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2008年2月

2008年2月29日 (金)

3月末で…

今、真剣に恐れていることがあります。3月末になるのが怖いのです。あと1ヶ月弱。その日を迎えるのが、いつかはその日がやってくるのが、とても寂しい…。

朝の連ドラ、『ちりとてちん』が終わってしまうなんて。

DVDが発売されることも決定してるし、それを購入すればいつでも見返せるのはわかってるけど、あのストーリーが、毎朝楽しみにしてるあのドラマが完結してしまうなんて耐えられない。それくらいハマってる『ちりとてちん』。

もうね。寝ぼけていてもあのテーマ曲が鳴れば、一発で目が覚めますね。松下奈緒のピアノまで行かずとも、サワリの「チトチトチト…」のメロディで覚醒します。見てない人には、なんのことやらさっぱりでしょうけど。

『ちりとてちん』の何がそんなに好きなんだろう私は。ストーリー、脚本、出演者、その演技…もう何もかもが自分的には気に入りまくっちゃってるんで、「コレ!」とひとつを挙げられないのですが。間違いなく言えるのは配役で、絶妙というか、もうこれ以上ないってくらいのクオリティですね。ことに徒然亭一門の兄弟子たちは最高ですわ。草原兄さん、草々兄さん、小草若兄さん、四草兄さん…。それぞれ個性がくっきりはっきりしてて、愛おしさすら覚えるくらい。和久井映見ら、小浜の人たちも素敵だなあ。

それとさんざん言われていることですが、「ダメな女の子がヒロイン」ってのも共感できるポイント。いきなり話を大きくしちゃってアレなんですけど、私、人間って基本、弱い生き物だと思うんですよ。つまんないことでうじうじ悩んだり、誰かに嫉妬したり、ちょっとしたことで傷ついたり、反対に知らないうちに誰かを傷つけていたり。そんな日常の中でもがき苦しみつつも、明日はやってくる。一歩一歩生きていかなければならない。このドラマでは、ヒロインの喜代美だけでなく登場人物の誰もが、もがき苦しみながら、それでも自分の進むべき道を見定め、居場所を見つけて、人生を歩いていく。そんなところにすごく反応しちゃうんですね。

もうね、毎週一度はボロボロ泣いてますよ。妻と一緒に見てるから、台所に行ってコーヒー淹れるふりしたりしながらこっそりね。ヤバいっすよ、いい歳して。

そして8時29分、ドラマが終わる。いきなり切り替わるド真面目なNHKニュース。そのギャップにいつも軽い違和感を覚える。

そのときいつも思うのは、「直前までモニターを見てるっぽい森本健成アナ、涙流してたらおもろいな…」である。

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2008年2月28日 (木)

長年の疑問、氷解

10年くらい前の「日清ラ王」のCMを覚えておられる方は、いらっしゃいますかね。小林薫と本上まなみが出演していた。

飛行機の機内。非常口前の、シート間隔が開いた席に座る小林薫。スチュワーデス役の本上まなみは、離発着時なのか、気流が悪くて客室乗務員も着席するよう指示を受けているのか、小林と対面して座っている。

で、二人は麺をすすり合う。張り合うようにすすり合う。互いの存在が気になっている二人。本上まなみがついに話しかける。

本上「お仕事ですか?」
小林「ええ(微笑)」
本上「エコノミーで」
小林「ほっとけ」

という二人の掛け合いが面白くって、妙に印象に残ってた。本来ならスチュワーデスも着席するような状況で、機内食が出ることはあり得ないんだけども。




なんでそんなCMを思い出したかと言えば、こないだ沖縄に行った際、往路の飛行機で同じ体験をしたから。非常口前の席に座ったのです。

あの席は微妙ですね。私は飛行機では前席の下に荷物を入れるのだが、そのスペースがないし、ひじ掛けに収納されてるテーブルも小さい。足を伸ばせるのはいいけど、どうも落ち着かない。そのうえ、非常時には脱出のお手伝いもしなくてはならない…(そんな状況にならないことを願ってますが)。

そして「機長の指示により、客室乗務員も着席させていただきます」という状況、そう、前述のCMのようなシチュエーションでは、なんか気まずい。スチュワーデスさんと目を合わせてはいけないような気分になる。ええ。モテない男はそんなとき、変な自意識が働きがちなのです。

しかし先日は、意を決して話しかけてみた。じつは飛行機に乗るたび気になっていたことがあって、その理由を知りたかったからなのだ。

それは、「機内では全面禁煙ですよ、化粧室内でおタバコを吸われると、火災探知器が反応して大変なことになりますよ。とにかく禁煙ったら禁煙です!」みたいに激しく喫煙を禁止しておきながら、なぜトイレに灰皿があるのかってことなんです。おかしいでしょ。あんなのがあるから、勘違いしてタバコを吸っちゃう人もいるんじゃなかろうか。

と疑問をぶつけてみたら、ちょっと鈴木亜美似のスチュワーデスさんは、心底申し訳なさそうに「じつは、法令で決まっているんです。禁煙と申し上げても、吸われてしまうお客様がいらっしゃいます。そうした喫煙行為を発見したとき、すぐに消していただけるように、機内には灰皿の設置が義務付けられているんです」と教えてくれた。はああ! 法律で決まってるんですか! というわけで、長年の疑問は氷解したのです。

ついでにいろんな話をした。現在ANAでは一日3行程、すなわち「羽田→那覇、那覇→羽田、羽田→小松」なんて乗務が多いのだそうだ。大変ですね。往復で終わりなのかと思ってました。「私も入社前はそう思ってました。でもス○イ○ークさんは、4行程と聞いてますし…」。なるほどね。「霧島市のホテル○○○ですか? よく泊まりますよ。当社もJALさんもあそこに泊まります」。そうですか。2月にはジャージを着た連中がたくさんいるけど、無視してくださいね。てな具合に話が弾んだのです。

ジェットは那覇空港に着陸した。「今日はこれから羽田へ?」「ええ、戻ります」。というわけで、お仕事頑張ってくださいね、と声をかけて飛行機を降りた。決して、那覇泊だったらご飯でも食べにいきませんか? 今夜は僕たちもヒマだし皆さんでお越しください、と名刺を渡すなんて魂胆はなかった。ないったらないの!

