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2007年9月

2007年9月29日 (土)

生きる

東京へ向かう新幹線の中で、コレを書いております。

瑞穂球技場で行われた名古屋戦、行ってきました。ついに再開後初黒星を喫してしまいましたね。石さんは「少し気の緩みがあったかも」とコメントされていたが、私の印象では、雨の中戦う選手たちの顔は「絶対に勝ちたい」という闘志にあふれていたように思う。しかし、一人少ない数的不利(古賀ちゃん、今日は眠れないだろうなあ。次に出場する試合でこの悔しさを晴らそう)という要素を抜きにしても、完敗だった。

やはり、まだまだレイソルは盤石の強さを身につけたわけではないのです。今季スタート時の目標を達成したとはいえ、われわれはJ1昇格組の挑戦者。驕ることなく、慢心することなく、常に相手の胸を借りるつもりでぶつかっていかねばならない、ということでしょう。

今日は先輩の名古屋さんに冷や水を浴びせられたと捉えて、もう一度自らの足下を見つめなおし、次のガンバ戦に全力で、選手、スタッフ、サポーター全員でチャレンジしましょう。というわけで切り替え、キリカエです。




話は変わりますが。

スタジアムを後にして、ちょいと実家に寄ってきました。

ほんだもんで、頭の中がちょっと三河弁モードになっとる。いっぺんおいでん愛知県。

えー、実家ではイヌ1匹とネコ3匹を飼っておりまして。そのイヌが、いよいよ老い先短そうなので、顔を見ておこうかと立ち寄ったのです。名をムックといいます。

ウチで飼う犬には、代々ムックという名前をつけている。これは最初に犬を飼ったとき、当時4歳の私が、大好きだった『ひらけ!ポンキッキ』にあやかって「ガチャピン」という名にしようと主張したものの、語呂が悪いと母に猛反対され、ムックという折衷案を受け入れたためです。人生初の妥協でした(ウソつけ)。

今のムックは3代目。私の成人式の翌日に、生後半年くらいで迷い込んできたから、もうかれこれ18歳になります。人間で言えば? 100歳くらい?

既に子どもたちが手を離れていた両親は、子の代わりとばかりにムックを溺愛した。食事も人間と同じものを与えられ、あっという間に20kgを超える肥満児に。獣医さんから「人間に例えれば小錦並みです。ダイエットしなければ早死にしますよ」と忠告されていた。事実、太りすぎて自分の体重を支えられず、膝を壊してしまったほどである。

しかしムックは元気に生き続け、「早死宣告」した獣医さんのほうが先に亡くなってしまった。先のことはわからんもんです。

そんな彼女(メスです)だったが、やはり寄る年波には勝てず、一昨年あたりから歯は抜けるは耳は聞こえなくなるはで、すっかり老犬になってしまった。今では体重も10kgを割り、立つことすらできずオムツが欠かせない。要介護認定犬なのです。

実家に帰ると、庭のテラスでムックが横たわっていた。8月よりさらに痩せている。もはや顔を上げるのもつらそうで、撫でても嫌がるばかり、私が誰かもすっかり忘れているようだ。完全にボケてる。

でも、体を横たえながらも、皿に顔ごと突っ込んで水を飲んだり、エサを食べようとしている。歯の抜けた顎で懸命に噛もうとしている。その姿には、生物の「生きたい」という本能的な意思があふれていて、少し感動しました。大げさながら。

今日、ムックを最初に目にしたときは、「もう無理しなくてもいいよ」と声をかけたくなったが、生きることの尊さを教えられた気がしてその言葉を引っ込めた。こうなったら天寿を全うしてほしい。あと何日生きられるかわからないが、生きられる限り生きてほしい。と思ったことでした。

と言いつつも心配なのは、両親の介護疲れである。

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2007年9月27日 (木)

どこに行こうか10月7日

今週末のアウェイ名古屋戦も、その後のホームガンバ戦(TOP3に向けた重要な一戦! ところでこの絶妙な目標、さすが石さん!)も終わっていないのに気が早い話ではありますが、10月7日の日曜日にどこへ行こうか迷っております。

ふつーのレイソルサポ感覚ならば、東総運動場で行われるサテライトのジェフ戦を観に行くだろう。最近地方スタジアム訪問が趣味となりつつある私としては、この東総運動場自体にも興味を覚える。

が、この日は天皇杯3回戦が行われる日でもあるんですね。3回戦といえば、各都道府県代表同士で対戦して勝ち上がってきたチームが、J2の各チームに挑む一戦。今年もジャイアントキリングが起こるだろうかと興味津々なのだ。天皇杯を観に行くってのもアリだな、と。

おにぎり的に特に注目しているのは、西京極の「京都vs明治大」戦と、佐賀の「鳥栖vs筑波大」戦である。いずれも遠いのが難点だなあ。

なぜこの2カードなのか。

明大のFW山本紘之くんと、筑波のDF須藤壮史くんを見たいのです!

レイソルサポーターならご存じの通り、2人はレイソルU-18出身。大島くんと一緒にトップチームに上がるかと思ったが、惜しくも昇格はならなかった。しかしそれぞれ大学で頑張っているようだ。今週水曜日発売のエルゴラに、天皇杯2回戦の明大vsソニー仙台戦で山本くんがゴールを決めたことが小さく載っていた。須藤くんも、大学リーグでは出場機会を得ているらしい(詳しい方、教えてください)。

あれは昨年の5月28日、水戸市陸で行われたサテライトの水戸戦。右サイドバックでスタメン出場した須藤くんと、途中出場した山本くん。後半35分、須藤くんが右サイドを上ってボールを受け、中央を見やる。山本くんとアイコンタクト。そこにはユースで培った絶妙なコンビネーションがあった。2人の間にしか見えない視線のレーザービームが放たれた(よーな気がした)。

すかさずクロスを上げる須藤くん。DFラインを飛び出し思い切りジャンプする山本くん。ボールは山本くんの頭にピンポイントで合わされ、次の瞬間ゴールネットを揺らした。トップチームでも滅多にお目にかかれない、きれいなゴールでした。

あの試合の印象はすごく強くて、水戸市陸の部屋の天井に苔が生えてた(!)ことや、これから田植ですか?って感じのドロドロピッチや、ドゥンビアの強引な突破が初披露されたり終了間際に突如お祈りを始めたり、私の隣で見てたアンデルソンが優しかったりと、数々のポイントがある。がしかし、須藤くんと山本くんのコンビネーションから生まれたあのゴールは鮮烈なイメージとして残っている。

2人とも石さんが褒めていたなあ。特に山本くんの身体能力は抜群だった。彼はたしか、中学からサッカーを始めたはず。たぶん、今も日に日に成長しているのだろう。

一時期、「サッカー選手の旬は20~22歳」説が有力で、高校を卒業すると同時にプロになる選手が多かった。しかし昨今、大卒の選手がプロで台頭し、なおかつサテライトにいる高卒Jリーガーには実戦の場が少ないこともあって、「大学で多くの実戦経験を積んだ選手は伸びる」という見方が広まっている。もちろん個人差もあるしケースバイケースなわけですが、あの2人や今流経大の中心選手となってる船山くんなんかには、ぜひプレーヤーとして大きく成長して、将来再び黄色いユニフォームを着てもらいたいと思う。最近はレイソルも大卒選手を多く獲得してますしね。カリスマブロガースカウトにお願いしときますか。

