2009年7月 5日 (日)

新潟戦を終えて

ここしばらくブログの更新がありませんでした。何度も覗いてくださった方にお詫びとお礼を申し上げます。

更新しなかったとも言えるし、できなかったという面もある。なぜ俺はブログやってるのだろう、と自問自答したりもしました。本名こそさらしてないものの、ほぼ人物が特定できるあだ名と自画像を出して、つまり自分というパーソナリティの発する一人称のメッセージを誰かに読んでもらいたくて、始めたはずなのに。それが負担になるくらいならやめちゃえばいいのに、と。

そんな逡巡は、レイソルの調子の悪さに起因することは間違いない。もともとレイソルのことを書きたくて始めたわけじゃないが、レイソルを避けて通れないからこそ悩みも深まる。中途半端な立ち位置。

でも今やめたら、それは逃げに他ならない。とりあえず、今日(正確には昨日)の試合を見て何も書かないのはむしろ卑怯じゃないか。そう思ったので、偽らざる気持ちを以下に綴ります。





新潟戦の4失点、考え得る限り最悪の取られ方、時間帯だったと思う。

試合への入りは悪くなかった。いや、90分通してみても、FC東京戦よりは良かった。攻撃面でも、キレていた大津くんらによって、チャンスはつくれていた。

ツキに見放されていたのは間違いない。1失点目も2失点目も相当運が悪かったし、4失点目の古賀ちゃんのハンドも故意じゃないだろうという点で不運。何より、事故的に積み重なる失点とは裏腹に、後半開始早々の失点から20分くらいまで、押せ押せの時間帯ながら得点に至らなかったのは、神に見放されたようだった。

しかしこの内容と結果をして、「新潟はツイていた、レイソルはツイてなかった、以上」で済ませられるわけもない。

後半の何分頃だったか、メイン側のタッチライン際に転がったボールを、新潟のマルシオ・リシャルデスが猛然と追いかけ、マイボールにしたシーンがあった。その溌剌さは、ここ最近のレイソル戦士たちから感じられないものだった。勝っているからあんなプレーができるのか。そう考えたが、逆じゃないかと思い至った。あの姿勢、全力を出し尽くそうとする姿勢が、ツキを呼び込んでいるんじゃないか。

もはや精神論がどうこうじゃない、それは真実だと思う。だけど大前提として、心が萎えた状態で個と個の勝負に勝てるはずもない。下を向くのは簡単だ。毎回毎回開始早々に失点してたら、ほっといても下を向いてしまう。しかし、心を奮い立たせて前を向き、相手を上回る強い気持ちで挑まなければ、90分戦う前から勝負はついてしまう。



次はアウェイの京都。ナビスコのときとは全く違うはずだ。絶対に勝つ、という強い気持ちで臨んでほしい。そして自分が、苦しむチームの力になりたい。

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2009年6月26日 (金)

たまにはJ2

もう一昨日のことになりますが、24日の水曜日、国立に東京V対湘南戦を観に行ってきました。

先週の大敗のショックを引きずったまま重苦しい毎日を過ごしてて、なんと言いますか、「肩の力を抜いて」サッカーを見たくなったんですよね。レイソルの試合だと、ゲームの内容や選手のプレーぶりよりもまず勝敗の行方が先に立って、観ていると心臓がヒリヒリする。そんな緊張感もサポーターの醍醐味なんだけど、ちょっと気分転換と言いますか。

結論から言えば、行って良かった。いいゲームでした。

どちらかと言えば、湘南の戦いぶりを見てみたかった。現在首位を走り、J1昇格も現実味を帯びてきた湘南。しかし今季は一度も試合を見てなかったので、気になっていたのだ。しかしこの日勝ったのはヴェルディ。今季は序盤に黒星が先行していたものの、ここに来て調子を上げているとのこと。

個人的に気になったのは、ヴェルディの24番左SB那須川将大。ビジョンの名前を見て「え? 那須ってジュビロに移籍したんじゃなかったっけ?」と一瞬思った。今季のルーキーなんですね。積極性あふれるプレーと正確なクロスに唸った。

湘南の1得点は阿部ちゃん。途中出場してすぐのゴールでした。メインスタンドのややホーム寄りで見てたから、ゴールシーンはかなり遠かったのだが(アウェイ側ゴールマウスのファーサイド)、遠目でも顔の大きさでわかったよ!(個人的にはすごく親近感)