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2008年2月27日 (水)

美味三昧

順調に肥えてます。

このところ旅続きで、旅に出るとその土地土地のうまいもんを食べたくなる。その自然な欲求に素直に従っていたら、どんどん腹が出てくるのが自分でもわかるほどなんです。

いかん。数か月前にダイエットの誓いを立てて実行中だというのに。これだから体脂肪計のオムロンさんに「体年齢46歳」と非情な通告をされるのだ。

とはいえ、旅先でその土地にしかない美味に巡りあったら、箸をつけたくなるのが人情。ダイエットはまた明日から頑張ることにして、今この瞬間を精一杯生きよう。などと都合よく自らを納得させ、今日も脂肪を溜めこむ私である。




先週の金曜日と土曜日、岐阜県の郡上へスノーボードワールドカップを観に行った。名古屋まで新幹線で行き、そこでレンタカーを借りたのだが、行き帰りとも名古屋でメシを食べる余裕があった。

名古屋って言ったら、ローカルフードのメッカである。食いたいものがたくさんある。金曜日は同行者と相談のうえ、以前から一度行ってみたかった「スパゲティハウス ヨコイ」へ!

Spayokoi

名古屋名物あんかけスパの発祥の店なのだ。誰ですか「共食いじゃん」などと言ってるのは!

以前にも書いた気がしますが、私は愛知県出身ながら18歳で関東に出てきてしまったため、「名古屋の大人の味」に疎い。あんかけスパもあんまり食べた経験がなかったのだが、豊橋の「チャオ」には両親によく連れて行かれた。あそこもあんかけスパだったな、今にして思えば。

個人的に懐かしいスパゲティと言えば、「卵焼きナポリタン」である。私は18歳まで、日本におけるナポリタンは、熱々の鉄板に盛られた麺の周囲に溶き卵が流し込まれ、それが卵焼き状に固まってるもんだと思ってた。名古屋周辺ではそれがスタンダードなんです。美味しいよ。名古屋に言ったら是非お試しください。

土曜日の夜、再び名古屋に戻ってきて晩飯を食べようということになった。今度は奮発して、ひつまぶしを食べに熱田へ出かけた。

Hitsumabushi

ひつまぶしの名店、あつた蓬莱軒でございます。

お櫃の中身をお椀によそって、一杯目はそのまま、二杯目は薬味を入れて、三杯目はお茶漬けで、四杯目はお好みの食べ方で、食すのである。私はお茶漬けが好き。お茶じゃなく出汁をかけるんですけどね、鰻の脂が溶けだして、コクのあるおじや風になる。海苔の香りがよく合うんですね。

蓬莱軒に行ったのはじつは初めてだったんだけど、個人的には栄のいば昇の味が好きかな。鰻がパリッと焼かれてて香ばしいのです。

そして月曜日からは沖縄に来てまして。沖縄もそそられる郷土料理が山ほどありますなあ。

Jushi

月曜の夜には、那覇は国際通りからちょこっと入った所にある「あんつく」に出かけた。ここは5~6年前に初めて沖縄に足を踏み入れたときにも行ったんだが、何を食っても美味い。特に、写真の「ふーちばぼろぼろじゅーしー」が好き。ヨモギの葉を入れたおじやです。古酒でほどよく酔っ払った後、〆に食べると最高なのです。

そして昨日。

以前から一度食べてみたかった禁断の味を味わうべく、ひめゆりの塔近くにあるこの店へ。

Nakachi

山羊料理専門店です! どんだけ長いんだよ市外局番、といったツッコミはさておき。

沖縄では「ヒージャー」(髭のあるものという意味だそうです)、すなわち山羊をよく食べるらしい。特に、滋養強壮に優れたスタミナ食として愛されているそうだ。別にこの後国際通りでひと暴れしようなんて目論見はさらさらなく、単純に山羊を食べてみたかったんです。

お店の入口に立っただけで、何やらケモノの匂いが漂う。この本に書かれているように「ヤギは臭くて素人には厳しい」という話はさんざん聞いていて、ちょっと戦々恐々気分だったんだが、匂いを嗅いで気が引き締まる。

Yagi

山羊の刺身と山羊汁(名前のインパクトがすごい)をオーダー。山羊刺しは普通に美味しい。皮がこりこりして、赤身も血なまぐさいことはなく、きめ細かで淡白なお味だ。

問題は山羊汁。レンゲでスープをすくって口に運ぶと、ケモノ特有のすえた匂いが鼻につく。匂い消しに生のヨモギがたっぷり入ってるんだが、全く役に立ってない。これは想像以上だ…。

しかし。二杯、三杯と飲み進むにつれて、匂いが気にならなくなってきた。あれ、美味いんじゃない?と思いはじめ、最後は骨をしゃぶり尽くしスープも飲み干すほど、たいらげてしまった。美味いじゃん山羊!

というわけで、皆さんも沖縄に行かれたら、ぜひ一度チャレンジされることをお勧めいたします。精力がついたかどうかは、ちょっと実感できなかったけど。

しかし一番印象的だったのは、このお店でご一緒した地元のおじいさん2人の会話が、全く聞き取れなかったことで。ディープな沖縄を体感するという意味でも、一度訪れる価値があると思いますよ、このお店。

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2008年2月25日 (月)

カタログ好き人種

沖縄に来ております。

今月は札幌、宮崎、鹿児島、沖縄へ飛行機で飛び、長野、福島、岐阜へ新幹線で駆けた。ちょっと旅行の日程を入れすぎました。おかげで、「せっかく遠くに来たのに、心が躍らない」症候群にさいなまれています。旅が日常と化してしまい、非日常感が全く感じられないのです。

旅から旅へという人生は、かつて憧れていたはずなのに。難しいもんです。

ま、それはともかく。

飛行機や新幹線(JR東日本の)に乗ったとき、ヒマつぶしに機内誌や車内誌に目を通す方は多いと思います。私も、ANAの『翼の王国』やJALの『SKYWARD』が好きで、飛行機に乗るとスチュワーデスさんに必ず「新品の『翼の王国』ください」とか注文しちゃいます。家に持ち帰ってゆっくり読むのです。JR東日本の『トランヴェール』はイマイチかな。創刊当時は非常に意欲的なPR誌でしたが。

それとともに、通販のカタログにも見入っちゃいます。

世の中の人は、「カタログ見るのが大好きな人」と「そうでもない人」の2種類に分けられると思う。私は、圧倒的に前者。カタログ大好きです。別に買うわけでもないのに、見入ってしまう。

特に好きなのが、「キャビンアテンダントが開発しました」とかの企画物ね。なんか、異常にそそられる。「竹内海南江の“カナナプロジェクト”のリュック!」だとか「マダムヒロコの美軽シューズ!」だとか、よくわかんない企画物大好き。繰り返しになるが、決して自分で買うわけではない(女物だし)。なのに、そんな商品が掲載されている誌面を眺めるだけで、満たされた心持ちになるのだ。