というわけで、どこに行こうかな、10月7日。

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2007年9月25日 (火)

琵琶湖一周の旅

先週末の土曜日と日曜日、滋賀県に出かけてきました。

日曜日の夜には日立台に行くことが決まっていたので、正味1日半の短い旅でしたが、非常に充実しておりました。これまで何度か出かけたことはあったんだけど、仕事がらみや学校の合宿などの用事が多く、観光したのは久しぶり。特に琵琶湖の西岸や北岸、いわゆる湖西、湖北地方を回ったのは初めてだったんです。想像以上によさげなところでした。

今回滋賀に出かけた一番の理由は、ひこにゃんに会いたかったから。というのはもちろん冗談で(いや、彦根に行こうかじつに迷ったのだが、たぶんすごい人ごみだろうと断念した)、信楽に行きたかったんです。私と妻は焼き物の里に行くのが好きで、これまで唐津や萩、備前なんかに出かけては、窯元を回って食器を買ってきた。

特にぐい呑みを集めとります。磁器よりも、味のある陶器が好きなんです。信楽焼というとタヌキの置物のイメージがあるけど、窯変の効いた素朴で温かい感じの陶器も多いんですよね。それらを狙って行った次第。

新幹線を米原で降り、レンタカーで信楽に向かう。窯元を訪ねると、やはり!タヌキの大群に迎えられた。

Tanuki

果てしないタヌキの群れ。

4~5か所の窯元を巡り、お目当てのぐい呑みや平皿、小鉢などを買い漁りました。いい買い物ができた。

この日は大津のホテルに泊まり、翌朝、比叡山から湖西地方へクルマを走らせた。

今回の旅のもう一つの目的は、「鮒ずしを食べる」こと。お目当ての店があったんです。

それはマキノ(現・高島市)は海津にある料亭、「湖里庵」。遠藤周作がお忍びで通っていた料亭として有名で、自らの雅号「狐狸庵」にちなんで周作が命名したという由緒あるお店です。

ここは一日一組だけ宿泊できることでも知られている。4、5年前に『サライ』(相対的にはまだ若いくせして熟年向けのこの雑誌が好きな老成した私)の「湖畔の宿」特集で知って以来、いつかは泊まってみたかったのです。が、三連休なので当然予約は取れず、なおかつ昼食の予約も既にいっぱいだった! 仕方がないので、湖里庵を経営している魚屋さん「魚治」(向かいにある)で鮒ずしを買うこと、に目的を変更し、マキノへ向かったのでした。

しかしマキノに着く前に、ちょいと寄り道。

数年前、NHKスペシャルの「映像詩 里山 命めぐる水辺」を見て、いたく感動した。そこでこの番組の舞台、高島市針江地区に行ってみたかったのです。

この番組、見たことのある方いらっしゃいます? もう素晴らしくて素晴らしくて。またNHKを褒めてしまいそうだ。

簡単にご説明すると。

針江は湧水の里で、家の台所に井戸があったりするわけです。その水を生活に使うのですが、水を溜めておくプールが3段に分かれてるのが特徴。水が湧く一番上のプールは炊事や飲み水用、2番目のプールは食べ物を冷やしたり顔を洗ったりするのに使う。で、3番目のプールでは食器を洗う。

驚くのは、3番目のプールは川と直接繋がっていて、コイやヨシノボリなんかの魚が入ってくること。そんで、米粒なんかを食べて浄化しちゃうわけです。この仕組みを「かばた(川端)」というそうです。

つまり水を全く無駄なく、汚すことなく使う仕組み。自然と共生したこの生活スタイルが、番組ではじつに情緒豊かに美しく描かれていて、心底感心したのです、わたくし。

で、針江に行ってみたのですが。番組放映以来、観光客が押し寄せたみたいで、今は「地元のガイドによる見学以外、集落の中を歩くのはご遠慮ください」といたるところに張り紙がしてある。残念だけど、ここは生活の場だからなあ。無礼なふるまいをした人間もいたんだろうなあ。ということで早々に退散したのでした。次に来るときはガイドを頼もう。

Harie

それでも、じつに清麗な水が流れる水路や、そこで泳ぐコイたちの姿を見られて満足。

この後、無事に「魚治」で鮒ずしを買い求め、ついでに若鮎の山椒煮とかも買っちゃって、さらには近くの造り酒屋で地酒も仕入れて、大満足で帰路に就いた。

米原までのドライブ。湖北の風景はじつに美しく、今度は腰を据えて訪れてみたいと胸に誓うのでした。

それでは、長くなりましたがこのへんで。今夜は鮒ずしで一杯やるのだ。楽しみ楽しみ。

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2007年9月24日 (月)

今季最後の、最高のナイトゲーム

いんやあ~、昨晩も楽しかったわぁ、日立台ナイター。

大好きな日立台ナイトゲーム、一応昨日で今季ラストなんですよね(入れ替え戦とかもうお腹いっぱいなんで結構です)。悲しい。

柏市はじめ東葛のレイソルホームタウンエリアは約100万人もの人口を抱えているわけだが、その中にはあの雰囲気を知らない人も多いんだろうなあ。てか知らない人のほうが圧倒的多数なんだろうな。さらに言えば、レイソルがどこで試合をやってるかすら知らない人もいるんだろうな。

あんなに楽しい空間が街にある幸せ。たった10000人強の人しか味わえない至福。レイソルのホームゲームチケットは、プラチナペーパーにならなきゃウソだな。




前節から8人ものメンバーを入れ替えてきた川崎。それでも選手の顔ぶれを見ると、強豪チームの印象が強い。オチがスタメンに入ってないのが残念でしたが。

その川崎、立ち上がりはほとんど5バックの守備的な戦いを挑んできた。ボールを奪うと前線の我那覇、黒津が飛び出してカウンター。直樹が我那覇に振り切られヒヤリとする場面もあったが、絶好調の守護神雄太がまたも片足スーパーセーブ! さすが!