豊富な運動量もさることながら、阿部ちゃん、F東時代に漂わせてたゴールへの嗅覚が復活したみたい。この日のゴールも、素晴らしいポジショニングから生まれたものでした。

そして決勝点は大黒。試合後のヒーローインタビューでの受け答えに感心した。さすが元代表のエース、自らの役割をわかってる。ああいう選手がチームにいると、若手にいい影響を及ぼすだろう。



というわけで、チケット代の価値はあるいいゲームでした。

感心したのは。

両チームとも、プレーに迷いがないんですね。ボールを奪うと、第2、第3のプレーヤーが素早く動いてパスコースをつくる湘南。細かいパスをつなぎつつ、レアンドロと河野のドリブルがいいアクセントになって、人数をかけながらアタッキングサードへ攻め込むヴェルディ(でも湘南の守備は堅く、流れの中ではほとんど決定機をつくらせなかった)。ここまでチーム戦術が浸透するには手間も時間もかかると思うが、彼我の違い(もちろん我ってのは黄色いチーム)にちょっとジェラシー。


それと、これだけ見ごたえのある試合を東京のど真ん中でやってるんだから、もうちょっとお客さんが入ってほしいよなー、とも思ったことでした。

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2009年6月20日 (土)

FC東京戦を終えて

またひどい試合を見た。




今日最も褒め称えられるべきは誰か。


間違いない。レイソルサポーターです。本当に頭が下がります。05年以前なら、後半途中に声援が止んで、試合後はブーイングの嵐だっただろう。


ならば糾弾されるべきは。


誰もいない。誰もが自身の仕事を精一杯こなそうとして、しかしそれが叶わない状態で、私は非難の声は上げられない。別に私は聖人君子でも何でもない(その対極的な存在のほうがより近い)けど、望みを全うできずに打ちひしがれている人がいたら、ましてやそれが愛するレイソルの名の下に集った仲間なら、その挫折をあげつらうよりも、ともに痛みを受け止めたいと思う。




ちょうど2年前の、日立台での試合を覚えているだろうか。鹿島を迎えたリーグ戦。

前半のうちにフランサが退場してしまい、数的不利の戦いを余儀なくされ、89分まで耐え忍んだ。しかしラストプレーでマルキーニョスに決勝点をたたきこまれた。07年シーズンのホーム初黒星。それどころか、ホーム初失点だった試合。

負け試合だったが、誰一人選手を責める人間はいなかった。逆に、素晴らしい試合を見せてくれてありがとう、という意味に取れるような温かい拍手ばかりだった。私もそう思った。負けたのに、悔しいはずなのに、涙が出そうになるくらい選手をたたえたい気持ちになった。

今日の試合を見ながら、あの試合を思い出していた。あの頃の迷いのなさ、チームとして「やるべきこと」の徹底さが、今日は見られなかったから。あれから2年が経つ。行きつ戻りつしながらも、チームは前進しているはずだ。あんな試合が、絶対にできる。チームを信じている。

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2009年6月15日 (月)

ホタルを見に行く

ナビスコ京都戦に現地参戦された方は勝ち組です。1週間前に山形へ行き、体力・財力両面のダメージが甚だしく、参戦を断念した人は負け組なのです。

そう、この私のように。



それにしても良かったですね、レイソル。リーグ戦再開の直前に、理想的な試合運びを経験できて。ホンネのところ、今年に関してはJ1残留が至上命題で、ナビスコは決勝トーナメントに進めなくても仕方ないと考えていたから、この結果は求め得る最高の形だと思う。

ゴールシーンのダイジェストしか見てないけど、山形では不調だったミノルが2得点を挙げたこと、チュンソンが3戦連続ゴールを挙げたことは、間違いなくリーグ戦にいい影響を及ぼします。リーグ戦再開初戦のF東戦が楽しみ、かつ非常に重要になってきましたね。





さて。

現地に行けなかった週末、わたくしちょいと出かけてまいりました。群馬のほうまで。

といっても、敷島のザスパ対愛媛戦を見に行ったわけではありません。俊太くんが途中出場したようで、非常に見たかったんですけどね。

何をしに行ったかと言えば、ホタルを見に行ったのです。



顔と顔の大きさに似合わず、自他共に認めるロマンティストであるところの私は、この時期になると毎年ホタルを見たくなる。ことに上京してから20年、自然環境と縁遠い生活を送っていると、本能的な欲求として自然のただ中に身を置きたくなる。個人的には、初夏の豊かな自然=ホタルである。というわけで、ネットでホタルの生息地を調べて出かけたのです。昨年は千葉の君津のほうへ行ったっけな。

