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2007年11月

2007年11月29日 (木)

タクに乗っかる

なんかブログのネタがないかしらと思いつつレイソルブログを眺めたら、タクちゃんが絶好のネタを提供してくれてました。

「Jリーグアウォーズに誰を出席させるべきか」!

これについては一家言あるんです。

タクちゃんも言ってるとおり、アウォーズにはクラブを代表する選手が出席するのが望ましい。でもね、アウォーズには独特の雰囲気がある。優勝チームは全選手、スタッフが出席して会場から惜しみない称賛を浴びせらるし、ベストイレブンや新人王、JリーグMVPに輝けば、華やかなスポットライトが当てられる。そんな晴れの舞台を見て、「いいなあ。いつかはあの舞台に立ちたいなあ」と今後のモチベーションを喚起されるという、素晴らしい効果があるのだ。

だから個人的には、「芽が出たばかりの若手選手」が出席するのがいいんじゃないかと思う。ただでさえ来季の飛躍を胸に秘めているところに、アウォーズのあの雰囲気を知ってしまうと、これはもう俄然張り切ってくれるのである。

というわけで、オニギライズは以下の2選手を推します。

李忠成、菅沼実

ここ3年では、近藤、大谷、小林亮、小林祐三、矢野貴章、鈴木達也の各選手が参加してる。チュンソンとミノルは、去年から今年にかけて大ブレイクした選手たち。ぜひアウォーズを経験してほしい。

もう一人。上で述べたこととはちょいと趣旨が異なるけど、彼も推したい。

藏川洋平

クラちゃんは、マリノスという強豪に新人として加入しながら1年で放出され、地域リーグからJ1に再び這い上がってきた苦労人だ。今季の活躍は、J1の選手として全く恥じないものだった。今こそ、あの華やかな舞台に立ってほしい。

いかがでしょうか主務。古賀ちゃんに「レイソルの古賀正紘」として出席してほしい、って願望もあるんだけどね。



個人的なアウォーズの思い出は、05年にゲストとして出席してた石原さとみがむっちゃくちゃかわいかった、というか私の好みのど真中直球だったこと、そして石田純一の素足にローファーを生で見られたことである。

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2007年11月27日 (火)

最終節までがリーグ戦です

なーんかこう、ちょっと気が抜けちゃった感がありません?

先週土曜日のホーム最終戦。日立台で甲府をやぶって入れ替え戦のリベンジを果たし、退団選手も送り出すことができ、石さんと雄太キャプテンの挨拶もあって、勝点はちょうど50になったし、区切りもいいかぁって感じで…。戦意が低下しちゃってるというか。先ほど某著名レイソルサポーターの方が会社を訪ねてくださいまして、仕事をサボって近所にお茶しに行って、そんな話をしてたんですが。

しかし! おうちに帰るまでが遠足です!じゃなくて最終節までリーグ戦は続くのです! ここはひとつ、最終節の磐田戦に向けて、強引にモチベーションを上げていかねばならん。

ひとつ。中断前に負けると、中断の間気分が乗らなかったり晴れなかったり、いいことがない。リーグ戦終了後次年度シーズンの開幕までは、ある意味でいちばん長い中断期間。そのラストゲームに勝つと負けるとでは、正月を迎える気分が違う。ここは何としても勝たねばならん!

ふたつ。開幕戦も磐田に勝利した。最後もきっちり磐田に勝って、今季の「挑戦」を締めくくろう。決戦の場はヤマハスタジアム。そう、昨年の天皇杯4回戦で死闘を演じた場所だ。あの時はJ1の磐田を追い詰めたが、惜しくもPK戦で敗れてしまった。今季は同じJ1同士、負けるわけにはいかない!

みっつ。今はかろうじて賞金圏内にいる。勝てば、理論上5位まで順位を上げる可能性がある。5位なら4000万、6位なら2000万、7位なら1000万の賞金がもらえる。中堅クラスの選手を2~3人雇える金額だ。非常に大きい。選手にボーナスも出るかもしれない。カネの話でアレだが、絶対に7位以内は死守だ!

と無理やり気持ちを高揚させてみた。ましかし、四の五の言わなくても選手はスタジアムに入れば自動的に闘争心スイッチがオンになるだろうから、じつのところ心配していない。一時はどん底だったチーム状態も回復してきているし、先週久々に味わった勝利の味を、忘れかけていた蜜の味を思い出し、味をしめているはずだろうから。ここのところ、磐田は調子を落としていると聞く。ぜひ最後も勝って、再び上昇気流に乗ったままオフシーズンを迎えたい。

ということで、磐田にも行こうと思っとります。

しかし、最終節を前にして昇格の可能性が潰えてしまったJ2のチーム、仙台やセレッソなんかは難しいだろうなあ。特に仙台。応援していたんだけど、オカの4年連続昇格がなくなってしまって心底残念だ。来季はどうするんだろうオカ。移籍や引退、新加入の情報が飛び交う季節だなあ。

オフシーズンも、一喜一憂する日々は続きそうですね。

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2007年11月25日 (日)

宮崎で共食い

宮崎に来ているのです。

昨日、日立台で感動のセレモニーを目に焼き付けた後、足早に柏駅へ歩き、19時の便で羽田から現地入りしました。用事も済ませ、今は羽田行の最終便を待ってます。

何をしに来たかと言えば、女子ゴルフツアーを見に来たんです。

宮崎では、空港近くの宮崎カントリークラブで22日から今日まで女子ツアー今季最終戦のリコーカップが行われておりまして。一度もプロゴルフツアーを観戦したことがなかったもので、最終戦を見学することにしたのでした。

横峯さくら、上田桃子、諸見里しのぶ、大山志保…間近で見るとみんな思ったより小柄だ。しかしドライバーはもんのすごい飛距離が出てるし、アプローチもパットも驚異的に上手くて…いや、われわれ素人と比べちゃいけませんな。しかし今回も強く思った。「やっぱナマで見ると違う」と。

プロゴルフ観戦は、観客と選手の近さって意味ではサッカーや野球などと比べ物にならないほど近くで見られますね。その分、見る側にも厳しいマナーが要求される。選手がアドレスに入ったら動いてもいけないんだから。普段サッカー観戦に慣れてる身からすると、ストレスがたまります。

試合そのものは、古閑美保が不動裕理を大逆転でかわし、初のメジャー制覇と相成った。

この古閑選手や先ほど名前を挙げた女子プロゴルファーの皆さん、みんなすごく若い。ゴルフっていうと、昔は他のスポーツを経験した後に転向する例も多かったけど、男子のハニカミ王子を例に挙げるまでもなく、最近は低年齢化が著しいですね。特に女子プロは、若い女性ならではの、思い思いのファッションに身を包んでおり、じつに華やか。実際、一般ゴルファーでも若い女性の比率が上がってるらしいですね。

しかし、この日会場の注目を最も集めていたのは、表彰式に登場したこの人かもしれない。

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右の人です。顔が写ってないけど、額の辺りの感じで察してください。

それにしても宮崎県は東国原知事で大成功したよなぁ。そのうち他県にも、二匹目のドジョウを狙ったタレント知事がわさわさ誕生するんだろうなあ。

思ったよりも早く大会が終わったため、クルマを借りて宮崎市周辺を廻ってみた。

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無理やりヤシやソテツを植えて、南国ムードをあおりまくる宮崎。日本人が簡単に海外に行けなかった昭和の時代には、お手軽にエキゾチックムードを味わえる疑似南国として機能していたのであろう。

青島で鬼の洗濯岩を見学しても、まだ時間が余ってたので、ちょっと早めの夕食をとることに。

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大好きな「地方B級グルメ」! おぐら本店のチキン南蛮であります。ムチャクチャ量が多い。

鶏の胸肉を竜田揚げ風に揚げて、タルタルソースをたっぷりかけたしろもの。美味しいけどベリベリヘビー。お腹いっぱい。

この料理は、宮崎名物鶏の炭火焼の材料としてモモ肉ばかりが消費され、余っていた胸肉を何とか美味しく食べられないか、と考えた創業当主が、5年の歳月をかけて開発したものです……なんてありがちな誕生秘話を妄想しました。実際のとこどうなんだろう?