今日も那覇に向かう機内で機内販売のカタログを眺めつつ、つくづく考えた。オレは何で、こうもカタログ好きなんだろう、と。そして一つの答えにたどり着きました。それは「カタログ好きは“妄想好き”である」ということなのです。

趣味を問われれば「邪推と妄想」と答えることは以前書いた気がしますが、私はまさに妄想好き。つうか、ほとんど妄想の世界に生きている。妄想好きは、カタログを眺めて、「この商品を買ったら、オレの生活はどうなるんだろう」と考えちゃうわけですね。その想像で、ご飯3杯はイケちゃうわけです。いわば、カタログは妄想の世界にトリップするためのクスリ。妄想に浸るための呼び水なんですね。

こういう人種はまず例外なく、新聞の折り込み広告に入ってくるマンションの広告なんかにも反応する。間取り図を見たりするのが大好きですね。私も、買えるわけでもないのに住宅情報マンションズとかとつい手に取ってしまうクチです。無印良品のカタログなんか、買いもしないのに大好きです。

商品を買ったらどんな生活が待っているか。それを想起させるのは通販カタログの編集手法として王道中の王道である気もするが、私なんぞはまんまと乗せられてしまう。幸いにして可処分所得が少ないのでショッピング魔にならずに済んでますが、こういう人種は金があればあるだけ使っちゃうので、堅実な生活とは無縁になりがちです。気をつけよう。

そんな自分が愛おしくもあったりするのですけど。

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2008年2月24日 (日)

あなたの空を飛びたい〜♪

ちばぎん、仕事が入ってしまい行けませんでした…(泣)

で、ただいま千葉テレビにて録画中継観戦中。

試合やプレーはひとまず置いといて、一言。

このCMの入れ方は逆効果だと思うよ…千葉テレビさん。

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2008年2月22日 (金)

なぜか世界遺産ツアー

なぜか世界遺産ツアー


岐阜県の奥地、郡上に来ています。

例によってのスポーツ観戦ツアー。今回はスノボワールドカップを観に来ました。今日はスノーボードクロスの競技が行われたのですが、スピードもジャンプの高さもすごかったですよ。明日はハーフパイプを観戦して帰ります。

で、今は地元のホテルに入っているのですが。競技が終わったのは午後3時、まだまだ時間があるからと、クルマで1時間ほどの白川郷まで足を延ばしてきたんです。

夏に来たことはあったけど、雪景色は初めて。もう、すんばらしいですね。

写真は、合掌造りの村落を見渡せる展望台から。だんだん日が暮れていくにつれ、ぽつりぽつりと灯りがともりだす。風情あります。


と、観光バスがやって来て、20数人の観光客がどやどやと降りてきた。皆さんカメラと三脚を持っている。しかも話を聞いてると、どうやら中国人の団体らしい。

彼らは日が暮れるまで、熱心に写真を撮っていた。そして辺りが暗くなると、はるか下の集落で、ちらちらとライトが動き始めた。中国人団体の世話役とおぼしき人が、トランシーバーで何やら話すと、ライトがうごめく。

なんと、トランシーバーで指示をだしながら、合掌造りの家を照らしてるんですよ!! いい写真を撮りたいがために、そこまでやるか。なんか、中国人のバイタリティを目の当たりにした気がしました。

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2008年2月21日 (木)

ボンクラの子孫

NHKの『その時歴史が動いた』は好きな番組でよく見る。昨日の加藤清正もよかったなー。豊臣秀吉への忠義を果たすべく、嫡男の秀頼を命を賭けて守ろうとした行動には感動したし、熊本城普請のときに清正が歌っていた唄(秀頼の身を案じ、家康の真意を測る内容の歌詞)が、現在でも熊本で歌い継がれているというエピソードには、たいそう驚いた。

そもそもNHKの歴史番組は、小学生の時分、気配りおじさんこと鈴木健二アナが司会を務める『歴史への招待』から見ていた。おかげで日本史が大好きになり、高校生の頃にはしょっちゅう京都へ通う日本史少年へと成長するのである。

歴史好き同士が語るテーマとして、「幕末の人物で誰が好き?」てな話がありますね。ちなみに私は断然、土方歳三である。新選組大好き。一般的日本人が大好きな坂本龍馬や西郷隆盛はあまり好きじゃない。てか、敵。なぜなら私が愛知県三河地方出身だから! 幕府側の人間なのです(一応ご説明しますと、江戸幕府の開祖たる徳川家康は三河の国岡崎の生まれ。江戸幕府の中心となった譜代大名も、三河衆が多いのだ)。

こないだ郡山で会津の郷土料理屋さんに行ったとき、ドリンクのメニューを見て笑っちゃった。会津の地酒なんかがパワーレコメンドされてるメニューの端っこに、「敵国の酒、芋焼酎がどうしても飲みたい方は、店主以外の店員にこっそりご相談ください」と書いてある。私の場合そこまでじゃないけど、気持ちはわかる。以前山口県の萩に行った際、萩城跡や松下村塾を見物してるうち、だんだん腹が立ってきた。吉田松陰や維新の志士たちが神と崇め奉られてる様に、「そんなに維新派が偉いんか!」と、幕府側人間のDNAが反応してしまったのだ。いやあ、日本もまだ内乱の記憶から逃れ切ってないのですよ。




ところで。生粋の愛知県人である私は、こんにちの日本の礎を築いたのは、愛知県人であると思ってる。

と言うとたいていの非愛知県人は、「はぁ!?」と怒気を含んだリアクションを返す。でもね、考えてみてもごらんなさいよ。東京すなわち江戸を拓いたのは? 徳川家康だ。大阪は? 豊臣秀吉でしょ。金沢は前田利家、熊本は加藤清正、広島は福島正則、高知は山内一豊、姫路は池田輝政…と見ていくと、「日本は愛知県人がつくった説」も説得力あるでしょ?

