友の結婚式で、静岡に行っていたのでした。プチ中断明けの、強豪浦和戦。レイソルサポとしてはどうしても見たい試合。後ろ髪ひかれる思いではありましたが、結婚式に出席する道を選びました。そのチョイスがすなわち、彼への友情の証と言いますか。試合時間はちょうど二次会に出ておりまして、彼はサッカー好きで当然のように出席者はほとんどがエスパサポであるわけでして、「パルちゃんてホントかわいいよね~」なんてどうでもいいような話題に内心悪態をつきつつ、オーチョ速報をリロードしまくっていたのでした。

後半ロスタイム。永井のゴールによる「レイソル痛恨の失点…」の文字。盛り上がる二次会の片隅で肩を落とす私。しかし何か、予感めいたものがあったのです。「次リロードしたら、“レイソルゴール!”のレインボーカラーがあったりして…」なんて思いつつ携帯のボタンを押したら! 思わず神の存在を信じてしまいそうになる瞬間でした。勝点1に終わりはしましたが、おかげで静岡の夜が楽しくなりましたよ。



しかし、これで3試合連続の2失点で、3試合連続で勝ちから遠ざかっているのも厳然たる事実。次の相手は、首位の鹿島に快勝した千葉。舐めてかかるとやられてしまうだろう。

大台の二桁得点に乗せた某FWから、「週末は仙台にみちのくダービー観に来てね」と連絡をもらったが、ここは日立台へ行かねばなるまい。ごめんハセ。今度山形へ行くから。

折しも千葉戦は「応援強化デー」。クラブとサポーターがコラボレーションして、スタジアムをさらに盛り上げようという初の試みだ。どんな空間が出現するのか、じつに興味深い。またフランサの魔法が炸裂するのだろうか。

でもホントのところは、魔法もさることながら、レイソルの選手全員がハードワークする試合を見たかったりする。フランサの超絶美技はあくまでも「プラスα」で、このチームの最大の美点はやはり、華麗なテクニックよりも先に立つ一心不乱なハードワークだと思う。日立台の声援に乗せられて、両チームが普段以上に走りまわる、そんな試合が見たい。そして最後に勝利を手にするのがレイソルだったら、言うことなし。

というわけで、週末はぜひ日立台へ。まだ若干チケットも残っているようです。最高の夜にしましょう。

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2008年8月 8日 (金)

書くこと、それを発信すること

このところブログを更新できずにいる。忙しくなってきて、腰を落ち着けて文章を書くことができないからです。

一口にブログと言っても人によっていろんなコンセプトがあって、一言コメントみたいに短いものもあれば、ストレートに日記風のものもあったり、どこかのニュースへリンクを張ってそのネタに関する自論を述べる、なんてのもある。

私が書いてるこの「オニギライズ」に関しては、「世の中の事象をおにぎり的解釈で語ってみる試み」というサブタイトルをつけてるだけに、どこかに「私なりの」視点を入れて何かを訴える、という内容にしたいと思っている。

となると結構時間がかかるんですよ、考えるのも書くのも。ネタはあるんだけれども、おいそれと書けないといいますか。以前にも書いた気がするが、こんな吹けば飛ぶよなブログでも、公に発信している「メディア」であると自覚しているから、署名記事ではないにしても、書いたことに責任を持てないような内容は載せるべきではない、と考えているのです。ま、何本も記事を書いてれば、どうしてもムラは出てきますけど。

最近、サッカー選手のブログが雨後の筍のごとく生まれている。サッカー選手といえど人気商売だから、その人のパーソナリティを知ってもらい、さらに多くのファンを獲得することには大きなメリットがある。

一方で、某五輪代表の正GKのような事件も起こりうる。やはり、ブログといえどメディアの一つ。私的なメールじゃないのだから、書いていいことといけないことの判断は常に念頭に置かねばなりませんね。ついでに言えば、書いてる本人的にはまったく問題ない内容であっても、読者の中にはいろんな考え方、捉え方をする人がいるわけで。「誰も怒らせない、悲しませない、傷つけない」のは本当に難しい。「表現」を行うに当たっては切っても切り離せない問題です。