とはいえ前半の決定機といえばそれくらいで、まったりとした試合に。関塚さんはドローでも恩の字、ってくらいの心づもりだったのかしらん。

巌の負傷で後半からピッチに立った俊太。結論から言えば、この試合のMOMは文句なく俊太だったと思う。私に人選を任せてもらえるなら、ヒーローインタビューは俊太だったね。

1点目の起点となった亮へのスルーパス、太田の3点目の起点となった前線右のスペースへ出したパス、いずれもエクセレント。アルセウ初ゴールを演出したFKは、するすると上がっていった直樹の動きを見逃さず、フリーでの折り返しを可能にした技ありキックだった。俊太が入ると、セットプレーで得点の匂いがプンプンと漂い出す。昨日滋賀はマキノで買った鮒鮨のように。

得点シーン以外の場面でも、俊太にボールが入るとチーム全体がとても落ち着くんですよね。後半だけで4得点したのは、運が良かった面もあるけど、俊太の出場が密接に絡んでいると思う。

もちろん巌も良かったですよ。あの危機察知能力、ボールを奪うタックル、体の入れ方、いずれも俊太を上回る。層が厚くなってきたってことでしょうか。

俊太が唯一絡んでいない2点目は、前線からのプレス、タニとミノルが挟んでボールを奪い、素早く相手ゴールを目指すという、石さんが理想とする形のゴールだった。ホント、昨日の後半はレイソルのいい面がこれでもかってくらいに噴出した最高のゲームでしたね。




ところで話は変わりますが、今のレイソルのいちばんの財産って、サポーターだと思う。

みゃ長の企画力、プロデュース能力、カリスマ性は異常。今のレイソルサポーターの応援は、規模で言えば浦和に劣るかもしれませんが、オリジナリティという面において紛れもなく日本一、世界でも有数ではないでしょうか。昭和レトロな雰囲気といい、突発的なアイディアといい、笑いのセンスといい。クラブからお願いしているわけでもないのに、サポーターがスタジアムを特別な空間に仕立て上げてくれている。本当に頭が下がります。

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2007年9月21日 (金)

お隣さんクラブサッカー事情

ネットを日常的に使う人なら誰しも、「毎日欠かさずチェックしてるサイト」ってのがあると思う。私もその一人で、朝PCを開けるとブックマークしているいくつかのサイトを順繰りに確認していく。

韓国の新聞、朝鮮日報の日本語版ウェブサイトは大好きなサイトのひとつ。毎日欠かさず、朝と昼と夜と何度もチェックする(頻繁に更新してるし)。何が面白いかといえば、そこに「韓国から見た日本」が提示されているからに尽きる。“客観的”って視点とはまた違って、韓国ならではの視点になるが、日本と日本で起こっている出来事がこんな風に受け取られてるんだー、と新鮮な心持になる。

もちろん、根底に反日感情が流れている国だから、「そりゃないんじゃないの」と突っ込みたくなる記事も多い。しかし韓国が好きで何度か彼の国を訪問したことのある私は知っている。韓国人って、特に個人レベルでは日本に対する親近感がすごく大きいんだと。集団になると途端に反日メンタリティが持ち上がっちゃうフシはありますけど。

ちなみに韓国は好きだが、現大統領の盧武鉉は大嫌いで、彼が大統領やってる間は訪韓したくない私です。

前置きが非常に長くなったが、一昨日の朝鮮日報にこんな記事が載ってました。

ACLサッカー:日本にも「赤い悪魔」が!?

ACLで全北現代と対戦した浦和レッズについて、記者さんはチームよりもサポーターに驚いたようだ。記事を読むと、何のひねりもなくレッズのサポーターに驚嘆している様が見て取れる。われわれJリーグ好きな日本人にとっては「何を今さら」感があるけど、韓国ではここのところKリーグの人気低下が叫ばれており、日本でのクラブチームの盛り上がりぶりを本国に伝えるべく筆を取ったというのが真相でしょう。

レッズは他のJリーグクラブサポーターから見てもちょっと異常というか飛び抜けている感があるから、韓国人記者がそう思ったのも無理はない。記事のタイトルに、韓国人の意地みたいなものを感じさせますが。

一方同日の同紙には、こんな記事も載っている。

ACLサッカー:城南、試合に勝ってもすっきりしないワケ

同日、韓国で行われた城南一和の試合は、何と観客数2000人だったらしい(記事には具体的な数字は載っていない。国内サッカー関係者に聞きました)。記事では、城南一和関係者のコメントで、観客が少ない原因を大雨に求めているけど、それは明らかに現実逃避でしょう。クラブがアジアの舞台で戦っているのに、2000人しかお客さんが集まらないってのは、いくらなんでもひどい。根本的な原因が他にあると考えるのが自然だ。

代表よりもクラブチーム。欧州では当たり前のこの考え、文化が、日本ではまだまだ根付いていないと言われる。しかしお隣韓国ではさらに深刻なようだ。サッカーを国技とする国なのに、クラブチームに人が集まらないのでは、大韓サッカー協会の人々も頭が痛いだろう。

せっかくW杯のおかげで立派なスタジアムが多数建設されたんだから、Kリーグにもっと人が集まってほしいものだと、フットボール好きのはしくれとして心から思いますね。

しかし将来レイソルがACLに出場したら、外国のメディアはあの「昭和歌謡」チックな応援を何と表現するだろう。非常に興味深い。そのためにも石さんと選手の皆さん、ACL狙ってください。

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2007年9月19日 (水)

記憶の飛行船

会社の窓から何気なく外を見たら、飛行船が飛んでました。

Hikosen

機体には何かの広告ロゴが書かれてたようだが、飛行船は思いのほか速く、弧を描いてミッドタウンのビルの陰に隠れてしまったため確認できず。どこが飛ばしてたんだろう? 飛行船なんていまどき、広告媒体以外の目的で飛ぶことはほとんどないでしょうからね。

ちなみに、こんな風に思いがけず飛行船に遭遇したとき、私はいつも思いだす風景がある。

まだ小学校に上がる前、愛知県豊橋市にある親類宅前の道路から仰ぎ見た飛行船。目玉みたいな模様が描かれていて、機体は赤や黄の原色で塗られていた。その異様さ、ビルからにょきっと現れた衝撃は、ありありと脳裏に焼き付いている。

あの飛行船はなんだったんだろうか。思い出すたび気になっていたんだけど、調べる術もなくほったらかしてあった。

しかし最近はインターネッツという強い味方がいる。今日も例に違わずあの飛行船を思い出したので、ちょっと調べてみた。

「目玉 模様 飛行船」とかのキーワードでググってみたけど、ヒットせず。何度かキーワードを変えて検索してみたら、「!」あの飛行船の画像が現れた。そして何と、飛行船の動画まで公開しているサイトがあった。いやー、技術の進歩は素晴らしいですね。

飛行船レインボー号の動画(ISAOの日立写真館)

調べてみると、この飛行船は岡本太郎デザイン(それっぽい!)による「レインボー号」。積水ハウスの宣伝活動で、全国を飛んでいたらしい。昭和48年のことというから、わたくし3歳でした。その割にははっきり覚えている。

なんでも、積水ハウスは当初、自社のロゴを機体に入れることを考えていたらしいのだが、それを知った岡本太郎が「大空はみんなのものだ、そこに広告を飛ばすなんてけしからん!」と怒ったそうで。したがってレインボー号の機体にはロゴ等は入らず、岡本太郎による原色バリバリの模様のみが描かれていたと。全国で飛行船を飛ばすなんて相当な経費がかかったはずだが、ロゴなしで飛ばした積水ハウスは英断でしたね。しかし現に34年も経った今、こうして個人のブログで「積水ハウス」と計4回も書いてるくらいだから、宣伝効果は十分にあったのだ。当時も「あの飛行船は何?」ということで、人々の大きな関心を集めたらしい。

かくして長年の疑問は氷解したのだが、真相を知ってしまうとちょっとつまらん気もする。あの飛行船は私の記憶の中でのみ飛び続けてる、というのがロマンティックじゃないすか? いい歳して夢見過ぎ?