まあそれは冗談なので、「江戸には家康以前に太田道灌が城を築いてんだよ!」とかマジに言い返さないでください。しかし、戦国時代の覇王として信長が君臨し、その遺志を継いだ秀吉が天下統一を成し遂げ、さらに家康が強固な支配体制を築いたことで日本の近世が幕を開けたのだから、ある意味当然とも言えるのだ。仮に天下統一を武田信玄が果たしたら、日本中いたるところに山梨県人の足跡が残ってたかもしれない。

信長、秀吉、家康は、愛知県では「郷土三英傑」と呼ばれる。私に限らず、愛知県人は多かれ少なかれ、戦国の英雄たちを誇りに思ってるはずだ。それは、東京と大阪に挟まれ決して日本一にはなれないコンプレックスを、英雄に思いを馳せることでひととき忘れようとする、愛知県人ならではの悲しい性であるような気もするのだが。

そんな私に、高校時代、日本史の鈴木先生が言い放った。

「三河の優秀な人間は、家康がみーんな江戸に連れてっちゃったからな。お前らもオレもそうだけどな、いわばオレたちは、ボンクラの子孫だからな!!」

ガーーーーン!!!!! た、確かに…。愛知県(尾張と三河)で生まれ育った武将たちは、みんな最終的に愛知を出ていった。ボンクラの子孫。あの衝撃的な言葉を聞いてからもう20年近く経つが、今でもその声色まで思い出せるということは、それだけその言葉がショックで、かつ核心を突いてると感じたからなんでしょうな。

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2008年2月19日 (火)

鹿児島で見たもの

「ぼんちゃんぢゃね?」

茂原が震源地となって流行中という、凡ミスを意味する言葉「ぼんちゃん」。確かに鹿児島で、局地的に流行っているようでした。特に宮本タク。「マジぼんちゃんぢゃね?」「オニギリマジぼんちゃんなんすけど」と連発しまくり。誇張なく100回くらい聞いた気がする。

タクちゃんいわく、「今年の流行語大賞にノミネートされるくらいには流行らせたい」そうですが。

それは無理だろう…。

ところでこの「ぼんちゃん」、タクブログでその存在を知ったときには漠然と、卓球を意味する「ンポン」と同様のアクセントで読んでいた。しかし実際に聞いてみると、「連チャン」とか「徹マン」と同様、ほぼフラットなアクセント(なぜ例示として麻雀用語が立て続けに出てきたのか、我ながら謎)。来週あたりのレイソルオーレでタクか茂原本人がゲストになって、「ナラさんマジぼんちゃんなんすけど」などと公共の電波で披露されるといいなと思う。

さて。

会社にお休みをいただいて駆け付けた鹿児島。わずか26時間ほどの滞在を経て、今朝帰京しました。朝の6時前に起き(最近ではこの時間、東京では明るくなりかけてるのに九州では真っ暗。日本って広い)、空港へ向かってそのまま出勤だ。間違いなく本日、おにぎり史上通勤距離最長記録を樹立しました。

昨日は午前中に鹿児島市内で用事を済ませ、国分へ向かって、午後練習を見学。新年明けて初めてチームに接した。すごく久しぶりで、新鮮だ。レイソルの選手として初めて会う顔も多いですしね。

以下に、わたくしが気づいたことをまとめます。

その1。国分運動公園の芝、明らかに一昨年や昨年よりも状態が悪くなってる。ボールがバウンドするたび、砂ぼこりが舞ってた。ぜひよろしくお願い申し上げます、霧島市様。

その2。ピッチの左右の幅を狭めた、紅白戦形式のトレーニングに時間を費やしていた。ウワサの大津くんを見るのは初めてだったのだが、独特のリズムを持った選手だなと感じた。ドリブルのリズム、ボールの置き方が少し変わってる。それが功を奏しているのか、突破力がある。聞いたところでは、スピードもかなりあるらしい。確かに、ちょっと楽しみな選手。ちばぎんでいきなりスタメンってことはあるのだろうか。

その3。ケガ人が戻ってきてる。パンゾーは昨日が復帰初日だったそうだ。古賀ちゃんや巌ら、故障で出遅れてると聞いてた選手も、まったく普通にトレーニングメニューをこなしていた。もともと昨年から継続して、石さんのサッカーを理解している選手たち。フィジカルトレーニングの量は少ないかもしれないが、戦術的な面では特に問題ないはずで、開幕から飛ばしてくれそうな予感です。

その4。ピッチの東側はじっこで、ドゥーと茂原がリハビリの古邊メニューをこなしていた。2人ともかなり負荷をかけた、ボールを使ったリハビリメニューに取り組んでいたから、完全復活を遂げる日も近いだろう。

この2人、すごくうまい。リハビリメニューで行ったサッカーバレーでは、「こいつら、このサッカーバレーで観客集められる…」と感心した。シゲのうまさは以前から知られるところだったが、昨日はドゥーがすごかった。トラップもパスもドリブルも上手。もちろん対人的強さや高さも備えているから、なんか「ミスターパーフェクト」ってイメージですね。

その5。菅野が切れに切れてた。至近距離からのシュートをことごとくブロックしてた。

まだまだ気づいた点は多かったのだが、とりあえずこの辺りで。いやあ。新チームをこの目で見て、楽しみになってきましたよ、今季の開幕。ポポやシゲがうまく融合できたら、昨年よりも格段に攻撃力がアップして、得点シーンをたくさん見られそう。期待しましょう。

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2008年2月18日 (月)

来たぜ鹿児島

来たぜ鹿児島

桜島は(・∀・)イイ!

こんな活火山をいだく町って、世界でもあんまり例がないんじゃなかろうか。

こないだ久しぶりに大規模な噴火があったと聞いていたけど、今日は時折水蒸気を吹き上げてる程度ですな。

ではこれより国分へ向かうとします。

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2008年2月17日 (日)

最も印象に残ったのは上村愛子の可愛さだった件

昨年来、スポーツを追いかけて全国を駆けずり回る毎日。しかし今月、2008年2月はそれも極まった感があります。

じつは昨日から、福島県は郡山に来てるのです。明日はいよいよ鹿児島へ飛びます。その後、今週末は岐阜、来週は沖縄です。こないだ札幌と宮崎、軽井沢に行ったばかりというのに。いやー、ジェットセッターだな! 体もつのかしら。

さて、郡山のホテルで起きぬけにコレを書いてるわけですが、何をしに来たかと言えば、リステル猪苗代で行われている、FISのフリースタイルワールドカップを観戦しに来たんです。昨日のお昼に入りまして、郡山駅でレンタカーを借り、猪苗代へ。リステルの駐車場が満車でクルマをとめられず、猪苗代町役場に停めてシャトルバスで会場に向かうことを余儀なくされているうちに、到着した頃にはモーグルの女子決勝が始まっていた。

ちょうど、われらが上村愛子の順番が回ってきた。固唾を飲んで見守る1000人強の観客たち。上村愛子はその期待を裏切らず、すんばらしい滑りとエアを決めてガッツポーズ。見事優勝を決めた!

Mogul_uemura

インタビューを受ける上村。人垣に阻まれて接近できず、頭上にケータイを掲げて、何とかこの写真を撮影した。しかし遠く離れててもわかるキュートなルックス。かわええ!