とまあ、いろんな制約がありながらも、やはり文章を書き、それを世の中(読者)に問う、という活動は楽しいもので。人間には、「自らを他人に理解してもらうこと」への根源的な欲求があるのかもしらんですね。問題が起こる可能性はあるにしても、私はアスリートやその他いろんな人がネット上で自らの意見を述べ、世の中に発信する(できる)という今の状況は素晴らしいと思っているし、どんどんやるべきだと思う。誰もが広く世の中に自論を述べられるメディアを持てる時代が来るなんて、10数年前には思いもよらなかった。

というわけで、またひとつそんな「個人の日常と意見を語る」ブログができたらしいっすよ。タイトルはコ洒落てますけどね。

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2008年8月 4日 (月)

クラブユース選手権決勝~三ツ沢のおもひで

午前中から日立台にいたくせに、夏祭りが本格的に始まる15時過ぎ、三ツ沢へ向かった。昨日の日曜日の話です。

なんとなれば、クラブユースサッカー選手権大会の決勝、F東対レイソル戦を観に行ったのだ。首都高ぶっ飛ばしたら1時間で着いたよ(゚∀゚) 制限速度は守りましょう。

結果的には敗れてしまい、準優勝に終わった決勝戦ですが。

レイソルU-18、よくやったと思います。噂に違わぬパスサッカーで、溜飲が下がった。ただ、F東の守備が堅く、なかなか決定機を迎えるまでには至りませんでしたね。前半13分の工藤くんのシュートや、前半終了間際のチャンスに決められていたら…というのはタラレバ。後半は足が止まってしまい、F東の波状攻撃にさらされ続けた。よく1失点でしのいだと思う。

表彰式で、準優勝のメダルを授与されたキャプテンの仙石君。悔しそうにすぐ外していた。でもまだ、雪辱のチャンスはある。高円宮、Jユースと、このチームで戦う試合はまだ続くのだから。





夏の夕暮れの三ツ沢は、日立台とはまた違って格別な雰囲気でした。

以前にも書きましたが、93年にJリーグがスタートしたころ、わたくしシミズでバイトしてまして。マリノスやフリューゲルスの試合の際、三ツ沢で係員をすることも多かった。チケットもぎったり関係者導線の警備とかやってました。「あ、井原だ。かっこええ」とか思いながら。

三ツ沢のメインスタンドから、夕日に照らされるランドマークタワーを眺めつつ、その頃のことを思い出していた。

また、昨日の三ツ沢のBGMがレトロっちゅうかなんちゅうか。激しく微妙だったが、表彰式の終了後、会場に春畑道哉の「J's Thema」が流れたんですよ。そこで決定的に、15年前のことを思い出した次第。

Jリーグバブルと言われたあの頃。三ツ沢を埋め尽くしたお客さんがはけた後、スタンドの拾いゴミをしながら「J's Thema」を聴き、なぜか胸に迫るものがあった。新しい文化が始まったって気がした。あの頃はまさか、ここまでサッカーにかかわるようになるとは思いませんでしたが。

最近はとんと使われなくなったけど、「J's Thema」って結構名曲だと思うのは私だけですかね? ご存じない方はこちらからどうぞ。ギターが渋いっす。

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2008年7月31日 (木)

サテ魂

代休を貰った水曜日。さて、どこに行こうかと考えた挙句、市原臨海にサテを見に行くことにしました。

われながらレイソル好きだなあ、と感心感心。

京葉道路の事故渋滞にもめげず、お久しぶりの臨海にたどり着いたのはキックオフ15分前。平日の日中に行われる試合にどれくらいの観客が来るんだろうか、といぶかしく思っていたが、意外にも大勢のお客さんがメインスタンドに陣取っていた。公式発表によると409人だそうで。夏休みだからでしょうかね。