このエントリをお読みになっている30代半ば以上のあなた、レインボー号の記憶はありますか?

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2007年9月18日 (火)

浦和のバケモノぶりが際立つデータだった

今年もJクラブの経営情報が開示されましたね。

クラブ経営状況(Jリーグ公式) ※下のほうにPDFのリンクあり

いろいろ興味深い数字が並んどります。しかし一言で言い表すとすれば、

浦和すげえ

に尽きるのではないでしょうか。

05年度の営業収入58億500万円から12億円余り増加して70億の大台に。2位のマリノスに25億円の差をつけて断トツのトップ。その差分だけで水戸を7つ運営できます。名実ともにビッグクラブですな。

しかし経常利益が一昨年度比マイナスになってるのは、レッズランドとかにお金をかけたのかしらん。クラブハウスの建設費用を償却したとか? いずれにしても、順調かつ健全な経営をなさっている印象です。

浦和のすごさは、入場料収入の多さにも表れている。入場料で25億3100万円ですって。入場料だけで水戸を(以下略)。

入場料収入2位の新潟が9億9千万ですからね。ケタが違う。違う見方をすれば、入場者数では大差のない浦和と新潟に、なぜこれほどまでの差ができるのか、ちょっと謎。チケットの単価は大差ないと思うのだが。新潟が招待券をばらまいているとも思えないし。

わがレイソルに目を移しますと。

J2では断トツの数字ですね、収入も支出も。それでも一昨年より少なくはなっている。営業費用は一昨年4位だったが、昨年はJ1J2トータルで6位に下がった。レイソルは経営の健全化を図っていくと、今年のカンファレンスで小野寺前社長と寺坂取締役(現常務)、竹本GMがおっしゃっていたから、来年発表される数字はまた変わってくるでしょう。

気になるのは人件費でして、21億8800万に上っている。しかしレイソルに1億円プレーヤーがゾロゾロいるわけではない。フランサは別格として、日本人選手の年俸は他と比較しても平均的であるはずだ(日刊スポーツさんの選手名鑑によると)。いろんな事情があるってことでしょうか…。選手の移籍には移籍金とかが付いてまわるし、「人件費=選手の年俸総額」ではないという。

ちなみにレイソルの人件費は全クラブ中4位だ。浦和が1位なのは当然として、2位はなんと名古屋。費用対効果って意味では何ともな感じである。まあ、必ずしもお金をかければ成績が上がるってもんでもないのでしょうね。

それにしても、細部を見ていくとホントに面白いデータだ。わたくし現在、決算書の読み方を勉強している最中でして、さらに細かいデータ(P/L、B/S、キャッシュフローとか)を見てみたくなります。だがこれでも、何にも開示されないより100倍マシである。時間をかけてじっくり読んでみよう。

しかし、ヴェルディ最大の収入源である「その他」ってなんだろう…。

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2007年9月17日 (月)

レイソルの生命線

昨日の新潟戦にも勝利し、5位にまで順位を上げたレイソル。積み上げた勝点は43、今季の目標「勝点45」まで、9試合を残してあと2つというところまで来た。この好調ぶり、ちょっと手前味噌な言い方をすれば「今季のJ1でいちばんのサプライズ」、いわゆる「台風の目」ってやつじゃないでしょうか。

特に素晴らしいのがリーグ最少失点を誇る守備陣だ。去年の今頃、J2で失点の多さに苦しんでいたことがウソのよう。チームの基本である「前線からのプレスでボールを奪い、素早く相手ゴールを目指す」プレースタイルは変わらないのに、いったい何が奏功しているのか。

最近、食ネタばかり取り上げて、すっかりグルメブログに成り下がったと一部で言われているオニギライズですが、今日はちょいと真剣にサッカーについて考察してみたいと思う次第です。

というわけで、わたくしめが考える「守りのレイソル」、その理由。

まず、「キャプテン南雄太の好調」。

最近の雄太が、特に至近距離からのシュートに抜群の反応を示しているのは皆さんよくおわかりのことと存じます。加えて、今季はキックの精度も上がっていると思う。これはGKコーチのホブソンさんの指導もさることながら、水谷の存在が大きいのではないかと。

これまで雄太はスタメンを保障されているかのようなフシがあった。誤解しないでほしいのは、カトゥやピントの実力がどうってわけじゃなくて、複数いるGKがみな成長過程だったということ。そこに、他チームで正GKを努め、実績と経験で雄太と張るミズが加入したことで、健全な競争関係が生まれた。健全な競争に勝るモチベーションはありません(余談だが、だから私は「世界に一つだけの花」という歌が大嫌いだ)。

次に、「古賀ちゃんの加入」。これも異論ありませんね。

古賀ちゃんが素晴らしいセンターバックであることは名古屋時代から知れ渡っていたが、今季はさらに一皮むけた感がある。その理由は、これまでは秋田や大森といった年上の選手と一緒に守備陣を組むことが多かったのに対し、今季のレイソルでは近藤や小林祐三、大谷ら若い選手たちと組むことになって(最年長組なのになぜか永遠の若手であるクラちゃんは除く。てかあの存在感は謎)、守備陣を引っ張るという強い自覚が生まれたことが大きかったのではないだろうか。石さんやGMの竹本さんは古賀ちゃん獲得の理由として、「若い選手の見本となるような経験豊富な選手がほしかった」と語っていたが、ここまでの活躍ぶりを見るに、その目的は十二分に果たされていると言えるだろう。

古賀ちゃんの存在とプレーが、コンビを組むドゥーやパンゾーの力を引き出して、全体として大幅なレベルアップを実現した。素晴らしいシナジー効果が生まれているのではないでしょうか。

とまあ、ここまでの2つは誰しもが感じていることだと思う。しかし個人的には、次に挙げる要素こそ、「守りのレイソル」を築いている最大の要因だと思っている。

それは、「2列目の選手たち」。

石さんの守備は、基本マンマーク。しかしアウレリオ時代のような、マークする選手に付いて逆サイドまで行っちゃうような極端なマンマークじゃなくて、しっかりと受け渡しをしながら守っている。

たとえば相手の右サイドバックが上がってきたようなときは、レイソルの左サイドバックのタニが付く。するとパンゾーと古賀ちゃんが連動して左にずれ、相手のFWやトップ下の選手を見る。で、レイソルの右サイドバックのクラちゃんがもう一人のFWを見ると。

こうなると、レイソルから見た右サイドで、相手選手が1人フリーになる。この選手を誰が見るか。レイソルの2列目の右、今なら太田くんが下がって付くんですね。逆に相手が左サイドを使って攻めてきたときは、ミノルが下がってレイソルの左サイドをケアする。この「釣瓶の動き」が、レイソルの守備を形作っているわけです。

言うまでもなく、2列目の左右、太田くんとミノルにはものすごい運動量が要求される。アタッカーとしてだけではなく、守備的MFとしての仕事も割り当てられているのですから。