しかし長野五輪のときはガラスの十代だった上村愛子も、28歳なんだなあ。インタビューにも、年齢相応の落ち着いた対応をなさってました。日本のモーグルを引っ張る自覚と自信にあふれてるように見受けられましたねえ。

例によってモーグルを見るのは初めてだったのだが、エアなんかを間近で見るとやはり迫力ありますね。

Mogul_air

昔スキーをやってた頃。ゲレンデにちょっとした段差があるのを見つけると、嬉々としてジャンプしてました。一瞬宙に浮く感覚が楽しくてね。そんな風に好んでジャンプしてた方も多いのではないでしょうか。

しかし、自分が飛び終わった後に振り返って、連れが同じ段差でジャンプしてるのを見ると、ほとんど飛んでないというか、ちょこっと地面から離れただけなのがわかって、驚いたもんだ。感覚的には大ジャンプなのに、実際には「浮いただけ」。

その点、モーグルのエアはすごいっすね。あんな急斜面を猛スピードで滑って、大ジャンプするばかりか飛びながら演技してるんだから。尋常じゃないな。

コブだらけの斜面を、ほとんど上半身を揺らせることなく、膝でショックを吸収しながら滑り降りてくる選手たち。思わず、「高性能なサス(サスペンション)持ってんな~」という感想を抱いた。クルマじゃないって。

ところで、こないだジャンプを見学したとき、ジャンプ台のマーキングが笹によって描かれていることを知ったわけですが、昨日のモーグルでも、係員が斜面に植物の葉っぱのようなものを撒いていた。調べたら、天候が悪いとき、コブの状態をわかりやすくするためにヒバの葉を撒いたりするそうなんです。知らなんだ。

今日はフリースタイルワールドカップ最終日、「エアリアル」を観戦してきます。

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2008年2月16日 (土)

もう一つの黄色い熱狂

皆さん、2月29日金曜日の夜は空いてます? もし空いてるんなら、代々木第二体育館に行きませんか?

なんて誘っておきながら、私はちょっと別件が入ってしまう可能性大なんですけど…。

いやね、じつは昨日初めて代々木第二体育館に行ったんですよ。われらが柏レイソルの親戚とも言うべき、日本バスケットボールリーグ(JBL)の日立サンロッカーズの試合を観に。わたくし、もう大興奮しまして。29日に、サンロッカーズの今季ホーム最終戦が代々木第二で行われるのです。レイソルを応援してる方ならきっと楽しめます!




今季、bjリーグの試合は3試合ほど見たんだが、JBLは初めて。bjのアメリカナイズされた運営ぶりや、ブースター(サポーター)の熱狂ぶりに感心していたので、企業スポーツの色が濃いであろうJBLはどんなもんかな、とちょっと懐疑的な気分で足を向けた。

ところが。代々木第二の席につき、日立の選手が出てきた途端に「やられてしまった」。

つうのは、サンロッカーズのユニフォームは黄色で、胸には日立のロゴが、背中にはWoooのロゴが入ってるんですよ。それ見ただけでもう、自らの体内に流れる黄色い血が騒ぎ出して。私にとって、イエローのユニフォームと「HITACHI Inspire the next」のロゴは、オートマティックに気分を興奮させるパブロフの犬的作用があると知ったのでした。

080215hitachi

試合が始まる。序盤、サンロッカーズは立て続けにシュートが決まり、対戦相手のトヨタからリードを奪う。しかしシュート力と連携に優れるトヨタが徐々に盛り返し、第二ピリオドには逆転を許してしまう。

しかし第三ピリオド、サンロッカーズの守備がトヨタの攻撃をことごとくブロックし、逆に次々と速攻や3ポイントを決めて突き放す。そのまま4ピリも逃げ切り、75-58の快勝! 今季初めてトヨタに勝利し、会場は熱狂の渦に!

注目選手はやはり、日立のエースにして日本バスケ界の貴公子、五十嵐圭(公式サイト)。わたくし、彼のプレーを生で見たのは初めてだったのだが(日立台の体育館に練習に来たところは何度か目撃してたが)、一発でファンになりました。抜群のスピードとジャンプ力、遠くから見てもわかる華やかなルックス。スターの要素ありまくり。特に、ポイントガード(攻撃の司令塔)として左右にパスを供給し、すぐさまゴール下に切り込んでいくときのスピードや、速攻のドリブルの俊敏さ、滞空時間の長いジャンプから繰り出すトリッキーなパス…。バスケの選手としては小柄な体格(それでも180あるんだが)もあって、「牛若丸」という言葉が浮かびました。吉田義男じゃないよ。

いいなあ、五十嵐圭。ぜひ日立台にレイソルの試合を見にきてほしいなあ。同じ黄色のユニフォームに身を包み、「HITACHI」のロゴを掲げて戦うアスリート同士、レイソルの選手と通じ合うものがあると思う。もしダータマ先生がまだレイソルにいたら、同い年だしスピードのあるプレースタイルも似てるから、すごくいい組み合わせになったと思うのだけど。

五十嵐以外にも、攻守に活躍してた菅選手や、3ポイントをバシバシ決めてた佐藤選手など、注目すべき選手が多い。個人的にツボだったのは、今季途中加入したコーネル選手。211cmの巨体を生かして強烈なダンクシュートを決めたりもするのだが、フリースローを2投とも外すなど、シュートはあまりお上手ではない様子。でも圧倒的な存在感(でかいから)があって、ついつい見入ってしまう。おもろいっすよ。

それと今回つくづく感じたのは、bjよりもJBLのほうがレベルが高いことですね。プレーを純粋に見比べると。ブースターが「我が町のチーム」を熱心に応援するbjの魅力は厳然とあるし、それこそが存在価値だと思うのだが、国内でいいプレー、高レベルなバスケを見たいとなったらJBLですね。間違いない。

会場には、五十嵐目当てと思しき女性ファンがたくさん詰めかけてた。あそこに、昭和テイストで荒々しいレイソルサポーターが混ざったら、結構面白いことになりそうな。ましかしそれはさておき、プレーもホント面白いし、「レイソル愛を再確認する」ことになると思うから、29日におヒマな方はぜひ代々木第二へ!