私のような田舎者にとって、かつて、ホタルという昆虫は身近な存在だった。

初夏の夜、居間でテレビを見ているようなとき、ふと網戸に目をやるとホタルがひっついていて、息づくように点滅していた。塾の帰りなど、暗くなってから田んぼの傍らを通るとき、目を凝らすと必ずと言っていいほどホタルの光が見て取れた。

ホタルを見るという行為は、中年の域に片足突っ込んでる私にとって、鮒釣りと同様幼いころの記憶に浸るセンチメンタルジャーニーなのです。伊代はまだ16だから。



とはいっても、私が子どものころ見てたのはヘイケボタル。ここ数年わざわざ車を飛ばして見に行ってるのは、ゲンジボタルです。ゲンジは、相当水がきれいな山奥に行かないと見られない。今回は東京から車で1時間強、渋川の先まで行ってきました。

断っておきますが、写真はありません。ありていにいえば、カメラ持ってくの忘れたんですけどね。でも現地で感じたのですが、隣の人が持ってたデジカメの液晶は暗い中では相当明るく、むっちゃくちゃ目障りだった。「お前はホタルをその眼で見たいのか、それとも画像で見たいのか! 心眼で捉えろ、心眼で!」と文句の一つも言いたかった、自分がカメラ忘れたのは棚に上げて。でもホントに目障りだったのですよ。皆様、ホタル観賞にお出かけの際はお気をつけください。

小川のせせらぎが響く中、ふわりふわりと点滅するホタルは、月並みな言い方ですがじつに幻想的。10数匹飛び交ってましたね。満足して帰路につきました。

しかし、俗に言う「ホタルの乱舞」ってのは、どれくらいの数を指しているのだろう。『火垂るの墓』みたいな乱舞を、死ぬまでに一回見てみたいと思っとります。ロロップー!

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2009年6月 9日 (火)

ヤマザキナビスコの関係者に見てほしかった

行ってきましたよ山形。1人で、クルマで、日帰りで。

つまり往復800kmにも及ぶ道のりを、ひたすら運転していたわけで。当日は思いのほか疲労を覚えず、「なんだ、ラクショーじゃん」と思っていた私。しかし2日たった今でも脚がなんとなくダルいのは、やっぱり歳のせいかしら。

ここでひとつ豆知識。高速道路をひたすら走るときには、トラックやバスなどの後ろにぴたりと張り付いて走ると、空気抵抗が減って燃費が良くなりますよ(車間距離不保持の違反には要注意)。そう、F1とかで言うところのスリップストリームです。今回はこの作戦で、リッター20km以上の低燃費を記録しました。今日から始めるエコロジー。





電車で行けばもっとエコだったけどな!




2006年以来のべにばなスポーツパーク改めNDスタ。と言ってもスタジアムに入ったのが06年以来ということで、ここ数年毎年山形に行ってるのだが。

090607imoni
まずは芋煮で腹ごしらえ。牛肉と、しょうゆ味のスープが山形風ですね。

それだけじゃランチには物足りなかったので、こちらも追加。

090607currypan
NDスタ名物炎のカリーパン。今日はレイソル戦ってことで柏餅入り。思ったよりも食えた。普通においしかった。つうか、餡だろうが餅だろうが、お構いなしに己の味に染め上げてしまうカレー味の懐の深さ、あるいは凶暴さに、改めて感心しました。

選手のウォーミングアップが始まる。山崎君のコールに笑う。「と」しか合ってないけど不思議にハマるメロディ。TKサウンドは盲点でした。

その後、レイソルサポーターによる怒涛の「ナビースコッ!」サンプリングで場内は苦笑の渦に。しまいにゃサンプリングじゃなくて、両チームサポーターによる生コールの掛け合いになった。いやー、ここでタイトルに触れるわけですが、是非ヤマザキナビスコの関係者の方々に見ていただきたかったな、と。あんなふうに数千人の人々によって社名を連呼されるなんて、Jリーグカップ戦の冠スポンサーにならない限りあり得ないっすよ。あの日あのときNDスタにいた人たちの脳裏に、サブリミナル的にナビスコという言葉が刷り込まれましたよ。