加えて、今季石さんは前線からのプレスという仕事に多少目をつむっても、フランサの攻撃力に賭けた。フランサを攻撃の軸に据えた。これ、石さんの中ではものすごく大きな決断だったと思うのですが、その分2列目の真ん中に入る選手には、昨年2人でやっていた前線からのプレス役を1人でこなす役割が求められるようになった。

つまり、チュンソンとミノルと太田くん、今は戦列を離れていますが鈴木たっちゃん、そして途中出場が多いですけど由紀彦とヤザー。彼らの運動量こそが、今季のチームの生命線と言えるわけです。国立で行われたマリノス戦では、底なしのスタミナを誇るはずの太田くんが足を攣らせていたけど、それもむべなるかな。一説によるとチュンソンは、心拍数180とかの状態でプレーしているそうで、その状態で正確なプレーを求められるわけですから、ちょっとかわいそうな気もするのです。

しかしそんな重要な役割を担わされた彼らが、今、急激に成長していることは間違いない。数年後にやってくる(はずの)レイソルの黄金期の中核を担う彼らに期待して、石さんはあえて厳しい役割を与えているのでしょう。

もちろん、今季レイソルの守備が好調な理由は他にもたくさんあると思います。アルセウがフィットしたこと、チーム全員で体を張っていること、巌のプレーがJ1でも十分に通用していること、俊太くんの守備面における成長、その他もろもろ…。

それでも2列目を構成する選手たちが、今季のレイソルにとって攻守の要であることは間違いない。ぜひ温かい声援で、彼らの常軌を逸した働きぶりを讃えてあげたいものです。

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2007年9月16日 (日)

勝点45の向こうに

それにしても石さんの頑固さには思わず笑いますね。新潟戦、素晴らしい逆転勝利の後のスカパー!フラッシュインタビューで、インタビュアーの川本さんが何とか「勝点45」以降の目標を聞き出そうとしてるのに、「イヤ、あと9試合でどうやって勝点2を取るかです」と言い張ってましたな。

石さんの話法でよくあるのが、いったん肯定しておいて、“ただ”という逆接的な接続詞の後に苦言や注文を付ける、というもの。「今日はチュンソンがフランサの周りでいい仕事をしてくれた。ただ、まだ攻撃のところでミスが多い。決めるべきところで決めておかないと…」みたいなコメントが多いのです。しかしあのフラッシュインタビューでは、頭ごなしに明確に否定していたからなあ。「ぶっちゃけ残留は間違いないでしょ。あとはどんだけ順位を上げられるかでしょ」みたいなぬるい空気が、選手やスタッフ、われわれサポーターの間にも蔓延することを全力で阻止したいという、石さんの強い意志を感じました。

確かに、中断が明けてから負けてないものの、盤石の強さを発揮した横綱相撲なんて1試合もなかったですしね。今のレイソルは、平幕で勝ち星を重ねてる十両上がりの前頭15枚目みたいなもの。今季いい成績を残して番付が上がれば、来場所(来季)は厳しいマークに遭って勝てなくなるかもしれない。たぶん石さんはそこまで見越して、「常にチャレンジャーたれ」とのメッセージを発しているんだと思う。

別の見方をすれば、石さんは「今季の目標は勝点45」と言い続けている。この「今季」ってところがキモでして、任期中に「J1で優勝争いができるチームにする」ことが石さんのロングスパンでの目標なんですね。だから今季勝点45を獲得した後も、選手たちを鍛え続け、チームの基礎を固める作業を続ける。そのために常に全力で勝利を目指し続けるのは間違いありません。

それにしても今日の新潟戦、今季初の逆転勝利。レイソルが徐々に勝負強くなっていることは間違いない。こうして日々成長するチームを見守るのは、いいもんですね。徐々に崩壊していくチームを見るほど辛いことはないからなあ…。

数年後のチャンピオンを目指して、われわれも選手を鼓舞し、最高の応援でサポートしましょう。つうことで次はふろん太戦!

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2007年9月14日 (金)

麺類の日・二日目

そんなわけで高松で迎えた朝。午前中に行われるはずだった打ち合わせが午後に変更され、ぽっかり時間が空いてしまった。

こうなったら、仕事の前で多少後ろめたいけど、うどん食べに行くしかあるまい!

初めて香川で讃岐うどんを食べたのは、8年ほど前。讃岐うどんのバイブルと言われる「恐るべき讃岐うどん」を読んでうどん屋さん巡りを決心し、勇躍四国へ渡ったのだった。そのときの感激、驚きは今もアリアリと思いだせる。うどん好きにとっては至福の旅だった。

8年前には7~8軒のうどん屋さんを回ったのだが、そのうちの1軒、どうしても店名を思い出せない店があった。その店の出汁はもんのすごくイリコの香りが強烈で、カルチャーショックを受けた。中部地方で育った私がそうなんだから、関東の人にとってはさらにすごい衝撃だと思う。

もう一度その店で食べてみたい。だけど店名を思い出せない。ところが幸いなことに、今回の出張の同行者の一人が、奥さんの母方の実家が香川県の綾川町(旧綾南町)という男で、何度か当地を訪れているためうどん屋さんに詳しいという。彼に「県道沿いで、小さい看板が出ていて、少し坂を上った交差点の近くで…」と覚えている限りの店の特徴を伝えたら、「たぶん『たむら』であろう」と回答を得たのであった。

ウェブで住所を調べて「たむら」へ行ってみると…。間違いない! ここだ。同僚に感謝、である。

早速“かけ”をオーダーする。……あぁ! 強烈なイリコの香りが鼻腔を突き抜ける! コレ、コレですよ。讃岐うどんはうどん(=麺)の素晴らしさで知られているが、出汁の美味しさも特筆ものだ。店によって風味が全く違うしね、食べ比べる価値がある。

すかさずおかわりし、ふた玉を飲み込んですっかり機嫌がよくなった私は、次なるうどん屋さんを目指した。数あるうどん店の中でも名店の誉れ高い、「山越」である。

じつは8年前に初めて讃岐うどんを食べたのが、この「山越」だった。エッジの立ったうどんの切り口、“硬い”のとは異なるモチモチとした歯ごたえ。口の中を愛撫されているかのごときその食感に驚愕した、私のグルメ遍歴(と呼べるほどのもんでもないが)でも特別な地位を占めている店である。

最近すごい人気だと聞いてはいたが、店はすっかり様変わりしてしまっていた。駐車場は第3くらいまであるし、町工場然とした店構えは増築に次ぐ増築でうどんテーマパークのような趣に。平日だというのに、行列ができている。

Kamatama

この店の看板である釜玉と、かけをオーダーする。美味しかったのだけれど…8年前の感激はない、かな。記憶を美化しすぎたのだろう。それに、店の規模が大きくなってしまったことが、メンタル面でマイナスに作用していたのかもしれん。今回は「たむら」のほうが美味しく感じたな。

この後、まんのう町の奥地にある「谷川米穀店」を目指すことも考えたのだが、約束の時間を考慮して断念し、高松市内へ戻りました。

讃岐うどん店巡りの魅力って、うどんそのものの美味さもさることながら、香川県全域をフィールドに見立てた巨大オリエンテーリングというか、胃にハンコを押していくスタンプラリーというか、そういうエンターテインメント性なんだと思う(お遍路さんもそんな感じなのだろうか?)。地図を片手にうろうろと店を探し、ついに見つけたときの高揚感なんかにそんなニュアンスを感じる。もちろん味も間違いないから、やったことのない方はぜひチャレンジしてみてください、うどん屋さん巡り。