余談だが、代々木体育館は第一も第二も建築として素晴らしいですね。もはや芸術の域。丹下健三は偉大だ。

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2008年2月14日 (木)

がんばれ仙台

J2仙台の選手不祥事でJ事情聴取も(日刊スポーツ)

ベガルタ大変ですね…。こないだ延岡行ったばかりだから余計に心配だ。

事件が起こったのが6日、それが明るみに出たのが12日。事件そのものへの批判も当然あるわけだが、公表までに時間がかかったことがそれ以上に問題視されているようだ。報道されているように、私がキャンプ地を訪問した9日の時点では、広報担当者がいなかった。フロントの人はおらず、現場の人だけでキャンプを実行していたようだ。それが、判断の遅れや誤りにつながった気もする。現に、事件が明らかになったのは、12日に広報担当者が現地入りして、ネットの書き込みを監督に確認したことがきっかけだという。

こんなブログでウダウダ言うことそれ自体が、火に油を注いじゃう行為なのかもしれないけれど。でも本当に、今季の仙台には頑張ってほしいから、何かエールを送らずにはいられない。

ユキが言ってた。

「すっごくいいチームなんだよ、ここ。レイソルを去ることになったのは残念だけど、こんないいチームに巡り合えたんだからと、ポジティブに考えることにしたよ」

それを聞いて、我が事のようにうれしくなった。あー、いいチームに入れて良かったね、と。何がそんなにいいの?と聞くと、「若手が多くてチームに活気があって、オレが昇格を経験したFC東京とレイソルに雰囲気がよく似てる。すごくいいチームになるよ」と熱く語るのだ。

今回の事件は、なにがしかのマイナス要因として働くだろう。チームも無傷ではいられない。でも、起こってしまったことを悔やむばかりでは前へ進めない。雨降って地固まるのたとえ通り、真摯に反省し、選手の意識向上、チームの結束の強化につなげてほしい。

オカやユキの、お別れの涙はもう見たくない。今季の終了後、彼らの歓喜の涙が見たい。選手もスタッフもサポーターも、頑張ってください。

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2008年2月13日 (水)

ゥワ~オ!

ドゥンビアが徳島にレンタル…。ルーマニアはダメだったのか。

しかしこれでまたJ2を見る楽しみが増えましたな。ほとんどのカードで、元レイソルの選手を見れるんじゃなかろうか。仙台、山形、横浜FC、湘南、甲府、岐阜、徳島、福岡、熊本…(抜けはないよな?)。過半数ですよ。

で、ドゥンビアだ。誰もがその身体能力に舌を巻く、偉大なる未完成プレーヤー。見る者すべてにワクワク感を湧き起こさせ、多くの場合ガッカリ感も与えてくれる、愛すべき選手。何といいましょうか、パーソナリティも含めて憎めない選手ですよね。日焼けサロンに行っちゃったり、くら寿司大好きだったり。

練習見学なんかで、彼の全力疾走を間近に見たことのある方はいらっしゃいます? そりゃあもう、空恐ろしいまでの迫力ですよ。フンガー!!!!って鼻息を響かせてね、アレ聞くと私いつも、ガンダムの排気ダクトを思い浮かべましたね。そんな彼の全力疾走中に、まともにぶつかってしまったマルコス君は、じん帯断裂と肩の脱臼という大ケガを負ってしまった。あのケガは誰が悪いというわけでなく、2人とも真剣に練習に取り組んでいた結果起こった不慮の事故だったんだが、ドゥンビアの身体能力をまざまざと見せつけられた気がしました。

上から糸で吊られたあやつり人形のような、独特なスタイルとリズムのドリブル。決してボールを懐深く置いているようにも見えないのに、相手DFはボールを奪うことができず、突破を許してしまう。しまいにはGKも抜いて、無人のゴールに流し込む。ドゥンビアにはそんなイメージがあります。06年の天皇杯磐田戦、昨年のナビスコ清水戦、あと、ご覧になった方は少ないかもしれないけど、昨年の春季キャンプで名古屋と練習試合をやったときも、そんなプレーがありました。楢崎を抜ききらずに放ったシュートは、ポストに嫌われちゃったんだけど…。

コンスタントに出場機会があってプレーを重ねれば重ねるほど、成長するんじゃないかと思う。徳島での大化けに期待したいですね。




ところで、ドゥンビアをドゥンビアたらしめるエピソードには事欠かないわけだが、やはり何といってもあのMPを奪われちゃいそうな「ふしぎなおどり」が印象深い。

以前、モンゴルことハセに聞いたことがある。「ドゥンビアの踊りって、歌があるんですよ」と。彼はサテライトか練習試合かの折に、ゴールを決めて踊るドゥンビアに駆け寄り、その時に聞いたらしい。

「『セーカセッカ、セカセッカ、セカセッカ…』って歌ってるんですよ」。ぜひ一度生で聞いてみたいと思ったけど、残念ながらそのチャンスはなかった。ぜひ今季のJ2で得点を量産して、あの踊りが鳴門名物になることを願ってます。

「マムシに注意」って看板がものすごいリアリティを持って感じられるほど、自然に囲まれたシチュエーションにある徳島の練習場。ドゥンビアは馴染めるだろうかと少し不安にもなっちゃうわけだが、「ボクが子どものころサッカーをしてたグラウンドは、反対側のタッチラインの辺りにいる選手が見えなかった(ものすごい起伏のあるピッチだったって意味)」という環境で育ったドゥンビア、きっと順応してくれると思う。徳島の皆さん、バネ(彼のあだ名)をぜひよろしくお願いします。

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2008年2月12日 (火)

初めてのカーリング観戦

というわけで、昨日はカーリング日本選手権を観戦してきたのです。

カーリングと言えば、古くは高校時代に読んでた吉田聡のマンガ『ちょっとヨロシク!』とか(苺谷…)、長野五輪での敦賀選手の涙、トリノ五輪でのカーリング娘といったところが思い起こされる。しかし、正直なところルールもよく知らなかった。今回の観戦に先立ってルールを勉強し、頭に叩き込んで行ったのです。

そこで率直な感想。いやー、ルールわかると結構面白いっすよ!カーリング。思うにこの競技は、将棋やら囲碁やらのゲームに似た頭脳スポーツの要素が大きくて、なおかつ正確なショットやスウィーピング(掃くやつ)といったテクニックも要求されるから、「心と体を駆使する」と言いますか、体力と技術、頭脳といった各面が試されるんですね。まあ、どんなスポーツも大なり小なりそういう部分ありますけどね。

Kosuru

こすってるこすってる。

会場となったスカップ軽井沢は、長野五輪のカーリング競技会場となった風越公園アリーナの隣にある施設。いわば国内カーリングの聖地だ。しかしリンク脇に設置されている仮設スタンドは正味100名くらいのキャパしかなく、2階のロビーからもリンクを見下ろせるんだけど、そこには椅子が設置されていない。観戦のためというより、競技をするための施設といった印象だ。