今回の旅の同行者は、巨人のキャンプ取材で毎年ひと月近く宮崎に滞在していた人たちだった。彼らにもうひとつ宮崎名物を勧められた。

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その名も「肉巻おにぎり」! 同じおにぎり仲間として、これは食っとかねばなるまい。

牛肉の生姜焼きで、おにぎりを包んでいる。とても美味しいが、チキン南蛮と続けざまに食べるのは全くおススメしません。この二つで一日の摂取カロリーを軽くクリアしそう…。

美味しいけど高カロリーな食べ物が多い宮崎。私自身が「肉巻おにぎり」になりそうです…。

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2007年11月24日 (土)

ある晴れた秋の土曜日

九州へ向かう767の機内で、コレをしたためております。

と言っても機内からネットに接続できないから、ブログをアップするのは到着後になりますけど。

さっきベルト着用サインが消えた。ANAのスタッフに無理言って進行方向右側の窓際席に変えてもらったおかげで、今は静岡県の夜景がキレイに見えてます。富士の夜景、清水の夜景、静岡の夜景、浜松の夜景。もうすぐ愛知の夜景が見えてくるだろう。

奇しくも、今日おいらの涙腺を破壊してくれた奴らの出身地、縁ある土地の灯りだ。あ、さすがに群馬のは見えなかったよ。

今季最後のホームゲーム。試合メンバーに入った由紀彦が勝利ダンスの音頭をとる。トラメガ渡されるのも想定の範囲内だ。しかし開口一番「レイソルマジ最高!!!」と来るとは想定してなかった。それで一気に破壊された、涙腺が。

どんなに円満に事が運んでも、クラブに不満の一つや二つあるだろう、0円提示されたとしたら。そこでその言葉が出る、出せる由紀彦。マジ最高なのはあんただよ!!!

いつぞやのエントリでも書いたけど、昨シーズン終盤の苦しい時期、ユッキーの発するコメントに何度救われたことか。積み重ねた経験と、レイソルには稀有な強靭なる精神から発せられる言の葉は、強くない僕たちを奮い立たせ、折れそうな心を支えてくれた。マジ感謝してる。わずか1年半の付き合いだけど、もう離さないから。どこへ行っても何をしてても、「オレのユッキー」と認定させてもらうから。

シューシャ。プロになるほどのサッカーの才能を持つ上に類まれな美貌まで持ち合わせた、二物を与えられた男。05年のオフ、某クラブからの移籍の誘いに目の前で断りの電話を入れ、「オレ、レイソルに残るよ」と言ってくれた男。あの言葉、声色までありありと思い出せる。泣きました。
まあ、悪い意味で泣かされもしたけど、根がいい奴だってのがわかってるだけに憎めない。悔いのない選択を。

ダテ。同じ愛知県出身者として断ち難い親近感を感じさせてくれた。ルーキーイヤーで始めての対外試合、京都とのTMでは、もんのすごいシュートを叩き込んだ。もうあの華麗なリフティングテクニックを見られないの? いや、君の場合はまだまだ活躍の場があるから、移籍先のチームまで見に行くわ、「アシカ」。

ぐんりょう。初めてレイソルサポーターにコールされた名前が「ぐんりょう」。タムさんがつけた数々のあだ名の中でも、一番フィットしたね。まだまだ若すぎるほど若いんだから、いろんな選択肢があるだろう。どこへ行っても応援してる。

正直、レイソルに関わるようになって、こんなに穏やかに、うれしい気持ちで退団選手を送り出せるのは初めてだ。最後のホームゲームの前に発表してくれたこと、そしてその試合に勝てたことで、こういう気持ちになれたんだろう。ありがとう、選手のみんな、強化部の皆さん、オーチョ&桜林。



試合後の挨拶が印象的過ぎて、甲府戦それ自体の印象が霞んでしまった感はあるけど。

やっと甲府に勝てた。しかも日立台で勝てた。これで成仏できます←死んでないって。

なんつうか、怨念にも似たトラウマが、キレイに晴れた秋空に昇華していくのを感じた。試合は苦しかったですよ。甲府のパス回しは、敵ながらあっぱれ。運動量も多かったし、レイソルは終始攻められっぱなしだった。でも、最後の最後で、たぶんおいらと同じメンタリティを持ってる奴らが体を張ってくれた。松葉杖姿で泣き崩れていたドゥー、グラウンドコートを頭から被って泣いていた直樹、スタンドで放心してたたっちゃん、そのほか、あの降格を知る奴らの頑張りが、勝敗を分けたと思う。

甲府サポーターの皆さんも、誰一人ブーイングなどせず、うなだれる選手たちを鼓舞してた。胸が熱くなる光景だった。

まあアレです。昔とはちょっと様相も変わったことだろうし、J2を探検してきてはいかがでしょう。今度は1年で帰ってきてね(はぁと)。

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2007年11月22日 (木)

日立台に甲府を迎える

目を閉じれば、あの日の光景がありありと思い出せる。強い西日の中、無様に失点を重ねていくチーム。メインスタンド3階からは富士山のシルエットが見える。どっかの社の記者さんが、「沈みゆく太陽と富士山だね」なんて呟く…。

もうすぐあの日から2年。それよりも少し早く、再び、あの日以来初めて、甲府を日立台に迎える。

もうね、何が何でも勝ってほしい。甲府を圧倒してほしいのはもちろんだが、それ以上に勝利という結果が欲しい。甲府の選手にもスタッフにもサポーターにも罪はないが、「日立台で甲府に勝つ」、それがあの屈辱の入れ替え戦のオトシマエってもんじゃなかろうか。

2年前のことを思い出してみる。

あの頃、チームは壊れかけていた。しかしその現実に気づかされたのは降格が決まった後(正確には入れ替え戦第2戦の最中から)であって、それまでは誰もが「残留できるはず」と思っていた。前年の、福岡との入れ替え戦に快勝したことが、悪い方に作用していた。「万が一入れ替え戦に回っても、J2の3位には負けないだろう」と希望的観測にすがって。

後になって冷静に考えれば、04年福岡との入れ替え戦だって、大野のラッキーゴールが決まるまではどっちに転ぶともしれなかった。あんな形で福岡に点が転がり込んだら、焦ったレイソルが自滅することだってあり得た。でも、そんな勝負の綾を、「実力差」と思い込んだ。事実、第2戦では圧倒したが、あれは福岡の自滅だったのかもしれない。すべては後の祭りだった。

入れ替え戦の相手が甲府と決まると、世間は皆、甲府に肩入れし始めた。「大企業がスポンサーに付きながら結果を残せないダメクラブと、地域の温かい声援を受けて経営危機から立ち直り、誰もが懸命に戦う清貧なクラブ」といった図式で、レイソルはヒールとなった。レイソルサイドから見た妬み嫉みと言われるかもしれないが、少なくとも新聞各紙の論調にはそんな空気が見て取れた。「見てろよ、入れ替え戦で圧倒してやる」と、自分が闘うわけでもないのに思った。

しかし結果はあの惨敗。J1クラブというプライドも、優越感も、勘違いも、すべて崩れ去った。

これ以上ない形で戒められたレイソルは、それから必死で立ち直ろうと努力してきた。その成果として、2006年の歓喜があったのだと思う。去年はチームが多く勝って、結果的にJ1に復帰できたから楽しかった、それだけではない。レイソルというクラブが再生していく局面を、目の当たりにした喜びに溢れていたのだ。その続きに、J1で戦う今季がある。