試合に関しては。



うーん。勝てたと思うし、今後のためを思えば連勝したかった。それは残念だけど、誰よりもそう思ってるのは選手だから、私は「次だ次!」と声を掛けてあげたいですね。あ、図らずもこんなシチュエーションで実現した日本一地味な兄弟対決ですが、お兄さんのテクニックはさすがですね。コンディションはまだまだみたいだけど、得点シーンの起点にもなったし。今後が楽しみ。




そして、成長著しいハセ。

最近思うようなプレーができていないようで、元気がなかった。でもそれは仕方ない。J1の各チームが、「エース級センターバック」をマークに当ててるんだから。そうそう思い通りにはできないだろう。J1で試合に出続けているがゆえの、すごくレベルの高い悩みだと思う。

このハードルを乗り越えれば、さらにレベルアップした自分に出会えるはず。これまでも、いくつものハードルを乗り越えてきたんだから、きっと今回も越えられる。自分を信じてがんばれ。

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2009年6月 6日 (土)

1回くらい負けてもいい戦いが…

イエローハウスの議事録が出たり、亮の兄ちゃんが来たり、俊太くんがチームを去ったり…。この1週間、レイソルにはさまざまな動きがあったのだけれど、なんかバタバタしてて更新できませんでした。

決してレイソルを忘れていたわけではなく、むしろ関心が高まってると言いますか、毎日真剣にレイソルのことを考えていたのですけれど。特にこの1か月ほど、他のクラブの方と接する機会もあって、そんな時にはついレイソルと比べてしまう。どちらが劣ってるとか優れてるとかじゃなく、クラブ運営についての考察ですね。



まそれはともかく。

3日のナビスコ神戸戦は、日立台で見てました。ホント勝ててよかった。3-0という点差ほどに両チームの差があったとは思えず、むしろ向こうの監督さんもおっしゃっていたように、後半立ち上がりのチャンスに神戸が決めてれば(前半は眠くなるほど守備的だった神戸が、後半いきなり攻撃に人数かけてきて驚いた)、逆の結果もあり得た。しかしあの試合、レイソルの選手たちの「勝ちたい」という執念がプレーぶりから伝わってきて、「勝てるはずだ!」という希望を抱くことができた。自信なさげにプレーされると、「逆転されそう」なんて悲観的な見方をしちゃうんだけど。

キタジの2ゴールは素晴らしい。でも先制点に関しては、その前のイワオのドリブルにうなった。ボランチの攻撃参加の重要性を、改めて思い知らされた。うまくすれば、あっという間に数的優位(局面の)をつくり出せる。

コバ兄がチームにフィットしたらどうなるのか、非常に興味深かったですね。




明日の山形戦、ぜひ参戦したいと思っとります。5月2日に行けなかったから。ハセのプレーも生で見たいし、山形のスタッフの方にもお会いしたいし。つうことで、日帰り往復700kmドライブを敢行すべく画策中。

その前に仕事を終わらせねば…。あ、代表のウズベキスタン戦も見なきゃ。大丈夫か、オレ。

しかし、今日にもワールドカップ出場が決まるかというタイミングなのに、世論が盛り上がってないのが悲しい。フランス大会のときなんて、当時サッカーに全く興味のなかった私ですら大興奮でしたけどね。「もはや本大会出場は当たり前、でも世界のトップレベルにはまだ遠し」という過渡期で、世間の注目を集めづらい状況になってるんでしょうな。

某局のキャッチフレーズに、「1回負けて危機感あおったほうが、注目も集まるし数字も取れるんちゃう?」と、心の中で突っ込んでしまいますな。口には絶対出せないが。

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2009年5月31日 (日)

がんばれカトゥー

加藤 慎也選手 愛媛FCへ期限付き移籍(レイソル公式)



土肥洋一、吉田宗弘、そしてシミケン。レイソルから移籍したGKは活躍する。統計学的な有意差が出てる(ホントか?)。

個人的には、同じ9月19日生まれとしてひときわ親近感を感じていた選手。レイソルを去ることに寂しさを覚えるが、カトゥー本人にとってみればまたとないチャンス。先に挙げた選手たちのように、大きく飛躍してほしい。