Kankyaku

↑スカップの2階

それでも熱心なファンが詰めかけている。五輪会場となった経緯が関係しているのか、軽井沢や隣町の御代田町にはカーリングファンが多いようだ。選手たちの一投一投に声を上げ、時には拍手し、ため息をつき、見知らぬ者同士で語り合っている。熱い。中にはウィンドウズモバイルと思しき携帯にハウス(カーリングの的となるサークル)の絵を表示させ、ストーンの位置を一つ一つ書き込んでいる方もいた。その画面を凝視して、次の展開を読んでいる。まるで詰将棋。あれはそういうソフト(アプリケーション)があるのか、それとも自作したのかしらん。

Circle

次のショットの狙う位置を指し示しているの図。

ところで、昨日は6日間にわたる日本選手権の最終日、準決勝から決勝戦、3位決定戦までが行われた。ゆえに、残っているチームは国内でも強豪と言えるだろう。前述の敦賀選手やチーム青森の本橋選手(マリリンって呼ばれてた)は一般的知名度も高いが、次代の選手も着々と育っているようだ。

2010年はワールドカップイヤーだが、冬季五輪が開催される年でもある。バンクーバーの星になるかもしれない未来のスターを、今からチェックしておくのもいいかもしれませんよ。

Sonobej_2

こちらはチーム長野の園部淳子選手。長野五輪の開催時は中学生で、カーリング会場の聖火台に火を灯した最終ランナーだったんですって。そんな少女が今やトップクラスのアスリート。いいエピソードだなあ。

3位に入賞したチーム常呂のスキップ(主将)、吉村紗也香選手は、かなりの美形。将来「来る」かもしれない。

Teamtokoro

中央の人です。ちょっとツンデレっぽい雰囲気がまたよい。

そして男子の準優勝チームは、なんと「東京大学」。頭も良い上にカーリングもうまいのか!

Todai

えんじと白のユニフォームが東京大学チーム。左から4人目のスキップ、岩永直樹選手はかなり男前で、やはりスターとなる要素に恵まれている。

おまけにこのチーム、公式サイトブログもやってるんだけど、すっごく面白いんですよ。チームのプロフィールを紹介するページには、2002年の出来事として「…カーリングならオリンピックに出られるのではないかということに気付き、大学に入ったら、カーリングをすることを決意。」とある。03年4月は「大学入学。約束通りカーリングを始めようとするも、どうしていいか見当つかず、ネットで情報収集。東神奈川スケートリンクや、神宮外苑スケートリンクで初心者対象のスクールが開催されていることを知る。手当たり次第参加。」、続いて5月は「…サークルとして、『I.C.E.』を設立する。主な活動は、代々木公園でのキックベース。」といった具合。

そんなノリで結成され、ホントにカーリングを始めて、わずか数年のうちに国内で準優勝するまでに成長した。なかなかのストーリーではありませんか。ちょっと今後が気になるチーム、選手たちですね。




余談だが、スカップの1階スタンドに、レイソルのブランケットを膝に掛けている人がいて、非っ常に気になりました。

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2008年2月11日 (月)

宮崎キャンプ地めぐり2日目

2月は「ウィンタースポーツと春季キャンプ視察強化月間」ってことで、毎週末どこかに出かける予定を立てちゃったおにぎりです。しかし、まだ月の半分もたってないのに、だいぶ疲労がたまってきました…。

今日はカーリング日本選手権を見に軽井沢へ来ております。ところが、一昨日と昨日の2日間で宮崎県内を500kmもドライブしたのがたたったか、体調不良で立ち見がつらく、今はアリーナのロビーに降りてきてソファーに座りつつコレを書いております。今日の会場のスカップ軽井沢(某女子アナを想起させる名称ですが、違います)、フリー無線LANが通ってるんですよ。ステキ。

さて、昨晩遅く宮崎から帰京しましたので、忘れないうちに宮崎キャンプ視察2日目をまとめておきましょう。

延岡のホテルを早朝に出て、一路宮崎市内を目指す。しかし、高速道路が通ってないため、結構時間がかかってしまった。予定では、アントラーズの午前練習を見た後にマリノスとサンガの練習試合を見学するつもりだったが、時間がなくなり直接マリノスのキャンプ地、シーガイアへ向かう。

ホテルの北側に位置するマリノスのグラウンドは、練習試合とあって多くの人々で賑わってました。マリノスサポ、サンガサポの姿も多数(タオマフ巻いてるからわかる)。報道陣やサッカー関係者の姿も多い。

Marinos

このように、グラウンドの脇に3階建ての回廊があって、そこが絶好の観戦ポイントになってます。ピッチの周辺にもギャラリーが多く、推定800人の人出。

私が到着したのはキックオフから10分ほど経ったタイミングだったが、すでに長谷川アーリアジャスールがゴールを決めた後だった。マリノスは栗原、松田、中澤の3バックに、長谷川と水沼宏太のボランチ、右に田中隼磨、左に小宮山、トップ下に清水、大島と新外国人ロニーの2トップ。しかし清水も最前線に上ってる時間が長かったから3トップっぽくも見えたし、長谷川と水沼が縦の関係になるワンボランチ気味の時間も長かった。対する京都は、水谷がGKに入り、左SBに中谷、FWの一角には注目の柳沢が入ってました。

45分×3本で行われた練習試合、1本目はマリノスが圧倒していたが、終了間際に柳沢が右からのクロスを合わせて追いつき、すぐさま栗原のオウンゴール?で逆転。わかんないもんです。

2本目は、回廊の3階から見ていた。京都PA内のこぼれ球に、交代で入ったマリノスの27番斎藤が詰めると、ミズが飛び出してキャッチしようと飛び付く。2人は激しく交錯。主審はPKを指示した。ミズが「え゛え゛え゛ーーーーっ!!!」とシーガイア中に響く大声で抗議してましたが、偶然私の隣で見ていた山瀬功治が「それはPKだろう…」と冷静に呟くほど、明らかにPKでした(笑)。

結局2本目の途中で出てきちゃったんだけど、最終的にはマリノスが逆転して、3対2で勝ったみたいですね。

次に訪れたのは、巨人のキャンプ地宮崎県総合運動公園。

Giants

周辺の道路が渋滞しちゃうほど、ものすごい賑わいっぷり。売店の数も多くてどこも賑わっていた。サンマリン球場内はご覧のとおり。推定1万人。

しかし、何といいますか、盛り上がりっぷりはソフトバンクのほうが強い気がした。人出は大差ないんですけど。あくまでもイメージですが、巨人はライトファン、ソフトバンクは熱狂的ファンが多いという感じ。ましかしいずれにしても、プロ野球人気の健在っぷりを見せつけられました。