だから甲府には勝たなくてはならん。あの時のお礼をせにゃならん。繰り返しになるが、甲府には恨みも罪もない。だけど、「日立台で」「甲府に」「勝利」しないと、「オレたちの降格は終わらないんだーーっ!!!!!!」。




てな気分です。甲府戦を目前にして、むくむくとわき上がる勝利への渇望を自らの胸の内に感じ、「あの入れ替え戦はトラウマになってんなー」と改めて気づかされる。しかしそんなことを石さんに言えば、「わしゃ知らん。わしがここに来たときにはレイソルはJ2じゃったもん」とおっしゃるかもしれない。それは当然の反応だ。

石さんも古賀ちゃんも巌もクラちゃんもミズも、その他昨年以降に加入した選手もスタッフも皆レイソルのファミリーだが、あの入れ替え戦に当事者(選手、スタッフ、サポーター、関係者)として接した人とそうでない人に温度差が生じるのは当たり前。だからこそ、経験した選手には頑張ってほしい。

特に。試合に出られず、敗れゆくチームを傍観することしかできなかったドゥー、チュンソン、直樹、亮、たっちゃん。あの日の恩返しをしよう。雄太もタニもパンゾーも、試合には出たけど不完全燃焼だったはず。今度の土曜に闘志を燃やそう。ケガしてる選手や試合に出られない選手も、気持ちを一つにして戦おう。

チームの調子は上向き。残り2戦、全力で勝利を目指すのは当然。し・か・し! それはさておき土曜日は勝利を!

いやー、「勝」って字を11回も使っちゃった。

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2007年11月21日 (水)

持ってる男 李忠成

チュンソンよ、君はやっぱり“持ってる”わ。

と改めて思わされる、北京五輪最終予選ラスト2試合の活躍ぶりでした。

国立に行こうかなと思ってたけど、チケットも残り少ないみたいだし体調もイマイチなのでテレビ観戦。チュンソン、90分間精力的に動いてましたね。あれだけ前線から守備をしてくれたら、後ろを守る選手はラクだろう。チュンソンがプレスに行くたび、「さすが石崎レイソルの申し子!」とテレビ画面に声援を送ってました。

古き良き日本人ってな風貌の岡崎も、同タイプの守備を厭わないFWだし、チュンソンとの2トップの相性はすごくいい。と言いますか、最後の2試合に関してはこのチーム、すごく良くなったと思いませんか。いつぞや観戦した国立の試合なんかでは、本田圭佑あたりの覇気のなさが目に余るほどひどくて、腹立つを通り越して呆れちゃったりもしたんですが、今日はみんな良かったですよね。梶山をはじめとするケガ人の続出、カタール戦での痛すぎる敗戦を経て、逆境に追い込まれるほど真価を発揮していったように見える。監督のソリさんについても、「この人はブラジル人が3人いないとダメなのか…」と半ば諦念を抱いていたのだが、最後はいいチームをつくり上げた。

尻上がりに良くなっていったチームだから、五輪本戦でも期待できるんじゃないでしょうか。前評判はやたら高かったけど本番でコケちゃったアテネ組とは反対に。こりゃ来年の夏は北京かな。

話をチュンソンに戻しますと。

某J’s GOALでも読んだ気がするが、チュンソンってゴールパフォーマンスしたがるじゃないですか。でも、本心から、心の底からうれしいゴールを挙げたときって、そんなの忘れて喜びを爆発させる。アレが好きなんです。

ベトナム戦の1点目が、まさにそんな感じでしたね。喜びを叫ぶ、と言うより「吠える」。チュンソンは“持ってる”男だから、重要な場面でゴールを決めるはずだと期待していた。ベトナム戦がまさにその試合だったわけですけど、期待にそぐわぬ爆発っぷりでした。函館の初ゴールを思い出したよ。

でも2点目のときは落ち着き払って、表情をキメてた。そんなとこも「愛いヤツ」って感じで好きなのですが。

どこまで伸びていくのかな。今後も期待したい選手ですね。

試合には出場しなかったが、パンゾーもお疲れ様でした。やっぱりこの世代には、パンゾーの顔がないとどこか画竜点睛を欠く気がしてならない。そしてミノルと直樹だって、ノーチャンスじゃないと思う。来年の五輪本戦に向けて、リーグ戦で結果を出してほしいですね。

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2007年11月19日 (月)

釣り餌「レイソル」

ロッソ熊本が「ロアッソ」にチーム名を変更するみたいですね。公式アナウンスはまだですけど、一般紙でも報道されているところを見ると、クラブから何らかの示唆はあったのでしょう。まず間違いない。

このニュースを聞いたとき、わたしゃ呆れた。Jリーグのクラブで、商標登録の関係からチーム名を変更せざるを得なかった例は枚挙に暇がない。ベガルタしかり、アルビレックスしかり、アビスパしかり、トリニータしかり…。そんな前例を知らなかったはずはないのに。

熊本からJリーグを目指すチームの名前が「ロッソ」に決まったと知ったとき、へーっと感心したのだ。ロッソなんていい名前が、まだ押さえられてなかったんだなー、と。でもじつは、商標関係のチェックが十分ではなかったんだな。この一件の一番の被害者は、既にロッソというチーム名に愛着を感じ、「ロッソこそわが誇り」と公言してやまないサポーターだろう。

…しかし。名称決定までの経緯を想像すると怒りに似た気持ちすら覚えるが、冷静に考えるとロアッソという名前も悪くない。熊本のシンボルたる阿蘇山をイメージしたのだろうし、「ASSO」ってイタリア語は英語に訳すと「ACE」だ。赤いエース。なんか、最近大活躍した某五輪代表FWもお気に入りだという赤い彗星みたいじゃないですか。

クルマ好きな私なんぞは、「ASSO」と聞くと、初代いすゞピアッツァのプロトタイプ、「アッソ・ディ・フィオーリ(トランプの『クラブのエース』の意)」を思い出す。工業デザイン界の巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたコンセプトカーで、ほぼそのまんまの形でピアッツァとして商品化された。小学生の頃に見たピアッツァ、かっこよかったなあ…。

ちなみにさっきWIKIでピアッツァを調べてみたけど、「アッソ・ディ・フィオーリ」にフェンダーミラーを付けた(当時の日本国では、ドアミラーが許可されてなかったのだ)いすゞに対して、ジウジアーロが激怒したって有名な話は、誤りなんですってね。私、いすゞの開発部門にいた人から聞いたことあるんだけどな。「イタリア人が『バカヤロー』って日本語で怒鳴ったんだぜ!」って…。




話が大幅にそれました。

商標の話です。わがレイソルは、さすが日立製作所というその筋ではムチャクチャ経験豊富な会社を母体とするだけあって、まったく抜かりない。

特許電子図書館でレイソルを調べてみると、39件ヒットする。じつにさまざまな商品区分で申請されている。これは本業での商標使用もさることながら、他社がレイソルの名称で商品を販売することを防ぐ意味合いがあるのでしょう。つぶさに見てくと面白いですよ。「貴金属製のくるみ割り器」とか「布製幼児用おしめ」、「釣り餌」なんてのもある。商品区分の中に、これらの指定商品が含まれるって話ですけどね。