臨海はホント久しぶりだ。調べてみたら05年3月のナビスコ以来。あの試合は阿部勇樹のFKで先制されながらも、クレーベルのゴールで同点に追いつき、終了間際にチェ・ソングのドリブル突破から最後はマスさんのゴールで逆転勝利した。今名前を挙げた選手全員、レイソルにもジェフにもすでにいない。光陰矢のごとし、ですな。

そして14時、キックオフの時間を迎える。

立ち上がりは断然レイソルペース。と言いますか、今季の公式戦で、最も優位に試合を進められているとすら思った。プレスがはまり、ことごとく相手ボールを奪う。それをシュートまで持っていける。こちらのやりたいことが全てできていた、と言っても過言ではなかろう。

その流れのままに、俊太くんのFKをミノルが頭で合わせて先制。俊太くんのボールも素晴らしかったが、レイソルの選手たちがミノル含め3、4人くらいジェフのDFラインを抜け出してゴール前でフリーになってた。「ちょっとちょっとジェフさん、大丈夫?」などと、相手の心配をしてしまったほどです。

ところが。サッカーは何が起こるかわからない。

ジェフの1点目、市原のゴールは事故みたいなもの。CKのクリアボールを折り返されて、ヘッドで合わせたら雄太とゴールの間に飛んで行った、という感じの偶発的なゴールだった。しかもオフサイドっぽかったし。

しかしジェフの2点目、米倉のゴールはエクセレント。レイソルのDF陣にも雄太にも非はなく(厳密には改善点があるのだろうが)、打った米倉をたたえるべきビューティフルミドルだった。これで逆転を許す。1対2のまま前半終了。

さ、気を取り直して逆転だ、と迎えた後半立ち上がり。いきなりジェフのマツケンサンバこと松本に右サイドをドリブル突破される。ドゥーが付いていたが、接触した際に傷んでしまう。笛はない。パスを受けた米倉にキレイにクロスを上げられ、これまたキレイに青木孝太にボレーシュートを決められて3失点目。

後半10分過ぎ、レイソルが相手ゴール周辺でポンポンとパスをつなぎ、最後は俊太くんが弾丸ミドルを放った。後半から入った櫛野が弾いてCKに。おおし!反撃だ!と思ったのもつかの間、CKを櫛野にキャッチされると、すかさず米倉(だと思う)が左サイドを爆走、櫛野が瞬時に素晴らしいスローでボールを渡す。この高速カウンターを決められて4失点目。ど、どうしちゃったのだ! 立ち上がりはあんなにレイソルペースだったのに! 私は狼狽した。

しかしやっぱり、サッカーは何が起こるかわからない。

たっちゃんのクロスを大津くんが決めて反撃ののろしを上げる。すかさず、ゴール内に転がっていたボールを抱えてセンターサークルに走る選手たち。よし、まだ諦めてないぞ! そして俊太くんの直接FKが見事に枠を捉えて3点目! すごい。この時点で私は、2005年4月3日のサテライト大宮戦、奇跡のロスタイム大逆転劇を思い出していた。

「奇跡が起こったんじゃない、奇跡を起こしたんだよ」

当時運営の辻ちゃんがつぶやいた言葉が、声色も含めてよみがえる。そうだ、奇跡を起こそうぜ!

そしてそして終了間際、たっちゃんがドリブル突破からシュート、一度は櫛野に弾かれるも再度押し込んで同点!!! 起こるか、奇跡。

その後ロスタイムには、ミノルの突破からユース1年の池田くんが決定的なシュートを放つも、相手DFに阻まれてゴールならず。某コーチの御子息池田くんがゴールを決めたらレイソル的には超特大ニュースだったのに、惜しかった。

結局奇跡の大逆転はならずドローに終わったが、最後まで諦めることなく戦った姿勢に私は拍手を惜しまなかった。まあ両チーム、攻守ともにドタバタしてた試合という言い方もできるが。

後半終盤はジェフの選手の足が止まっていた。レイソルの選手も相当疲れていた。真夏の真昼にキックオフなんだから、それも当然。サテライトは過酷だ。当然前泊なんてしないし、臨海は近いからまだマシだが北海道まで日帰りなんてこともある。環境という面では、トップの公式戦の比ではない。