もともと図抜けた身体能力に恵まれてる上に、強いメンタルも持っている。彼にまつわる思い出は数多いが、忘れられないのは2006年の天皇杯4回戦磐田戦ですね。当時上位カテゴリーだったジュビロと120分の死闘を演じ、PK勝負にもつれた試合。

8番手パンゾー君のキックが、川口能活に止められる。後攻のジュビロは、菊地直哉が決めれば勝利。うなだれて戻るパンゾー。すれ違いざま、カトゥーがパンゾーの肩をたたき、一声かける。遠目には、「オレが止めてやるから」と励ました、ように見えた。そしてホントに菊地のキックを止めた!!! あれはカッコよかった。ムチャクチャカッコよかった。

しかしじつのところは、「菊地ってどんなやつ?」と聞いてたらしい。同じ静岡出身で接点のあったパンゾーなら知ってるだろうと。その人柄に、キックを止めるためのヒントがあるのではと。こう思ったらしい。キックを止めるための、勝つための方策を、ギリギリのところまで探っていたわけだ。

試合後に声をかけると、開口一番「勝ちたかった」と悔しがった。格上の相手にあそこまでやれれば、やり切った感みたいなものを多少漂わせてもバチは当たるまい。ましてやGKの晴れ舞台PK勝負で、代表正GKの川口を向こうに回して。カトゥーは公式戦出場何試合目?くらいの経歴で、キャリアを比べればもう月とスッポン、それでも互角以上のパフォーマンスを見せつけたのだ。なのに満足感は微塵も見せず、悔しさだけを漂わせていた。

その強靭なメンタルと生来の負けず嫌いで、愛媛の正GKの座を勝ち取ってほしい。






5月23日、神戸戦の後に書かれた『カトゥーtheキャッチ』のラストのフレーズ、「目を逸らさずに闘おう!」とは、チームを去るカトゥーから、レイソルの選手とわれわれサポーターとに向けられた言葉だ。移籍を報告する今日のエントリでは、「柏レイソル一心同体!」と叫んでる。ウォーミングアップ時の「カトゥーマジック」に、手を振り回しながらリズムをとって応えていたことからもわかるとおり、人一倍サポーター思いなカトゥーの、それが別れのメッセージなのだろう。

まだまだつらい状況が続いてますが、折れずに、目を逸らさずに、戦っていきましょう。

そして愛媛へ向かうカトゥーへ、私からもメッセージ。






「ニンスタのじゃこカツは美味いから食っとけ!!」

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2009年5月24日 (日)

神戸の夜はどうだ?

どうにも眠れず、おにぎりブログを開いてみた人もいるんじゃないか?

そりゃ眠れないよな。試合を見てない(オーチョ速報とスポーツニュースのダイジェストのみ)俺が眠れないんだから。間近で見てたり、ましてや手ひどくやられた当事者ならなおさら。

悔しくて、情けなくて、不甲斐なくて、眠れない。でもその何倍、何十倍も、悔しさと情けなさと不甲斐なさを感じているのは、選手とスタッフ。それは間違いない。遠い空の下で、君らと同じく眠れない夜を過ごすことぐらいしかできない能無しだが、そんな仲間もいる。いつだって、どんな状況下だって君らの味方だ。一緒に苦しんだる。




ひとまずこれでリーグ戦は中断。1ヶ月後にリスタートを切れるように、仕切り直そう。

気になるのはここのところ、内容的に悪化しているように感じられることで。結果が出ないことでさらに調子を落とす負のスパイラルにはまってしまっているのか。

そんなときこそコミュニケーションを密にして。変な不信感とか芽生えたら、芽のうちに摘み取らなきゃダメだ。それには腹を割って話し合うことが重要。いたるところ疑心暗鬼だらけになって、挙句降格という結果を招いた05年の轍だけは踏んではならない。




今夜は眠れないかもしれないけど、引きずらないように。明日からまた、勝利を目指して一丸になっていきましょう。

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2009年5月21日 (木)

それって奇跡

すみません。このところいただいたコメントに返信もせず、ブログをほったらかしちゃって。ちょっと虚無感みたいなものにさいなまれてたのかも。

レイソルが勝てない。レイソルサポーターはどうにも心が晴れない。そんな状況下で、一体私に何ができるというのか。こんなときは現実逃避だ。ここのところあっつい初夏みたいな陽気が続いてますね。新木場の殺風景な街並みに潮の香りが漂い始めた。もう夏も近いのですね。夏は太陽の季節。太陽。太陽王……。



やっぱりレイソルから離れられない!!