無事に仕事を終え、夕方の便で帰京したのだが、お昼前にうどんを食べたのみだったので小腹がすいた。

羽田でカフェテリアに入り、何気なくパスタを頼んで気がついた。

「…また麺類!!」

こうなったら夜食にフォーでも食べて、麺類尽くしの2日間にピリオドを打とうと思う。はい、炭水化物摂り過ぎです。

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麺類の日

四国へ来ているのです。

朝8時台の便で松山へ飛び、一仕事こなしてレンタカーで徳島へ。ここでも打ち合わせを行った後、夜のハイウェイを飛ばして高松へ来ました。四国ってくらいなもんで4つの県(国)があるわけですが、そのうちの3つを1日で回ってしまう超過密スケジュール。移動に次ぐ移動でちょいと疲れました。

しかし3県を1日で訪問したこと以上に、今日は麺類ばっかり食ってたことが印象に残ってる。

手始めに羽田第1ターミナルの搭乗ゲート内にある「八割そば」で朝ごはん。これ、食べたことのある方いらっしゃいます? JALがやってると思しき売店で食べられる立ち食いそばなのだが、歯ごたえがあってなかなか美味しい。たぶん、茹でて急速冷凍したそばを湯がいているからコシがあるんだと思う。

だが、その味もさることながら、おにぎり的には2つのギャップにそそられる。

まず「空港で立ち食いそば」という場違い感、そしてもうひとつ「調理しているのがJALの制服っぽいお姉さん」という違和感。特に後者は、「立ち食いそばの調理人=かっぽう着姿のおばちゃん」という先入観が軽く裏切られ、ちょっと萌えます。

そして昼ごはんは、松山で「鯛そうめん」。

これは小さめの鯛の煮つけを素麺に添えたもので、私は今回初めて食べた。素麺をつけるつゆも、酸味の効いた独特なもの。鯛は小ぶりな分、味がきめ細かなようで美味。頬や目の周りの肉まで周到にほじくり出しちゃいました。

少し時間があったので、道後の湯になんか浸かってみちゃったりして。陽の高いうちから入る温泉は最高ですな。

そんで3時間のドライブを経て、徳島へ。約束の時間まで少し空いたので、徳島ラーメンを食べてみたくなった。

目についた店に入ったのだが、これがなぜか正統派の九州豚骨系ラーメンで、豚バラ肉に生卵という徳島ラーメンを期待していた私には空振りだった。普通に美味しかったのだけれど。しかし納得がいかなかったので、打ち合わせが終わった後、地元の方から徳島ラーメンを出すお店を聞き出して、再度チャレンジした。

私も結構長いこと生きてますが、わずか3時間ほどの間に2杯もラーメン食ったのは初めてです。こんなことしてるから体脂肪率がウン%に…。

わざわざ遠回りしてありついた徳島ラーメン。

Tokushima_ramen

甘辛く煮込まれれた豚バラ肉がチャーシュー代わりにのっかっている。豚骨でとったスープに醤油と少量の味噌でこってりと味付けられたスープ。美味しかったのだが、さすがにちょっとヘビーでした…。

明日は高松で1件、打ち合わせが入ってる。

しかしそれ以外はちょっと余裕があるので、空き時間を利用して行ってこようと思う。そう、ここまで来たんだから。

おにぎり的に麺類の王様と認定している讃岐うどん! こう見えても(?)わたくし、死ぬ間際に食べたいものは?との質問には「うどん」と答えるほどのうどん食いである。明日は連続麺類記録の最長レコードに挑んでやろう。

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2007年9月12日 (水)

いろんなことが起こってる

それにしてもだ。

世の中でいろんなことが同時多発的に起こっていて、わが貧弱な脳ミソはついていけません。

ええっと、宮間あやがフリーキックを蹴って、それを貴章が押し込んで代表初ゴールを決めて、敗れた責任をとって安倍さんが辞任を表明したんでしたっけ…。

ことサッカーに限ってみても、この2日間でフル代表、五輪代表、なでしこジャパンと立て続けに国際試合が行われたわけで。わがイチオシの宮間がFKを2発決めたり、貴章くんが点を取ったり、パンゾーとチュンソンが出場を果たしたりと、総じてめでたい。

今日は仕事で五輪代表の試合が見られなかったんですけど、チュンソンの出来はどうでした? 後半最後の出場で、ボールに触れたんでしょうか? パンゾーはボランチとして出場したみたいだけど、プレーはどうだったんでしょうか? パンゾーに関しては、ここの所のJリーグでの実績は五輪代表チームの中でもトップクラスだと思うので、無難にこなしたと信じてますけど。

反町さんはこれまで、どうもパンゾーを信用していないように思えて非常に不満だったのだけれど、1人少ない状況で守りを再構築するために起用したってことは、最近の評価は高いんでしょうかね。どっちにしても、生殺与奪の権限は監督が握っているのだから、ひとつよしなにお願いします、大監督(←ソリさんに対する石さんの呼び方)。

生殺与奪といえば。

安倍さんの辞任表明記者会見、テレビで見てましたけど、相当疲れてましたね。与謝野さんが言っていた通り、健康面での問題もあったのかもしれない、と思わせるやつれぶりだった。しかし、それを差し引いても、「小沢さんが党首会談に応じてくれないから」と駄々っ子のように繰り返していたフレーズ、アレはないんじゃなかろうか。まるで与党総裁=総理大臣の生殺与奪の権限を小沢さんが握っているように、国民に対して印象づけてしまったのではないか。あの発言を聞いていた自民党の広報担当者は、頭を抱えたと思うな。

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911

元来、クルマ好きにとって、911(ナインイレブン)といえばポルシェだったわけですが。

2001年以来、違う意味を示すようになってしまいましたね。

あの日、関東地方は台風にみまわれていた。よーく覚えている。なぜならあの日、私の母と祖母がアメリカに向けて旅立ったからなのです。

当時姉一家が、義兄の仕事でワシントンに住んでおり、母と祖母は姉一家を訪問すべく旅立ったのでした。当初は名古屋から成田まで国内線で飛ぶ予定だったのに、台風で欠航する恐れがあると、前日に新幹線で上京してきたのでした。私、都内のホテルを予約し(孝行息子!)、夕食を共にしたのです。

2人は11日、無事に成田から飛んでいったのですが、その晩、歌舞伎町で飲んでたときに飛び込んできたのがテロのニュース。家に帰ってコトの尋常ならざるを知り、途端に母と祖母の安否が頭をよぎったのです。

折しも妻の兄もニューヨーク出張中(しかも金融業!)、あの晩は2人とも眠れず、ANAはじめ関係各方面に電話を掛けていたことを思い出します。

結局その夜は安否不明だったのですが、翌日になって母と祖母が搭乗した飛行機は、デトロイトに着陸したことが判明しました。義兄も無事だった。

母と祖母はデトロイトに二泊し、ANAが用意したバスでワシントンに向かったそうです。その時一緒の飛行機に乗っていた人たちとは、今でも交流があるらしい。ある意味すごい体験を共有したのだから、理解できます。

あれからもう6年。世界はいまだあの事件の影響下にある気がします。世界史的観点から見ても、大きなターニングポイントだったのでしょう。

しかし個人的には、初めて母の安否を真剣に案じた日として、忘れることができないのです。

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2007年9月 9日 (日)

栃木、あつい

Utsunomiya

なぜ私はこんな屋外でブログをしたためているのだろう。

タネを明かせば栃木SCの試合を見てきたんです。今日は本来のホームスタジアム・栃木グリーンスタジアムではなく栃木県運動公園で行われた。試合終了後タクシーを拾おうと待ってみたものの待てど暮らせど空車が来ず、仕方なく電話帳で調べてクルマを呼んだのだが、混雑してて20分以上かかると言われて、ヒマつぶしにブログを書き始めた次第。まったく段取り悪いな!