でも、そんな劣悪な環境が、選手のハングリー精神を育む。「いつかはオレもトップで、グリーン車で移動してやる!」なんてね。結果的に降格してしまった05年だが、7月のHOT6あたりではタニに貴章くん、亮くんら若手が活躍し、盛り返した時期もあった。あの時のことを、タニは「サテ魂ですよ」と話していた。

そう、そんな「サテ魂」が、選手の闘争心に火をつける。たかだかサテの1試合だけど、あの環境の中で3点のビハインドを追いついた経験は、出場した選手たちにとって非常に大きな意味を持つのではないか、と思った次第です。いやあ、行って良かったっす。




まったく余談だが、帰りは贅沢にもアクアラインを使った。久々に通ったら、ETC割引で通行料はなんとわずか1500円! これなら毎日使えそう。ビバ民営化!と思ったら、連絡道や首都高代を合わせるとやはり3000円近くかかってしまうことが判明。やっぱりアクアライン通勤は難があるようです。

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2008年7月27日 (日)

パル聖籠

京都戦はやはり苦しい戦いになりましたね。立ち上がりはどうなるかと思ったよ。

サンガの人数をかけた攻撃も見事だったが、あまりにも簡単にシュートまで行かれちゃって。またワンボランチに入ったシジクレイが効きまくってて。前半は防戦一方。しかし後半になると、京都の運動量が落ちたこともあって、俄然盛り返した。キタジのゴールで同点になって、フランサが投入された時には、逆転勝利を確信したんだけどなー。

にしても、キタジのゴール後の日立台の盛り上がりは鳥肌ものだった。リードされて追いついたという展開もさることながら、やはり北嶋秀朗のゴールってところに観客の皆さんが反応したんだと思う。私は目頭が熱くなった。ケガに悩まされ続けた彼の、ここまでの苦労や葛藤、ジレンマを思うと…。ホントに良かった。勝点1に終わりはしたけど、試合後はなんか、うれしかったです。




さて。

昨晩日立台から帰宅したのは深夜だったというのに、わたくし今朝は6時に起きて新幹線に飛び乗りました。

Bigswan

にっいぃがた、レッツゴー!! おっおーオレたちのにいがた!

というわけで新潟に来とります。と言っても、今日開催される新潟対札幌戦を見に来たわけではない。上のビッグスワンは、道に迷って鳥屋野潟のほとりに出ちゃったときに撮ったものです。

やってきたのはココ。

Jsc

聖籠町にある、JAPANサッカーカレッジでございます!

そう、北信越フットボールリーグ、JAPANサッカーカレッジ対AC長野パルセイロ戦を見に来たのであります。

とはいえ、ここにたどり着くまでにはいろいろありまして。早く着きそうだったから、調子こいて「道の駅豊栄」でダチョウにエサやったりしてたら時間がなくなり。何とか30分前にアルビレッジに着いて、「どこのピッチでやるんだろう。にしてもパルセイロサポーター、全然来てないのな」とか思いつつ待ってたら、アルビサポにJSCは別の場所だと指摘され。結局着いたのは、キックオフギリギリの時間でした。

ここまで来たのはもちろん、薩川了洋対宇野沢祐次の師弟対決を見るためです。こないだ下さんもブログであおってたけど、じつは相当前から予定に入れてたのだ。

今季の北信越リーグ、9勝2分無敗の勝点29で首位に立つパルセイロと、9勝1敗1分で勝点28の2位につけるJSC。その直接対決だから、いやがうえにも盛り上がる。リーグ戦は今日を含めて残すところ3戦、JFLへの狭き門「地域リーグ決勝大会」に進むための、超重要な一戦となったのだ。

夏の日差しが照りつける中、午前11時にキックオフ。

ここまで無敗と圧倒的な強さを誇るはずのパルセイロ、しかし今日は緊張のためか、プレーがちぐはぐだ。連携も機能せず、JSCに次々とチャンスをつくられる。フォーメーションも間延びして、JSCの選手たちにプレーエリアを与えてしまっている。