バイオ技術の進展で黄色いミミズが開発された暁には、「レイソル」の商品名で釣り餌として売り出すことも可能なわけだ。レイソリスタで店長が量り売りしてくれたりして。

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美しくなくてもいい

この季節のカシマは寒いってイメージが強くて、かなり厚着して行きました。今日(正確にはもう昨日)のアントラーズ戦。

しかし予想よりもポカポカと暖かくて拍子抜け。それでも冬に美味しいカシマ名物、モツ煮込みとつみれ汁に舌鼓を打って、アウェイを満喫いたしました。

とまあそんなわけで鹿島戦。結果としては敗れてしまったのですが。

しかし。チーム状態は最悪の時期を脱したと確信した。天皇杯のHONDA戦、前節の横浜FC戦よりも良くなってた、と言いますか、好調だった頃のレイソルに戻りつつあると感じました。

複数人で挟む連動したプレスも復活しつつあるし、運動量も戻っている。何より、自信無さげだった柏の葉の試合よりも、顔が上がっていた。「堂々と鹿島に挑戦していた」って言い方はなんか変ですかね。でもそんな気がしました。

今日も柏の葉に続いて、コアサポーターの方々にお仲間に入れていただいて一緒に声を出していたんですが。ゴールの真裏だから失点シーンはミズと同じ視点だった。あれはGKにとってはノーチャンス、ブラインドですよ。敵味方入り乱れる集団から、いきなりゴールに向かってボールが飛んできて、「えっ!?」って感じだった(それでも反応したミズはさすが)。さっきやべっちFCでリプレイを見ましたが、打った船山兄を褒めるべき、難しいダイレクトシュートでしたね。

ほとんど事故のような失点だったから、選手も落ち込んでる風には見えなかったし、サポーターの皆さんも同様でした。「まだまだ、こっからだ!」って雰囲気があふれていた。実際、後半はレイソルが押し込むシーンが多く見られました。

だが決定機は訪れない。鹿島のDFが堅いのか、レイソルの攻撃の問題か。どちらも当てはまるのでしょうね。



ひとつ気になったのは、シュートを狙う意識だ。

今日は前述のとおりゴールの真裏から見てたからよくわかったんですが、レイソルの選手がバイタルエリアでボールを持ったとき、遠目だけれどもシュートコースが開いたことが何度かあったんですよ。そんなとき、ミドルを狙うんじゃなくて横にパスする場面が目についた。

攻撃している選手の意識としては、少しでも「ゴールとなる可能性の高いシュート」にしようと、慎重になってしまうのはわかる。相手DF陣を完全に崩してあとは流し込むだけ、クロスを頭で合わせるだけ、なんて美しいゴールは理想だろう。でも思い出してほしい、石さんに言われたことを。「攻撃の目的はシュートを打つこと」だ。相手を崩すことじゃないのだ。

開幕戦、ミノルが放ったミドル。第2節の広島戦で同じくミノルがあげたゴール。4月の横浜FM戦で鈴木たっちゃんが放ったシュート。甲府戦のクラちゃんのビューティホーダイレクトボレー。そして直近最後の勝ち試合、川崎戦の3点目、ミノルのゴール。いずれも、遠目から積極果敢に打っていったシュートが得点に結びついたシーンだ。今日も前半に1本、俊太の惜しいミドルがありましたけど。「ゴールが見えたらシュートを狙う」、そんな強気な姿勢が功を奏することもある。

もちろん、遠目から打ったり、シュートコースに相手選手がいるような場合、ゴールに結びつかない可能性もある。って言うかそっちの確立のほうがはるかに高いだろう。でも、仮に10%の確率しかなくても、10回チャレンジすれば1ゴール生まれるのだ。失敗したら再度チャレンジすれば良いだけのこと。

3月のナビスコ大宮戦で石さんがハーフタイムに飛ばした檄が思い起こされる。「ミスを恐れちゃダメだ。何回失敗してもいい。挑戦するチャンスだ。チャレンジを続けていこう」。あの頃の、純粋な挑戦者としてのメンタリティ、選手やスタッフのみんなもわれわれも、忘れちゃいなかっただろうか。

残り2試合、次の相手は奇しくもあの甲府だ。甲府に横っ面を張られて、レイソルは再生への道を歩き始めた。この2年間の集大成を見せるつもりで、初心に戻ってチャレンジしてほしい。ちょっと予定よりも長くなっちゃった甲府の探検、スタート地点で終わらせてあげましょう。つうかお願いだから絶対勝って。あの日の屈辱、トラウマを払拭したいんで。




話は変わりますが、昨日はチュンソンデーでしたね。いやホントにうれしかった。2点目を取った後はクールに装ってたけど、1点目の時はチュンソンの熱さがストレートに表れていて、こちらも胸が熱くなった。

しかし個人的には、チュンソンの試合後のインタビュー、そして今日帰国後のインタビューでの堂々とした話しぶりが一番うれしかったかな。



最後に、オシムさんのご快復を心よりご祈念申し上げます。また大好きな日立台に来てください。

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2007年11月15日 (木)

ィヨコワケハンサムワールド

いささか旧聞に属しますが、11日の日曜日に富士スピードウェイで開催された「ルマン・クラッシック・ジャパン2007」に行ってきました。

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このイベントは、フランスで毎年行われている「ルマン24時間耐久レース」に過去出場したクルマ、もしくは同形式車によって争われるクラッシックカーレース。日本では05年に初めて行われ、今年で2回目。本国フランスとの隔年開催となってます。

特段クラッシックカー好きでも、レース好きでもないんですが、すごく楽しめましたね。富士スピードウェイといえば、あの忌まわしき記憶がよみがえるわけですが、今回は土日の両日合わせて6000名ほどの観客数のため、どこへ行っても空いてた。メインスタンドの正面にクルマを停められたし、場内レストランでの昼食もまったく待つことなく、楽ちんこの上ない。ピットウォークタイムでは、富士のピットロードに入って、参加車両を間近でじっくりと見ることができる。はっきり言ってF1よりも数倍楽しかった。

印象に残ったのは、1949年から65年に出場したクルマで争われるGrid2レースでの、シェルビーコブラの速さ。2位以下のクルマ全車を周回遅れにする、そりゃもう仏恥義理の速さでした。2位に入ったのは同じくコブラで、岩城滉一がドライブしてました。

それとドイツのポルシェ博物館から空輸されてきたポルシェのマシンによるデモラン。デモランって言っても全開走行で、特に73年型911カレラRSRの爆音にはしびれっぱなしでした…。

その他戦前のブガッティやらベントレーやら、数えきれんほどのポルシェやフェラーリ、アストンマーティン、アバルト、アルピーヌ、メルセデス、ロータス…。見てるだけでも楽しいのに、そいつらがマジで飛ばしてるから大迫力。杖をついたおじいちゃんが陸上のトラック競技に出場しちゃったみたいで、マシンのコンディションが心配にもなったのですが。

しかし、つくづく思いましたね。60年代70年代ってのは、モータースポーツもいい時代だったんだな、と。

戦前とかになっちゃうとこれはもうヒストリックな世界だから、あまり親近感は湧かないんですけど、60~70年代のクルマは市販車と大差ない。実際、第2回日本グランプリでは、式場壮吉が個人輸入したポルシェ904GTS(今回のイベントでも走ってました)が生沢徹のプリンススカイライン2000GTを抑えて優勝した(1周だけスカイラインが先行し、その結果スカイライン神話が生まれたんですね)。904は純レーシングカーだけど、クルマも、走らせてたドライバーも、こう言っちゃなんだが今とは比べ物にならないくらいアマチュアイズムに溢れている。

式場壮吉、生沢徹、ミッキーカーチス、杉江博愛(現・徳大寺有恒)、亡くなった浮谷東次郎や福澤幸雄とか。あの時代のレーシングドライバーって、クルマを所有する金持ちのボンボンで、夜な夜な六本木とか赤坂で遊んでたような人たちでしょ。その人たちが自動車メーカーに自らを売り込んでレーサーになっちゃったと。福澤幸雄なんて、福澤諭吉のひ孫で慶応ボーイでギリシャ人とのハーフで、ファッションモデルもやってた人。ミッキーカーチスはロカビリーシンガーだ。そういう「プレイボーイ」がレーサーになっちゃう。これはもう、尊敬する横山剣氏言うところの「ィヨコワケハンサムワールド」そのものだ。