本日のカードは栃木SC対HONDA FC戦。J昇格を狙う栃木にとって、絶対に勝っておきたい試合だ。しかし0対3で大敗しました。シュート2本じゃ勝てないわな。

うち1本は、後半途中から出場した山下芳輝ゲットゴール!が放った惜しいシュート。ゴール前のスペースに走り込んでパスを受け、振り向きざまに打った美しいシュートだったが、惜しくも枠を捉えられなかった。ヤマシ、相変わらず上手いね。と試合後に言ったら「でも入んないから」と苦笑してましたが。

ひとことで言えばチームの熟成度が勝敗を分けたんじゃないでしょうか。HONDAは攻守ともに連動性がよく、チーム全体でプレーしてた。栃木は立ち上がりこそ良かったものの、次第に連動性が影をひそめてしまった。

またHONDAの攻撃がじつにシンプルだった。かといって単調になるわけでもなく、クロスやミドルや中央突破など、フィニッシュに至るまでのアイデアも豊富。逆に栃木は、攻守ともに手数をかけすぎて、チャンスを失ったりピンチを招いたりするシーンが目に付きました。

終わってみればHONDAの強さばかりが印象に残ったのだけれど。

でも、最大の発見は栃木の熱い応援です。サポーターの応援は既にJレベル。宇都宮の街の商店街に掲げられたフラッグや、電車の車内に何人も見られた「家からレプリカ着ちゃうサポ」の多さ、最寄り駅で東武鉄道の社員が配っていた栃木応援パンフレットなど、周辺の盛り上がりという点では準加盟4チームの中でも高いと思う。今季は苦しくなったけど、ハシラさんのもと熟成を深めて、来年1位昇格を目指してほしいですね。

文句は言うまいとは思っていたが、やはり書きたくなってしまう。性格悪いから。

まず。この試合のキックオフを13時にしたの誰!? 9月初旬の暑さなんて、いくら日程つくるのが冬でも想像つきそうなもんだ。質の高いサッカーが見られないどころか、死にそうになってる観客いたよ、熱中症で。

あと、5000人超の入場者数に対して、あのスタジアムではもはやキャパオーバーだ。通路が狭すぎる。狭い所に売店を置くもんだから、コンコースは人、人、人ですごい修羅場に。

ゴミ箱がないのもいただけない。設置されてたのかもしれんが、さんざん探したのに見つけられなかった。ということは表示の仕方に問題アリってことでしょう。ゴミの元は場内で売ってる弁当やドリンク類なんだし、「ゴミは持ち帰りましょう」なんて、環境問題を錦の御旗にした言い訳は試合主管者の怠慢だ。快適な観戦にゴミ箱は必須と心得るべし。

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2007年9月 7日 (金)

なんだかんだ言ってもNHKはすごい件

そう思いません?

小さい頃から大のテレビっ子で、高校3年生になっても金曜日になると受験勉強を放っぽってドラえもんを見ていたこの私。見ながら「この歳になってアニメ大好きなオレは果たして大丈夫なんだろうか」と我が身を案じていた。なのにここ数年、テレビをほとんど見なくなってしまった。

やべっちとかスーパーサッカーとかのサッカー番組、スポーツニュースは欠かさず見るんですけどね。最後に見てた連ドラはTBSの「青い鳥」だし(鈴木杏が子役だった頃だ)、バラエティに至っては全く見ないため、最近のお笑い芸人とか全然知らない。若い人との会話に全く付いていけない。

それでも家にいるときはいつもテレビを点けてる。何を見てるかというと、NHKなんです。自信を持って、声を大にして言えるが、受信料のもとは取ってる!

朝起きると、今なら「どんと晴れ」。主演の女の子が猿岩石(←これくらいのちょい古芸人ならわかる)の有吉に似てると思うのはおいらだけかしらん。

昼は会社に行ってるから見ませんが、昨日みたいに台風が来てて情報を知りたい時なんかは、会社でもNHKのニュースにチャンネルを合わせる。やはり一番情報が濃いから。

底力を感じるのはNHKスペシャルですね。去年やってた「プラネットアース」とか、何カ月か前にやってたインカ帝国やマヤ文明のシリーズとか。4月頃に放映された新日鉄とミタルスチールの企業買収攻防のやつもすごかった(これだけの取材をよく新日鉄の広報は許したな、と別の意味でも感心した)。圧倒的な取材量、取材の質、そして取材経費。民報がマネしようったって、逆立ちしてもできませんよ。民報のスポンサー料じゃ絶対に賄えないもん(大人の事情であまり大きな声では言えないが、サッカーをはじめとするスポーツ中継も、NHKには敵わないと思う)。

ところで、現在の私が唯一、毎週楽しみにしている番組がある。

それは火曜日の「サラリーマンNEO」。なんか、今月でシーズン2も終わっちゃうみたいですね。悲しい。

この番組、コントをはじめ、いろんなシリーズがあるんですけど。今や看板コントとなった「セクスィー部長」、「大河内透の恋愛ブログ」、「世界の社食から」などなど。「教えてMr.ゴーン」も好き。しかし一番のお気に入りは、入江雅人の迫真の演技が見られる「なので…」かもしれない。大昔、「ウッチャンナンチャンのシャララ」で一人芝居をやってた頃から、入江雅人は好きなんです。

NHKってどんな会社なんだろう。こんな番組を放映することは、昔のNHKではありえなかった。時代が変わったんでしょうか。

変わったといえば、NHKの放送コードも大きく変わったと思う。前述の「世界の社食から」や別番組「プロフェッショナル」、その前にやってた「プロジェクトX」なんかでは、企業名を思いっきり出している。これも昔ではありえなかったことですね。山口百恵の「プレイバックパート2」で、「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ」をNHKでのみ「真っ赤なクルマ」に歌い変えていたなんて、今の若い子は知らないだろうなあ(←おっさん)。

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2007年9月 5日 (水)

君知るや山形のだし

唐突に、昨日の晩ごはんの写真を載せてみる。

Dashi

きなこさんに触発されたわけでも、更新が滞っている春夏秋冬の向こうを張ったわけでもありませんが。

昔から料理は大好きで、昨日は久しぶりに早く帰宅したから作ってみた。真ん中は鶏もも肉塩焼きの柚子胡椒添え。右はピーマンとじゃこの炒め煮、左は冷奴でございます。ビールはィエビスに限るね!