一方のJSC。背番号20を背負い2トップの一角に入ったウノが、ポストやドリブルで起点となり、彼らしい裏への飛び出しも見せたりして、ゴールに迫る。あと、背番号7のボランチの選手がいいボールを配給してました。

前半のうちにJSCが先制。後半になってもJSCのペースで進み、2点目が入る。パルセイロは元ジェフの要田らタレントを擁するも、この時間はちょいと集中が切れてたシーンも見られた。運動量も少なく、ちょっと心配。

PKで1点を返したが、その後JSCがセットプレーから決定的な3点目を入れて試合は決した。期待のウノはノーゴール。一回、味方のシュートのこぼれ球に、ジャンピングボレーシュートを試みて空振り。GKも離れてたから、当たっていたらゴールだったはず。惜しかった。

というわけで、JSCが3対1で勝利を収め、首位に立ちました。あと2戦、順位が動くことはあるのか、見守りたいと思います。

試合後、薩さんと、このたびバリエンテ郡山から移籍したピントくんと久しぶりに話す。薩さんいわく、「完敗だよ。緊張してガチガチだもん」。試合後ウノに、「『予定通りっす』って言われたよ。もう正月の飲み会に呼んでやんない」としかめ面でした。ピントくんは相変わらずの愛想のよさで、私が観戦に来たことを喜んでくれましたよ。

気になる薩川了洋現役復帰情報ですが、あくまでも選手のケガなど非常事態に備えて選手登録しただけとのことで、現時点で試合に出るつもりはまったくないということです。また見てみたい気もしますけどね。あのスピードと、小柄な体で屈強な相手FWにガツンガツンと当たりに行くハードなディフェンスを。

ウノとは話せませんでしたが、私的には元気にプレーしている姿を見られただけで満足でした。

数年前の時点で、ウノが地域リーグ、貴章くんがA代表、チュンソンが五輪代表だなんて、誰が予想してただろう。でも今日のウノのプレーは、以前と同じかそれ以上に素晴らしかったと思う。クラちゃんという格好の先例もあるし、もう一度、Jの舞台まで這い上がってきてほしい。陰ながら応援してます。

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2008年7月26日 (土)

どだなだず

昨日J2あったんだ…。知らなんだ。

山形・長谷川、40メートル「どだなだず」弾…J2第28節(スポーツ報知)

またハセがゴール決めたみたいだ。モンテディオのオフィシャルから飛べるフレッツのダイジェストを見たら、なんかすごい。よく映る=活躍してるのが、ハセにシミケン。途中出場の太田くんも惜しいシュートを放ってる。どんだけ人材提供してるのかレイソル。

ハセはなんか、ストライカーの貫録まで漂わせるようになってきたなぁ。得点シーンの冷静な左足シュートもさることながら、FKに頭で合わせてバーを叩いたシーンに唸った。後方から飛んできたボールを見事に捉えた、すごく難しいシュート。太田くんのシュートシーンを生んだ、タメとフェイントも素晴らしい。しっかりキープして絶妙なパスを出す姿は、まるでプチフランサ。成長著しいとはこのことだ。

アビスパではジャンボが、横浜FCではイケが、その他いろんなチームでさまざまな元レイソル戦士が頑張ってる。自分も頑張らねば、という気にさせられるのだ。





今週はやたら忙しくてブログも更新できなかったが、今日はもう次の試合、京都戦なんですね。

京都ではミズと中ちゃんがレギュラーを張っている。ミズは昨年レイソルで雄太とスタメンを争い、惜しくも正GKの座には届かなかったけど、鮮烈な印象を残した。「今まで見た中で一番すごいキーパー」と、某ベテラン選手が評してました。

中谷くんはレイソルではケガに悩まされたが、出身地に戻って水を得た魚のように活躍してる。選手が能力を発揮しているのを見るのは、素直にうれしいですね。

京都とは今季、桜が見ごろの西京極で戦い、チュンソンのスーパートラップからのゴールで勝利した。薄氷を踏む勝利だった、けれどもすごく大きな一勝だった。今季これまでの大きな転換点は、あの京都戦の勝利とジェフ戦の勝利だったように思う。

