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2008年1月 7日 (月)

ボブスレーおもすれー

長野に来ているのです。こっちは寒いね。

新年早々何をしに来たのかといえば、誰もが名前は知ってるだろうけど実際には観たことある人少ないと思われる冬のマイナースポーツ、ボブスレーの全日本選手権を観に来たんです。

会場は長野オリンピックでボブスレー、リュージュの会場となったスパイラル。長野駅からバスで30分、ループ橋などもある山道を登った先、飯綱山を間近に望む山の中腹にあります。今日(と言っても日付のうえでは昨日だが)は天気も素晴らしく、地元の方いわく「こんな天気はシーズンのうち2、3日しかない」というくらいで、青空をバックに白い雪山が輝く最高の眺めだったのでした。われわれ世代の人はみんなそうだと思うが、学生時代はスキーに熱中しておりまして、その当時の感覚を思い出しました。

われわれが会場に到着したときは、ちょうどスケルトンの選手が滑走していた。スケルトンってのは、一人乗りのソリに頭を前方にして腹ばいになって滑る競技です(対してリュージュは、ソリの上に仰向けに、足を下にして滑走する)。目の前のコースを滑走していくスケルトン、それはもうちょっと笑っちゃうくらいのスピード。感覚的には、クルマやバイクに乗ってない生身の人間が、こんなスピード(100km/h以上出る)で移動していくってのはあり得ない。その生理的違和感が、観る者に笑いを起こさせるんだろうなと自己分析しました。「なんじゃこりゃ~!!」って。

午前中は2人乗りボブスレーの男子、ジュニア、女子の各クラスが行われてました(ボブスレーには2人乗りと4人乗りがあるのです)。ほとんど生身の人間が滑ってる感覚のスケルトンやリュージュに比べれば、人間が乗り込むだけの大きさがあるソリが滑走するので、生理的違和感は少ない。でも大きい分滑走する際の音や迫力はすごくて、「氷上のF1」と呼ばれるのもうなずける。想像以上におもしろい。

午後は4人乗りの部が行われた。こっちは男女の区別なし、ってか女性も含まれていたのだが、カテゴリー分けするほど選手がいないのでしょう。何しろ各クラス5、6組しかエントリーがない。午前の2人乗りと午後の4人乗りの両方に出ている選手も多かったから(確認してないけど、もしかしたらほとんど全員がそうだったのでは?)、競技人口自体がすごく少ないんでしょう。だいたい一組が55秒ほどで滑り終わるから、競技もすぐ終わっちゃいます。今日は待ってる時間のほうが圧倒的に長かった。

ではわたくしめが携帯で撮影した動画をご覧ください。一瞬ですけど。

いかがですか。あんまりスピードが速いから、ソリを追うのに苦労しました。何度もチャレンジして何とか成功。

ソリが氷を掻く「ガガガガーッ」って音に、「ヒーン」「ばびゅーん」と空気を切り裂く音も混じってる。間近で見るとすごい迫力ですよ。

観戦ポイントは、皆で声を掛け合い力を合わせてソリを押していくスタート時と、この動画のようにスピーディにコーナーを駆けていく中間地点、そしてブレーキで雪煙が舞い上がるフィニッシュ時(ブレーキはフィニッシュラインを越えないと使用できない)なんかが挙げられる。この競技、最前列に座るパイロットの微妙な舵取り、ライン取りがタイムを左右するらしいのだが、傍から見てるとわからない。コースも全体が見渡せるわけではない。F1みたいにオンボードカメラとかあって、その映像が大型ビジョンなんかで見れるといいのに、と思いました。

それにしても、選手の友人や家族など関係者を除いた純粋な観客は、われわれを含めても10人いなかったのではないか。一応日本におけるボブスレー最高峰の大会なんだろうが、あまりに少ない。「観客用に売店くらい出てるだろう」と目論んでたけど、完全にあてが外れた。生で観戦するとホント面白いから、もっと注目を集めてほしい。雪山の非日常性も加わって、すごく気分転換になるから、1年に1回くらい観るのもおススメですよ。スキー、スノボや善光寺参りのついでなんかにぜひ。上手く日程が合えばの話ですが。

こういった大会の非開催時には、有料でいいから体験同乗なんてのをさせていただけると大変おもしろいと思う。競技のPRにはもってこいなんじゃないかと思いますね。ボブスレー・リュージュ協会の皆さんには、ぜひご検討いただきたいです。

余談だが、スパイラルの管理棟にリュージュのソリなんかが展示されてる一角があり、そこに貼ってあった張り紙が面白かった。「リュージュの選手募集」って告知なんだが、「すぐに日本代表になれます!」「海外遠征や海外合宿に行ける!」なんて煽り文句が踊ってた。すぐ日本代表になれるって…どんだけ競技人口少ないんだよ、と。

ひとつ、やってみます?

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受信: 2008年1月 7日 (月) 10時59分

コメント

あけおめです、おにぎりさん。
ボブスレーと言うとCOOL RUNNINGって映画を思い出します。
ボブスレーに勝つにはスタート、ソリに乗り込むまでの
スプリント力が肝だ‥みたいな映画でした。
スポーツ好きのおにぎりさんならご存じかも知れませんね。

個人的に大好きだった俳優、ジョン・キャンディの遺作となってしまった
ということでも、思い入れの深い作品になりました。

この映画のタイトル、その旅に幸あれ、って意味らしいです。
2008のレイソルの行く道に・・COOL RUNNING!

投稿 おかか | 2008年1月 8日 (火) 00時19分

おかか様
クールランニングって映画は観たことありませんが、ボブスレーはこの映画によって一気にメジャー化しましたよね。名前の浸透度という上では。

でも実際に競技を観たことのある人は少ないかな、と思いまして。ホント楽しかったんですよ。今回の観戦旅行に同行した同僚が携帯で撮った動画を編集し、YOUTUBEにアップしてるんでご覧になってみてください。ボブスレーで検索かけると上のほうに出てきます。←次のエントリでアップしときました。

投稿 おにぎり | 2008年1月 8日 (火) 22時22分

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