ヨコワケに決めたヘアスタイル、首にはスカーフ巻いて、ハイライトをふかすような世界。日曜日の富士には、そんなィヨコワケハンサムの残り香が濃厚に漂っていて、それが最高にステキでした。

こんなこと書いてもたぶん、オニギライズ読者じゃK原さんくらいしか理解してくれないだろな…。

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2007年11月14日 (水)

まとめておめでとうございます

ここ数日、サッカー界ではいろんな動きがありました。

まずロッソ熊本3位以内確定! J2昇格内定! おめでとうございます。池谷監督、苦労が報われましたね。2月のキャンプでレイソルと練習試合を行った時、今年のロッソの強さは身にしみてわかったので、当然4位以上を確保すると期待していました。にしても、チーム結成から数年でのJ昇格、早すぎるゆえの軋轢も多々あったことでしょう。池谷さんは、プロクラブの何たるかを、チーム運営からフロント業務にわたるまで伝えてきたと聞きます。本当におめでとうございます。

そしてYKKサッカー部とアローズ北陸が合併して出来る富山県民クラブの名称決定。ひとまずおめでとうございます。

カターレ富山ですか。「また“ーレ”系か!」と思ったのは私だけではあるまい。もっとも、個人的には「キトキトーレ富山」とかになるんじゃないかとにらんでいたので(「語源は新鮮でピチピチとはじけるようなサッカーから」とか言って)、驚きはしなかった。一番最初にサッカークラブの名前として「ーレ」を採用したのはたぶんベルマーレであろうが、あれは「マーレ=海」というイタリア語があってのもの。「方言or地方の特産+オーレ」という今やポピュラーな命名法を初めて用いたのはコンサドーレだろう。その先見性に改めて感服。いや揶揄とかじゃなく。

ともかく、北陸の強豪2チームが合併したカターレ富山、来季のJFLにおいて台風の目となることは間違いないだろう。一気にJ昇格ですか。栃木、鳥取、そして今季の可能性もまだ残ってるけどFC岐阜、どこも先輩として負けられないところ。頑張っていただきたいです。

ファジアーノ岡山がJリーグ準加盟申請したのも、富山で県民クラブ設立に至ったのも、現在J2が拡大時期で、この機を逃すと昇格が困難になるからに他ならない。今後数年、熾烈なJ昇格争いが繰り広げられそうですね。

そして本日の浦和レッズACL優勝!

試合終了後、ピッチ上に、スタジアム全体に、あふれる歓喜。正直うらやましい。いつかレイソルもあんな風になれるだろうか。

いや、なれるはずだ。レッズだって99年にJ2降格の憂き目にあった。それを契機として、チームの強化と地域浸透、ファン層の拡大に努め(それまでも人気クラブだったけど)、現在の栄華を成し遂げたんだから。

レイソルもJ2降格とJ1復帰を経て、今はいい方向に進んでいると思うけど、現状に満足してはならない。現状は、歩みを止めたらすぐに後ずさりしてしまう急な坂道を上っているようなもの。それはクラブスタッフも選手たちもみんな承知の上で、さらなる高みを目指して向上心を燃やしているのだと思う。われわれも同じ気持ちで、手を携えて行きたいですね。

個人的には、レイソルにはレッズの後追いをするんじゃなくて、あんなに大規模でなくとも良いから、オリジナルなクラブのスタイルを確立してほしいと願ってます。サポーターが醸す昭和レトロな雰囲気とか、手作り感とか、日立台に象徴される親しみやすさとか。「中東で歌う柏バカ一代!」 夢が広がりますな。

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2007年11月11日 (日)

のどガラガラ…

昨日の柏の葉、初めてゴール裏で声出して応援しました。

こんなブログでうだうだ言ってても状況は変わんないし、声出ししたこともないやつが「声援を送りましょう!」なんて言っても説得力皆無だし、サポーターの皆さんの気持ちも肌身で知りたいし…。ってことで知り合いのサポに頼んで入れてもらったのですが。

いやーみんなすごい! マジで尊敬します。いやもうホントすみませんって感じです。

やっぱりね、初ゴール裏の新米サポとしては、先輩以上に声出さなきゃって張り切るじゃないですか。90分間大声出して、跳ねて、腕を振り上げて…。試合が終わった頃には、汗ダラダラ、喉は悪性腫瘍が出来たんじゃないかってくらい痛いし、全身倦怠感バリバリで、今朝目が覚めてもすぐには起き上がれなかった。もう重病人。

なんか今年一番カロリー消費したって感じです。どんだけ運動してないんだよ!

試合についてはですね、キタジのゴールシーンはほとんど見えませんでした。葉っぱの場合、向こう側ゴールでの出来事を知るには双眼鏡がいりますな。

でもキタジのゴールで、サポーターは最高潮に盛り上がった。やっぱ柏の男北嶋ですよ!

追いつかれてドローに終わったが、半歩前進と前向きに捉えたい。相手がずっと勝ててない横浜FCだってことはあるけど、勝点を取れたことは良かったと思う。大丈夫、選手たちがこれで満足してるはずはない。

プレーに関してはですね。

何か、チーム全体が“イップス”状態にあるのでは、と感じてしまった。イップスとは、ゴルフとか野球とかダーツなんかでも使われる言葉だけど、この場合野球でしばしば使われる事例において。プロ野球選手でもよくあることで、萎縮してボールのリリースポイントがむちゃくちゃになり、キャッチボールすら出来なくなってしまう状態のことです。

ミスを恐れたり、失点を恐れたりと、とにかく委縮してしまってるような気がする。もう降格はないんだから、ミスしてもいいと開き直って、積極果敢に臨んでほしい。そのためにも、われわれで力を合わせて選手の背中を押してあげましょう。カシマにも行きます!

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2007年11月 9日 (金)

信じ続けること

あんまし洋楽は聴かない私ですが、70年代とか80年代の古いやつはクルマに積んでるCDケースに入っております。精神がささくれ立っててほんわりしたいときなど、カーペンターズを聴いたりします。

中でも「I Need To Be In Love」は好きな曲です。邦題は「青春の輝き」。しかし歌詞の和訳を読むと、誰もが突っ込みを入れたくなるはずだ。「こりゃ『青春の苦悩』じゃないか」と。音楽にしても映画にしても、昔の邦題ってなんかムリヤリ感が漂ってますね(「風とともに去りぬ」とか素晴らしい和訳もありますが)。

昔この曲を聴いたとき、サワリの歌詞に大変共感した。

The hardest thing I've ever done is keep believing

「これまででいちばん難しかったのは、信じ続けること」。そうだよね、信じ続けるのは難しいね、他人を、自分自身を信じ続けるのは。と一人うなずいていたものです。

しかし最近になって、この一節は次の一節「There's someone in this crazy world for me」と対になって初めて意味をなすものと気づいた。つまり、「これまででいちばん難しかったのは、この狂った世界にも私に合う人がいると信じ続けること」と訳すのが正しいみたい。となると、ちょっと共感し難くなる。

そりゃいるよ。世界は広いし人はたくさんいるもん。

と思ってしまう。個人的には勘違いしてたままの解釈で押し通したい。

そこで「信じ続けること」の難しさです。なぜカーペンターズの曲を思い出したのかといえば、やはり今週ずっとブルーだったから。そう、レイソルが勝てないから…。

明日はもう次なる戦い、横浜FC戦だ。選手たちはもう、切り替えはできてるだろうか。リーグ戦4連敗、天皇杯でホンダに敗れた屈辱を「忘れて」は困るけど、気持ちのうえでは「切り替え」てないと、悪いイメージを引きずってしまう。済んでしまったことは今さらどうにもならないから、敗戦を糧にしてくれればいいのだが。

柏の葉、横浜FC戦といえば、昨年のチュンソンの2ゴールで逆転勝ちした試合が思い起こされる。きっといいイメージがあるだろう。大丈夫。きっとやってくれる。今は結果が欲しいところだけど、勝負は時の運だから(【C】爆風スランプ)、明日は何より「自分たちのサッカーを信じる」気持ちを見せてほしい。自信を持ってほしい。

信じ続けるのは一筋縄ではいかないことだけど、選手たちを、石さんを、信じ続けます私は。明日もスタンドから声援を送ります。

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2007年11月 6日 (火)

maxell様が!