今日も楽な試合にはならないだろう。ここのところ京都は4戦負けなし、柳沢は絶好調と聞く。対するレイソルは古賀ちゃんとポポを出場停止で欠き、チュンソンは五輪で不在、フランサは前節もも裏を痛めて出場が微妙。選手の入れ替えを余儀なくされる。

でも、こんな時こそ普段サブの選手が奮起するはず。キタジ、たっちゃん、ミノル、ドゥー。他チームに移った選手の活躍を見て、モチベーションが上がらないはずがない。「オレの出番はまだか」と手ぐすね引いてたであろう選手たち、きっとやってくれると信じてます。

ちょいと雨が心配ですけどね。それでは皆様、日立台で。

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2008年7月20日 (日)

もう審判のせいだなんて 言わないよ絶対

いや、言っちゃうかも。今この場で言っちゃいそうかも。「家○、○○○○○ーーーー!!!」(いちおう伏せておきます。あなたの好きな言葉を当てはめてお読みください)。

というわけで先ほど終わったヴェルディ戦。わたくし本日仕事が入っておりまして、それが早く終わったら味スタに駆けつけようと画策していたのですが、なんだかんだと時間がかかってしまってTV観戦と相成りました。その分冷静に、前田秀樹さんの解説を聞きながら(なんか、声が石さんと似てて驚いた。まるでレイソルの試合を石さん自身に解説されてるようでした)、時にはアップやリプレイを交えつつ見ることができたのですが。

客観的に、公平な視点をもって見ても、やはりジャッジには偏りがあったと思う。

古賀ちゃんのアレはPKかもしれんし、レッド出されるのも百歩譲ればあるかなと思う。本人的にはあり得んと思ってるだろうけど。でも何より、レイソルへのヴェルディのファールが見逃され過ぎ。太田くんがイエローもらったプレーも、どう見てもレイソルのCK。わたくし会社のテレビで見ていたのですが、おかげで備品を壊しかけちまったぜ…。モノに当たっちゃいけません。

ま、しかし。ここでタイトルに戻るのですが、今日の敗戦を審判のせいにしてちゃいけないと思うのです。

前半は明らかにグダグダだった。失点シーンも、完璧に崩されていた。連戦の疲れはあったと思うが、それはヴェルディとて同じ。レイソル同様に中2日で試合に臨んでいるのだから。しかし後半、疲れが顕著なフランサに代えてポポが入り(フランサはもともと本調子ではなかったのかも)、巌、ミノルと交代選手が入ったことで、攻守に活性化した。

後半のぶ厚い攻め、ワンタッチでポンポンとパスが回り、次々にチャンスをつくっていたシーンなど、観ていてホントに面白かった。選手も「逆転できる」と思っただろう。だからこそ、あのPKによる失点は痛かったし審判の公平性を欠いたジャッジに激昂したんだろうけど、後の祭り。やはり失点してからスイッチが入ったのでは遅い。やればできるんだ。だからこそ、最初からそれを見せてほしかった。最初からそれができるのが、強豪チームなんだと思う。

言い換えれば、今のレイソルにはまだまだ伸び代がある。今日の敗戦は、竹本さんがサポカンでおっしゃっていた「悔しい敗戦」ですよ。この苦い試合から、何を汲み取ってどう生かすか。それ次第で、レイソルはもっと強くなれると思うし、成長できると思う。

だから。今日の敗戦を「審判のせい」と流さないで。真摯に受け止めて、自らを向上させる糧としてほしい。大丈夫、後半のあの「絶対に勝つ」という気迫、プレーからにじみ出ていたあの勝利への渇望を、サポーターはきっとわかってくれてる。次の京都戦、日立台で絶対に勝とう。

というわけで。冒頭の伏字を明かせば、「家に、帰らなきゃーーーー!!!」です。

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