クライマックスシリーズとストッパー毒島
オフィスでBSのパリーグクライマックスシリーズを観てたんですが。いやぁ、面白いわ。真剣勝負のプロ野球って見応えありますね。
もちろんレギュラーシーズンだって真剣勝負の場には違いないが、あまりにも試合数が多いために、1試合あたりの勝敗の重要度はサッカーあたりと比べれば低いと言わざるを得ない。そもそも野球の勝敗は先発ピッチャーの出来に負うところが大だし、序盤に打ち込まれれば捨て試合になっちゃうこともままある。よって、「長いペナントレースの総合成績で優勝を争う」って感じが強い(サッカーも同様だが、1試合で状況が大きく変化する度合がより高い)。Jリーグと違って昇格・降格もないし。
その意味において、このクライマックスシリーズってやつは日本プロ野球の欠点を補ってる。そもそもこいつの存在で消化試合が少なくなり、レギュラーシーズンも最後まで盛り上がった。
短期決戦のクライマックスシリーズでは当然捨て試合なんて許されないから、必然的に総力戦になって、何と言うか1球1球の対決がじつに濃密。野球というゲーム(私論だが、野球は『ゲーム』という意味合いが強い種目だと思う。サッカーとかのハードなアスレチックよりも、極論すれば天童の人間将棋に近い『ゲーム』。それについてはまた改めて)の醍醐味が味わえる。投手と打者の駆け引きとか、ベンチワークとかね。
ところでこのクライマックスシリーズ、野球という種目そのものの面白さもさることながら、日ハム、ロッテ両チーム選手がじつに個性的で、ステキ。
特に日ハムの萩原淳。名前はどっかで聞いたことあるな、と思いましたが(そっくりな名前の方を存じ上げております)、以前オリックスにいたんですね。しかしプレーを見るのはたぶん初めてだ。
何よりも、長い後ろ髪に泥棒髭のその容貌がイイ。ロッテのベニーと一緒にハワイから来日しました、と言われても納得してしまいそうな、日本人離れした存在感。プロ入り後に野手から投手に転向した稀有な選手なんですってね。
その他にも森本ひちょりとか里崎とか、個性的で素晴らしい。私の最も好きな野球マンガ、『ストッパー毒島』の世界に現実が近づいている。『ストッパー毒島』、ご存じ? 最高に面白いからいっぺんお読みになることをおススメします。レイソルの選手にもファンが多いはずだ。クラブハウスにも全巻揃ってる。
2005年の「HOT6」の頃、貴章や小林亮や大谷といったサテライト上がりの選手たちがトップでの出場機会を得て、チームが活性化した。あの雰囲気、2軍の選手が1軍昇格して優勝へ向かって突き進んでいく『ストッパー毒島』のストーリーを彷彿とさせるね、と当時タニと話した記憶があります。しかし現実は厳しく、あの年結果的に降格しちゃったわけですが。
『ストッパー毒島』の続編やんないかな。すっごい読みたいんですが。
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