つか、レイソルが大変な今だからこそレイソルが気になる。忘れようとしても忘れられない、頭から振り払いたくても気になって仕方がない。

そんなつらさも「レイソルとともに生きる」と決めた者の宿命とあきらめ、今日も寝付きの悪い夜を迎えるのでした。選手やスタッフは、もっと苦しいはずだしね。いいよ、とことん付き合うよ、みたいな感じ。


こんなときこそ、生で試合を見たい。神戸にも応援に行きたいところだけど、翌日に仕事が入って諦めた。決して新型インフルエンザがどうこうってわけじゃない。





インフルエンザ、すごい騒ぎっすね。

昨日電車の中で、マスクをしているものの派手に咳込んでる人がいて、車内に「大丈夫かよ…」みたいな微妙な空気が流れてた。常々「もう少し冷静になったほうがいいんじゃないか」と思ってる私ですらも気になった。今に限らず、咳が止まらないときには電車に乗らないほうがいいですね。

以前医者に、「ウイルスの大きさをバレーボールとすると、マスクの目は東京ドーム」と聞いて以来、マスクの効用を疑ってかかってる私。それはガーゼのマスクのたとえ話で、現在主流の不織布を用いた高機能マスクとは違うとわかっちゃいるけど。経験上、人込みを避けることと、外出先から戻ったら手洗いうがいを励行することで、だいぶ防げると思いますね、インフルエンザに限らずウイルス性の感染症は。

とりあえず、神戸が不浄の地みたいな言われ方をするのはどうかと思う。

関西圏の人口は2000万人。300人が発症しているとして、7万人に1人。その割合は0.000015%。既に警戒されてる中、その確率で感染者に出会ったら奇跡だと思うのだが。

それより、初夏みたいな時分に「季節性のインフルエンザ」患者が結構大勢発生してることに驚いた、そんな2009年5月。

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2009年5月16日 (土)

鳥肌

そうだ、僕たちはこんな思いをしたくてここへ来てるんだと、ふと感じた。




後半ロスタイム、大津祐樹のドリブルから得たコーナー。ミノルがボールを置く。「ゴールゴール!! 柏ゴール!!!!」のコールが、どんどんボリュームを増してく。メインのお客さんもみんな手拍子を始める。日立台を埋めた何千人もの人々の心が、ひとつになる。

両腕にぶわっと鳥肌が立った。

いやホント、キザな言い方で恐縮ですが、ホントにそう思ったのですよ。ピッチ上の選手たちも含めて、黄色い人たちの心が一体化した瞬間を感じたのです。その刹那、冒頭の一文のような思いがふと頭をよぎった。

あそこで点を取れてれば。みんなを一つにしたのはレイソルのゴールへの期待感。叶ったら、凄まじい歓喜のエネルギーが爆発する、それは予感できていた。アレを味わっちゃうともう逃れられないんだよね…。






というわけで、追い上げながらも追いつけなかった鹿島戦。前半立て続けに失点したときはどうしようかと思いました。ガンバ戦のような不甲斐ない試合をまた繰り返すのか、ここ日立台で。悔しさや怒りを通り越して悲しくなってきたけど、でも後半は立て直して、チャンピオンチームを相手によく戦った。個々のテクニックやチームの連動性では及びもつかない鹿島を相手に、ハードワークで立ち向かう姿は、「このチームを支えていきたい」と思わせるに十分だった。

しかし敗れたのは事実。厳しい戦いが続いている。リーグ戦中断期間まであと1試合。何とか次こそ勝って、前向きなイメージで中断に入り、そこでチームを立て直してほしい。勝ててないから自信を失いがちだけど、今こそ自分たちを信じて。




それにしても鹿島は強かった。

テクニックに秀でた選手たちが次々にスペースに顔を出すから、パスがつながること。ボールへの寄せや攻守の切り替えもめっぽう速くて、セカンドボールを拾いまくるし、クリアもしっかりつなぐ。数的不利になっても、のらりくらりとかわしたり、締めるところはビシッと締めてゴールを死守したり。チームとしての意思の統一ぶりが半端じゃない。

いつかはレイソルもこんな盤石の強さを身に付けてほしい、と思ったことでした。

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