ブルーな火曜日。仕事する気も起きないので、会社を抜け出してACC・CMフェスティバルに行ってきました。…ウソです。一応、仕事の範疇に入るイベントですので大手を振って行きました。

これはACC(全日本CM連盟)が主催するもので、去年7月から今年6月末までに初めて放映されたCMを審査し、優れた作品を表彰するのです。今日開催されたのは、受賞作品が一気に見られるイベント。

子どもの頃からCMは好きで、大学4年生の時には代理店を受けたりもしたのですが、卒業できませんでした(と情けない過去を軽く暴露しつつ)。というわけで楽しみにしつつ有楽町のマリオンへ。

13時から16時過ぎまで、3時間にわたってひたすらCMを見、聴く(ラジオCM)。途中で飽きるかな、と思っていたけど、全く飽きませんでした。やはり、15秒、30秒といった短い時間の中にドラマを凝縮しているCM、それが立て続けに流れるのですから冗長気味になる隙もなく、あっという間に時間が過ぎていったのです。

今の時間になっても、頭に残っている作品が何本もある。そういう作品はCMとしての効果も高いってことでしょうね。面白いのが目白押しだったわけですが、個人的にはゴールド賞9作品のうちの一つになった↓この作品など、サッカーのサポーターをテーマにしてて興味深かったですね。

リクルートCMライブラリー

『リクナビ2009「山田悠子の就職活動」「前半戦」篇90秒』ってやつです。惜しむらくは「後半戦」がまだウェブサイトにアップされてないことで、「前半戦」だけだと本当のオチがない。後半戦のラストシーンは少し泣けるのですが。

そして栄えあるグランプリには…。

なんとわれらがレイソルの大スポンサーであらせられる、日立マクセル様が輝きました!

ACCグランプリのみならず、テレビ総務大臣賞、テレビジャーナリスト賞も受賞するという完全制覇。文句なしの一等賞です。

では早速ご覧ください。

マクセルDVDタイプカプセルプロジェクトⅡ

せっかくだからトップページもご覧ください。

日立マクセル

連作のロングバージョンですが、かなりグッときました。これがラストに流れるもんだから、会場のあちこちから鼻をすする音が…。CMでここまで人の心を動かせるんだ、とそんな感想も抱きましたね。

しかし最近はこうして企業のサイトでCMを見られるからいいですよね。昔高校生のころ、CM好き小僧だった私は、好きなCMが流れる瞬間を狙ってビデオデッキの録画ボタンをいつでも押せるようスタンバっていたものだ。Yahoo!のトップページも、横長サイズの動画を流せるようデザインが変わるらしいし、CMの視聴方法もウェブ中心にシフトしつつあるってことでしょうね。

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2007年11月 5日 (月)

壊してしまうのは一瞬でできるから

昨日の天皇杯。バックスタンドの、リーグ戦ではAL席となるシートで見ていましたが…。完敗でしたね。

ボールへの寄せ、動き出しの速さ。球際の厳しさ。運動量。連動性。すべてにおいてホンダが勝っていた。アップセットとかジャイアントキリングとか、それぞれのチームが属するカテゴリーを見ればそういう言い方もできるけど、さにあらず。サッカーの内容については順当な「力負け」だった。

重症だなと思ったのは、試合に臨む気持ちや闘志うんぬんの問題ではないと感じたからだ。選手は明らかに頑張っている、しかし自分たちのサッカーに対して自信を失っている。われわれの日常でも思い当たりませんか? 仕事がうまくいっているときは、企画会議の席上でも自信を持って発言できる。試験前の勉強が十分にできたときは、答案用紙に自信を持って書き込める。逆にスランプに陥っているときは、会議で無言になってしまったり、企画提案を出せなくなってしまったり、答案用紙に書き込むときにうんうん唸ってしまったり。そんな状態だ。

今は瀬戸際だ。チームは、そして私たちレイソルの名の下に集う人間は、試されている。

レイソルというチームは、2005年に一度壊れてしまった。ガラガラと音をたてて崩れてしまった。それに直面した私たちは、その悲しみに打ちひしがれながら、必死になって破片を拾い集め、再び形を成すように築き上げてきた。両手に熱意と愛情を込めて、再び壊れることのないようにと祈りながら、「レイソル」を再生させてきた。

また壊れてしまうのか?

選手たちよ、今は苦しいだろう。つらいだろう。オレも苦しいしつらい。昨日ブーイングしたサポーターたちだって、みんな苦しんでいる。

でも、その苦しみ、つらさから逃げずに、受け止める。今週1週間、思いっきりブルーに過ごす。それが「レイソルとともに生きる」ことを心に決めた人間の宿命だから。

この状態を打ち破れるのは、選手たちよ、君らだけなんだ。石さんが監督に就任してからこれまで築いてきたサッカー、それが無に帰してしまうのか、壁を乗り越えてさらに強くなれるのか。その岐路に立っている。

かつて出来ていたことと、今出来なくなっていることを見つめ、それを克服すべく前向きにトレーニングに取り組んで、直面しているこの壁を乗り越えてほしい。これまで2年弱、石さんの下で追及してきたサッカーは決して間違っていない。自信を失う必然性は微塵もないのだ。今のこの苦しみを乗り越えた先には、さらに強くなった自分たちがいると信じて。

われわれは一緒に苦しむことしかできない。でも、君たちを信じてる。もう絶対に壊さない。たとえこの苦しみが続くとしても。

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2007年11月 3日 (土)

Google Sketchupがべらぼーに楽しい件

なんかですね、お手軽な3Dソフトがないかな、って思ってたんです。お絵かきは好きだし、イラストレーターもフォトショップも使えるのだが、3Dソフトって使ったことがなくて。フリーソフトでいいのがないかな、と。

で見つけたのがグーグルのスケッチアップ。日本語版もあるSketchUp Pro 6は有料だが、英語版のみのSketchUp6は無料だと。じゃあダウンロードしてみんべ、と気軽な気持ちで試みたんですが、なぜか無料版のダウンロードサイトが表示されないため、SketchUp Pro 6をダウンロードしてみた。こちらは8時間無料で体験できるのだそうです。

で、やってみたら面白くって。最高ですよグーグル。簡単に3Dの絵が描けるから、ためしにひとつ作品にチャレンジしてみました。

題して、「おにぎりが考える日立台改修プラン」! パッパラーさんに触発されました。今日、会社で2時間ほど、別部署の作業が終わるのを待ってる間にトライしてみたのだが、こんなにキレイにできちゃいました。自分でもびっくりさ。

Hitachidai_awaysidestand どーですか。これはアウェイ側ゴール裏スタンドの後ろ、体育館の屋上あたりから見てみたイメージ。左がメインスタンド、右がバックスタンドです。