鶏もも肉塩焼きは、フライパンに軽く塩を振ったもも肉を皮が下になるように置き(油はいらない)、ごくごく弱火にかける。そんで45分ほっとく。鶏から脂が出て、勝手にから揚げ状態になります。最後に裏返して、10分ほど火を通す。皮はカリカリ、身は箸でちぎれるほど柔らかく仕上がります。柚子胡椒と一緒に食べると至福の美味。ブロイラーを美味しく食べるには一番の調理法だと思いますよ、奥さん!

しかし本日のイチオシポイントは、左の冷奴だったりする。

豆腐の上にかけてあるやつ、携帯で撮った写真だから見づらいと思いますが、自分でつくった「だし」なんです。

「だし」とは山形の夏の郷土料理(?)で、出汁でも山車でもないのです。いろんな夏野菜を荒みじんに刻んで和えたもので、彼の地ではこうして冷奴に乗せたり、ごはんに乗せたりして食すらしい。近所のスーパーで完成品を売っており、以前食べたら美味しかったので、自分で作ってみた次第。

本日の「だし」を構成するキャストは、ナス、オクラ、ミョウガ、キュウリの皆さん。その他、長ネギや大葉、なめこなど、夏野菜なら何を入れてもいいらしい。自分で作ってみたら、大変具合がよろしい。ぷちぷちと楽しい歯触りで、香味野菜の香りがあふれて、とっても清涼感があります。冬は寒いくせに夏はフェーン現象でクソ暑い山形で愛されてるのも、わかる気がする。

そもそも、齢30半ばを過ぎて、味覚の嗜好が大きく変化した。

子どもの頃は子どもっぽく、ハンバーグやカレーライスが好きだったわけだが(今でも好きだが)、20代からはナスやらオクラやらミョウガといった野菜が、たまらなく愛おしくなった。ナスの漬物なんてもうこれさえあれば!って感じで好きだし、オクラが1パック100円で売られてると無条件に買い物かごに放り込んじゃう。ゴーヤとか各種の山菜も最高ですね。

こないだ某20代のやつらと食事に行ったとき。サラダバーで美味しそうなのをよそってきたら、「何これ! おにぎりさんサラダのセンス悪いよ!」と大変非難されました。オクラやゴーヤ、ブロッコリーにカリフラワーと、野菜ゴロゴロ系のやつばかりセレクトしたのがまずかったのかしらん。

しかし君らも今に味覚が変化するはずだ。あと数年もしたら、ミョウガの漬物を噛みしめて「くぅーっ! たまらん!!」なんて叫んでるだろう。私もその一人。

まあそういうやつをオヤジと呼んだりするのだが。

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2007年9月 2日 (日)

マリノス戦~スミ1

Kokuritsu_hitomoji

間違いなくパッパラーさんも同じような写真を張り付けるのではないかと思うが…。パノラマ人文字。「Y」の字がきれいに出てよかった!(試合直前までYの部分に空席があり、ハラハラしながら見てました)

そんなわけで、行ってまいりました国立のマリノス戦。

あえて野球に例えるとですね。

1回表、先頭打者が放った外野フライを相手がエラーしてランニングホームランになっちゃって先制、その後は何度となく満塁のピンチを迎えるも投手陣と守備陣の奮闘で無失点に抑え、勝っちゃったような試合?

野球ではこういうの、「スミ1」って言いますね。すみっこに1点しか記録されないって意味で。

一体何の罰ゲームかと思わせるような展開。マリノスの波状攻撃にひたすら耐えるレイソル。耐えて耐えてまた耐えて、90分+αを耐えしのぎ、もぎ取った勝点3。ついに大台の40ですか。感慨深いものがあるなあ。

しかし今日の勝ちは、決して偶然得たものではない。今のJリーグを見渡してみて、あそこまで「体を張って」ゴールを死守するチームがありますか。シュートを打たれそうになっても体ごと投げ出してブロックする。だからマリノスのシュート数が印象より少なかったんですね。シュートと記録できないほど、至近距離でブロックしているから。

祐三、古賀ちゃん、アルセウ、クラちゃん、巌、タニ。彼らが体を張ってシュートコースをふさぐから、今日は雄太の神セーブが1本だけだった。ホントに勇気を持ってゴールを守っていた。今日は守備陣みんなを心から労いたい気分です。

もちろん、太田くんやフランサら攻撃陣も、前から前からプレスに行って、守備陣の負担を軽減させていたしね。やはり選手みんなでもぎ取った勝点3ですね。あの強いマリノス相手にようやった。ホントすごいよ。お疲れ様でした。




ところで今日、われらのハセが先発出場したようで。うれしいですね。

なんか荒れた試合だったみたいだけど、大丈夫だろうか。次は出場停止の選手も多いし、ハセとウノがそろって出場とかないかな。リティさんの評価は高かったようで安心ですが。

仙台も福岡も、レイソルと関わりのある選手がいるところはみんな上がってほしいんですけどね。がんばれ、ハセ。

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あの夏の花火

Hanabi

茨城は水海道まで、花火を見にいってきたのです。

休みの土曜日。鹿島か国立か埼スタか、どっかへJ1の試合を観に行くことも考えたんだけど、たまには家庭サービスもせねばなるまい、と。我が家からクルマで1時間ほど。存外に近かった。

この夏の花火は味スタ以来。っつってもあれはハーフタイムのアトラクションだから、実質的にはこの夏最初で最後の花火です。花火って華やかで豪快なんだけど、なぜか小さじ一杯ほどの切なさが感じられて、それがいいんですね。

花火を見ると、ドリカムの名曲「あの夏の花火」を思い浮かべる。時間の経過とともに記憶の奥底へしまい込まれた思い出が、花火を媒介にしてありありとよみがえる。そうかあ。花火は夏の風物詩だから、過去の夏の楽しい記憶と直結してて、だから切ないんだなあ。などと自己分析をしていたら。

あれ?

「あの夏の花火」に該当する思い出がない!

その理由はわかってる。おいらが人ごみ大っ嫌いだから。これまでの人生、意図的に花火大会を避けていたんです。友達同士とかならまだいいんだけど、2人で花火って今でも苦手…。

その点昨日出かけた水海道の花火大会は、既にシーズンも終わりかけているせいか、あまりゴミゴミしてなくて良かった。鬼怒川を挟んで対岸の土手に陣取ったせいかもしれません。ゆったり花火を見られて、人ごみ嫌いな私にも楽しめました。

しかし日が暮れると、涼しいを通り越してもはや「寒い」。鼻水垂らしながら花火見物ってのは風情がありません。今年はあんなに暑かった夏が、一気に幕を下ろしちゃいましたね。これからも残暑はあるだろうけど、もう「風は秋色」って感じで。

はい。何かにつけて物事を歌謡曲とリンクさせて考える癖のあるおにぎりです。

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