続いて。

Hitachidai_mainstandこちらはメインスタンドの後ろからの視点。メインスタンドの屋根は取り去り、新たに柱を設けてML、MRまで覆う屋根を設ける。この図では金属素材を使ってますが、実際には東京ドームの屋根みたいな布素材でいいと思われます(波打った屋根を表現するのが難しくて単なる板にした)。



Hitachidai_homesidestandfrontホーム側ゴール裏は2層式にしました。ちょうど日本平みたいなイメージです。日立台ではもちろん、下の層をコアサポーター席にしたいですね。2階席は、一見さんでもお安く観戦できる自由席として位置づけたい。



Hitachidai_homesidestand 独身寮跡地上空から見てみたところ。バックスタンドにも屋根を設けたましたが、芝の生育に配慮して透明な素材を使ってみました。ホーム側ゴール裏とバックスタンドのコンコースは、ブリッジでつなげています。



Hitachidai_homesidestandunderそのブリッジを拡大。ホーム側ゴール裏スタンドの構造上のキモは、コンコースの下にクルマが通れる通路を確保しているところ。 これで独身寮跡地との境界ぎりぎりまで、スタンドを伸ばすことができます。レイソルバスは通れるのか、とか細かい質問はナシの方向で。



Hitachidai_backstandfront ML席からの眺め。バックスタンドの屋根を透明にしたため、ピッチに陰が落ちません(こういうところまで表現できるのだ。おまけに、季節と時間を設定して、太陽の向きまで変えられる)。アウェイ側ゴール裏スタンドはコストを考え一層式で、中央に大型ビジョンをつけました。



Hitachidai_mainstandfrontアウェイ側ゴール裏からメインスタンドを望む。メインスタンドは、コストを考えて中央の建造物を残し、MLとMRに中央と同様の建物を新築しています。ただし、3階と4階は単なるロイヤルルームとせず、今アメリカやパリーグのスタジアムで大流行の高付加価値席としたい。スポーツバー併設のテーブル付き席や、個室形式のスイートルームなど。こうすると席の単価を上げられる。アメリカMLS、NYレッドブルの新スタジアムでは、100室近いスイートルームを造るらしいですよ。もちろん、身障者席もふんだんに設けたい。

メインスタンド中央部を残したり、各スタンドを一周するコンコースを造らなかったりしたのは、予算を考えてのこと。本音を言えば、メインとバックの位置を入れ替えたり、ゴール裏にも屋根を設けたり、いろいろやりたいんですけどね、無い袖は振れないし。

ちなみにこのイラスト、制作時間は90分。チュートリアルビデオを触りの5分ほど見て試したら、これだけのものができちゃいました。言っときますが私の腕がいいんじゃなくて、ソフトがいいんです。別にグーグルの回し者じゃありませんよ。

8時間のトライアル、まだまだ時間があるから、もうちょっと手を入れたい。スタンドを階段状にして椅子を設置して、マテリアルの素材ごとに色をつけて。せっかくだから、黄と黒をふんだんに使って、レイソルのホームらしく飾り付けたいですね。ヒマな時間にやってみよう。

なお、ここでご紹介した改修案はすべてわたくしの脳内でプランニングされたもので、実際の計画とは全く、なんにも、絶対に、関係ありませんので念のため。

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2007年11月 2日 (金)

対ホンダFC戦予習

さあ、明後日の日曜日は待ちに待ったレイソルの天皇杯初戦ですよ!

別に待ってない? そう? 私なんかは天皇杯、リーグ戦ともナビスコとも違う雰囲気があって好きですけどね。やはり別カテゴリーのチームと試合をするのは新鮮。特に今回のように2つも下のカテゴリーのチームと試合するとなると、相手はものすごい闘志でぶつかってきますからね。それが恐ろしくもあるけど、「よっしゃ、かかって来いや!」てな気分になる。私がピッチに立つわけではありませんが。

「勝って当然」と言われる相手と試合をするのは、当の選手にとってはやりにくいだろう。現に3年前は、クラちゃん率いるホリコシに敗れちゃったんだから。

ましてや今回の相手は、JFLの門番、アマチュアの雄HONDA FC、非常に手ごわいチームだ。以前のエントリにも書きましたが、わたくし今年3回もホンダの試合を観ておりまして、そのたびに感心した。



手元にある観戦メモから拾ってみましょう。

「7月28日 ガイナーレ鳥取vsホンダFC @鳥取バードスタジアム」

「ホンダの激しいプレス、ガイナーレ、パス回しにも苦労」「10分 ホンダが立て続けに決定機を迎えるが、いずれもシュート外れる」「ホンダの運動量多く、見応えあるゲーム」「鳥取はカウンターからバイタルエリアまでボール持ち込むが、フィニッシュ打てない」などなど。

この試合はホンダがガイナーレの倍のシュートを放ちながらゴールネットを揺らせない展開、ガイナーレはひたすら耐えていたが、89分にCKのこぼれ球をキャプテンのDF石井が叩きこんで勝利を収めた試合でした。翌朝、京都へ向かうスーパーはくと号で、ホンダの選手たちと乗り合わせたことを覚えとります。



続いて「9月9日 栃木SCvsホンダFC @栃木県総合運動公園陸上競技場」

「栃木シュート打たせ過ぎ」「ホンダシンプル」「ホンダの運動量、この暑さでもすごい」「チームの熟成度の差、ホンダは攻守にまとまりあり、フィニッシュのパターンもいろいろ」

ね、強そうでしょう。実際この試合は、3対0で圧勝した。前線のスペースでボールを受け、他の空いたところを別の選手が使う。素晴らしい連動性を発揮していた。序盤こそバタついた面もあったが、点が入ってから落ち着き、その後は栃木を寄せ付けませんでした。得点はFWの新田、MF西、ボランチの糸数。特に3点目の糸数のミドルは、素晴らしいシュートだった。



最後は「10月20日 ロッソ熊本vsホンダFC @KKウイング」

「3分 鈴木がドリブルでPA内へ、落したところを新田がシュート! 素晴らしい連携」「ホンダのプレスにロッソ、ボールをキープできず。DFラインも簡単に突破許す」「ホンダ、盛んにスルーパス通す。前線のスペースへボールを出す意識、FWが飛び出す意識、徹底されている」「19、16は要注意」

この試合についてはこないだ書いたばっかりですけどね、結果は引き分けでした。しかし判定ならホンダ。ロッソはドローにできた幸運を感謝しなけりゃならない、ってくらいホンダが押していた。

とまあ、ホンダのいいところばかり見てきた気がするのです。



言葉をかえすようだが、実力は圧倒的にレイソルがまさっているのだから、必要以上に恐れても仕方ない。でも警戒するに越したことはない。レイソルは挑戦者、それは天皇杯においても同様であるはずだ。本来の力を出し切れれば、よほど運に見放されない限り勝てるから、油断や慢心だけはしないように。リーグ戦の悪い流れを、天皇杯で断ち切ろう。

余談だが、ホンダのサポーターはどれくらいいらっしゃるのかな。3回も見たから、ホンダの応援が耳にこびりついちゃって離れない。小太鼓で「デケデケデン、デケデケデン、デン、デン、デン、デン」というリズムを繰り返すやつ。最後のデンを4回繰り返すところで「おー、おー、おー、おー」と掛け声が入る。これ、『走れ☆ホーリーホック』並みに残りますよ。

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2007年11月 1日 (木)

複雑だ…

「ドラゴンズが日本一になったよ」って、タイムマシンで過去に戻って小学生の自分に伝えたい。むちゃくちゃ喜ぶだろう。

昭和49年の優勝は幼すぎて知らず、物心ついて野球を理解した頃には、中日はすごく弱かった。中監督(なか監督、ね)の時代だ。

小学6年生の時にセリーグを制覇したが日本シリーズでライオンズに敗れ、高校3年生の時にまたもセリーグを制するも昭和天皇の具合が悪くて自粛ムードでビールかけすらできず、おまけに日本シリーズでは清原に新幹線の高架橋直撃弾を打たれて敗れ、94年の10.8は今中が落合にホームランを打たれ、99年のシリーズはダイエーに…。

とにかく。中日ファンという人種は日本一に渇望してきたのだ。

だが。本懐を成し遂げて日本一になったというのに、なぜか複雑だ。

ひとつ。もはや体に黄色い血が流れている。ここ数年、すっかり野球とはご無沙汰してたからなあ。今年も中日の試合は結局、神宮で1試合観たのみだし、一昨年と去年はゼロ。新しい選手もよく知らなかったりする。「オレのドラゴンズ」という意識に乏しい。

ふたつ。やっぱりペナントレースに優勝したチームが日本シリーズに出るべきでは、という思いが消えない。クライマックスシリーズは盛り上がったし、プレーオフはあってもいいと思う。だからやっぱり、プレーオフに勝利したチームがリーグ優勝ってことにしたほうがいいんじゃなかろうか。

みっつ。日本一が決まる試合での完全試合という歴史的ゲームを目の当たりにしたのだが、あそこでピッチャー交代とは…。

今日の試合は会社で、同僚とテレビ観戦していたのですが、山井がパーフェクトに抑えている6回、7回辺りから、冗談で「9回は岩瀬に代えるんじゃないの~」なんて言い合っていたのだ。まさかホントに代えるとは、落合恐るべし。

落合が交代を告げたシーンでは、主審も「え!? まさか!!?」って顔してましたね。私もマジで、空いた口がふさがらなかった。しかし冷静に考えると、妥当な気もする。山井はパーフェクトに抑えていたものの、7回辺りからいい当たりされていたし、何が何でも勝つ気なら、走者のいない状態で岩瀬に投げさせたほうが勝利を掴む確率は高いだろう。あるいは、3点差以内ならたとえ無安打無得点だろうが岩瀬に代えると決めていたのかも。それが中日の勝ちパターンだし、岩瀬を胴上げ投手にするという思いがあったのかもしれない。

ま、あそこで投手交代という決断ができちゃうところが、情に流されやすそうな某監督とは異なる落合の名将たる所以なのかも。何しろ就任4年で日本シリーズに3回出場してるんですからね。文句のつけようがありません。若干の不可解さは残りますが。

とにかく、中日優勝おめでとうございます。




しかしこのシリーズを通して最も印象に残ったのは、ダルビッシュ有の成長ぶりである。

昨季、今季と通して見てきたファイターズファンには「何を今さら」と言われるかもしれんが、ダルビッシュは素晴らしい投手に育ちましたね。藤川球児と張れる伸びのあるストレートに、抜群のキレを誇る多彩な変化球。コントロールの良さ、ピッチャーに欠かせない勝気な性格。大投手の予感がプンプン漂ってます。

あれは2002年の秋。妻と東北地方を旅した際に、盛岡で借りたレンタカーの車内でラジオを聞いていた。ちょうど秋の高校野球大会を実況してまして、アナウンサーが「だるびし、投げました! だるびし、今日5つ目の三振!」とか言ってるわけです。だるびしって投手らしいが、どんな漢字書くんだろう? 樽菱? なんて妻と話してたもんです。翌日の新聞で、ダルビッシュという東北高校の1年生ピッチャーだったと知るわけですが。

まさかあの時には、こんな素晴らしいピッチャーになるとは思いもよらなんだ。総合力では松坂を凌ぐかもしれないな。ぜひメジャーに挑戦してもらいたいもんです。

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初モーターショー

ここのところ週末もどこかへ出かけることが多く、純粋に体を休める休日ってのがなかった。だから週の真ん中水曜日に代休をいただいたんです。

家で寝てればいいのに、つい外出したくなる私。どこへ行くか悩んだ末、今幕張で開催されている東京モーターショーに行くことにした。

自他ともに認めるクルマ大好きな私だが、じつはモーターショーに行くのは初めてである。「モーターショー? 行ったことない」と言うと、すごく意外そうな顔をされる。「なぜ?」と聞かれれば、「人ごみ嫌いだから」と答えとります。それが一番大きな理由だからだが、もうひとつ、「クルマは乗ってナンボでしょ」という思いもある。

もちろんクルマを見る行為も好きなんだけど、クルマは基本、走らせるもの。だからせめて動いているところを見たい、室内で停まってるだけなら自動車雑誌の写真で十分。ということで、これまで混雑の激しいモーターショーはパスしてきたんです。でも「平日なら空いてるよ」という声に押され、幕張へクルマを走らせたのでした。

初めてのモーターショー。なかなか、いやかなり面白い。食わず嫌いは良くありませんな。ミツバチのようにあっちこっちのメーカーのブースを回る私。



印象的だったのはね~。やっぱりGT-Rかな。偽装を施された写真は嫌ってほど見てたわけだが、フルヌードになった実車をじかに見るのは初めてだ。思ってたよりカッコいい。筋肉質な抑揚のあるデザイン、ガバッと口を開けたグリルから覗くむき出しのバンパーは、筋肉を覆うスキンが一部めくれて、骨身が見えるようなイメージ?

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「スカイライン」の名字が取れてGT-Rのみになり、なんか「鈴木一朗」が「イチロー」になったような感じだ。しかし、隠してもわかる「スカイライン家」のDNA。古典的な3ボックスノッチバックのプロフィール。離れて見てても柔道部の部室のごとき体育会系の汗臭さが漂ってきそう。まあ、「流麗なクーペ」担当はZに任せるってことなんでしょうな。



コンセプトカーで楽しみにしてたのは、ホンダのCR-Zである。

「ライトウェイトスポーツ」という言葉にめちゃくちゃ弱い私。それに、国内メーカーではホンダが最も好きなこともあり(祖父が浜松に住んでいた頃、本田宗一郎が近所で会社を開いていたそうで。15年ほど前には父がレジェンド、姉がシビック、私がビートに乗っていた、ホンダの人が聞いたら泣いて喜びそうなホンダ一家だったのです、ウチ)期待していたのです。

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実際に見てみた感じではですねえ、イマイチかな。それなりにカッコいいが、ぶっちゃけて言えばアウディR8のほうが百倍イイ。サイズは違うが。

一時期の不調は脱したと思うが、まだまだホンダはデザインがウィークポイントだと思う。最近のスズキのほうがずっとセンスいいっすよ。

厳しいこと言っちゃうのも、かつてのホンダは世界一デザインに優れたメーカーだったことを知ってるから。3代目ワンダーシビックのカッコよさと言ったら。エッジの立った直線基調のデザイン、テールまで伸びたルーフののびやかなライン、異次元だった。おまけにCMがセンスよくてね。ワンダーシビックのCMにはルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」が使われていて。前奏のストリングスに被さって、ミラノかどっか、ヨーロッパの駅にたたずむシビックのシルエットが現れる、鼻血もんのカッコよさだったなあ。

ホンダという企業のチャレンジングな姿勢は大好きで、ホンダの存在は日本の誇りと思ってますので、ぜひともデザイン方面の充実を期待します。大丈夫、一時期の日産もひどかったけど(最後のブルーバード、U14なんて目を覆いたくなった)、中村史郎さんをいすゞから引き抜いて大躍進したじゃないですか。



さて。市販車で、実際に触れるモデルで最も惹かれたのは、コレ。頭上まで広がるフロントウィンドウはすごく新鮮。室内のデザインもモダンかつ子どもっぽくなくて素晴らしく、かなり欲しくなりました。シトロエンは、コンセプトカーも良かったな。



しかし。

ショーを通じて私が最も驚き、かつ魅力的に感じたのは。

ホンダのアシモである。いいのか、それで。

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