同じく宮崎県総合運動公園では、アントラーズとヴォルティスもキャンプを行っているが、練習時間外だったためグラウンドのみ確認して、次なる目的地へ向かった。

次は宮崎市からさらに南下した、南郷町。西武ライオンズのキャンプ地である。

Nango

同じプロ野球、1軍のキャンプ地でも、巨人とソフトバンクという2大人気チームに比べると、人の数は少ない。それでも推定1500人くらいは来てたかな。人ごみが苦手なので、個人的にはこれくらいの規模のほうが安心できます。

南郷町はその名の通り、宮崎県でもかなり南に位置する。そのためか、とても暖かい。ポカポカ陽気の中、のんびりと練習見学ってのも悪くないですな。地鶏の炭焼きなんか頬張りながらね。

しかしゆっくりもしていられない。再び北上し、綾町を目指す。ここでは川崎フロンターレとヴァンフォーレ甲府がキャンプを張っている。

昨年は確かガンバなんかも綾町でキャンプを行っていた。噂には聞いていたけど、すごくいいピッチですね。

Fronta

ふろん太のキャンプ地は小高い山の上。芝の状態が素晴らしい。見学者は200人ってところ。

直線距離にして1kmくらいのところに、ヴァンフォーレのキャンプ地がある。こちらは町中で、隣には町立図書館がある。

Vanfore

町中だから交通の便もいいはずなのだが、見学者はふろん太よりずっと少なくて11人。しかし、約2名ゴール裏の中心グループメンバーと思しきサポーターが、全身甲府グッズに身を固めて熱く見守ってました。

気になるのは、近所で野焼きしてる煙がピッチに流れてきてたことで、アレは選手にとってはつらいんじゃなかろうか。

というわけで、2日間にわたる宮崎キャンプ地巡りは終わった。訪れたキャンプ地はなんやかんやで12カ所。2日でこんなに回ったことにも驚くが、こんなに大勢のチームが宮崎でキャンプを行っていることにも驚く。あんなに立派な野球場や室内練習場が、キャンプシーズン以外にどんな用途で使われているのか、心配にもなっちゃうわけですが。

キャンプ地巡り、次回はいよいよ鹿児島へまいります(あくまでも予定です。体調次第ではキャンセルしちゃうかも…)。

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2008年2月 9日 (土)

宮崎キャンプ地めぐり

いやー久々にやっちまいました。

5時に目覚ましをセットしておいたつもりが設定をミスったらしく、パチッと眼を開けて時計を見たら7時20分。羽田空港では、「ご搭乗の最終案内を申し上げます…」と、私が乗るはずだった便の搭乗アナウンスが流れている頃だ。寝坊するときって、なんでこう絶妙なタイミングで目が覚めるんでしょう?

7時半の飛行機で宮崎に飛ぶつもりだったんです。1泊2日の限られた日程を有効に使おうと早朝の便を予約したのだが、ここんとこ寝不足が続いていて、無理があったようだ。幸い次の便にキャンセルが出たので、お昼前には宮崎へやって来ることができました。

今回の旅の目的は、「キャンプを見ること」。野球、サッカー問わずいろんなチームのキャンプを視察するためにやってまいりました。寝坊したせいでマリノスの朝の練習を見られなかったけど、明日早起きしてリカバーしよう。

さて。宮崎空港へランディングした私は、レンタカーを借りて、まずは宮崎市生目の杜運動公園で行われているソフトバンクのキャンプを見学すべくクルマを走らせた。20分ほどで着いたのだが、私の見込みが甘かった。複数用意されている駐車場は軒並み満車、クルマを停めることすらできない。

ようやく有料の民間駐車場にクルマを停め、球場へ行ってみると…。

0802softbank

もんのすごい人出。この写真に写ってるエリアは、ごくごく一部ですからね。アイビースタジアムのスタンドも埋まっていたし、推定1万人以上いたんじゃなかろうか。

マスコットによる子ども向けのキャラクターショーやら、地元宮崎地鶏なんかの売店にも長蛇の列ができており、さながら一帯はホークスタウンといった趣。地元九州の球団とはいえ、春季キャンプがこれほどまでのイベントになるとは、いやはやびっくりです。

こうなると同じ敷地内でキャンプを張ってるヴェルディに、どれほど人が集まってるのか興味深いのだが。

0802verdy

練習時間外だったので、人影はまばら。しかし、「歓迎 東京ヴェルディ」と書いてある小さな横断幕が1枚のみというスタジアムの装飾は、幟やら看板やらが立ち並んでいるホークスと比較すると寂しい限りだ。しょうがないね。

ホークスの盛り上がりっぷりに衝撃を受けつつ、クルマを走らせる。

次にやってきたのは西都市運動公園。こちらではヤクルトの2軍がキャンプを張っている。

0802yakult

ファンと思しき人は1人のみ、報道陣はゼロ。同じプロ野球のキャンプでも、1軍と2軍、在九州球団と在京球団でこれほどまでに違うのか。選手は、誰の目を気にするでもなく、普通に公道をランニングしてた。ソフトバンクのキャンプ地では選手用の導線がプラ柵で仕切られていた上、選手が移動するたびに、プレスとファンが人だかりをつくっていたのになあ。

さらにクルマを北へ走らせる。

やってきたのは日向市。ここでキャンプを張ってるのは、プロ野球球団でもJリーグクラブでもない。

先週末に札幌へ行ったとき、羽田空港のセキュリティゲートに並ぼうとしたら、目の前でおっさんにピョイっと横入りされた。そのおっさんは、「こっちの列のほうが空いてるんだもん」と同行者と話している。はて。聞き覚えのある声。

よーく見たら、欽ちゃんだったんです。萩本欽一さん。

日向市では先週から、欽ちゃん球団「茨城ゴールデンゴールズ」がキャンプをやってるんですね。つまり先週の欽ちゃんは、キャンプに旅立つところだったのだ。今日は東国原知事率いる「チームそのまんま宮崎」との練習試合だそうで。だから、来るときの飛行機に井出らっきょが乗ってたんだな。会場となった小倉ヶ浜公園野球場に立ち寄ってみました。

0802golden

ここもすごい人出。まあ、欽ちゃん球団と知事チームの試合なんだから、人が集まって当然か。推定4000人。ソフトバンクのほうがにぎわっていた。あの人たちは福岡から来てたのかな?

欽ちゃんと知事がマイクで舌戦を繰り広げながら試合は行われる。ゴールデンゴールズの試合を見るのは初めてだが、さながら野球ショーですな。スポーツをテーマにした見世物。そういう意味では、マッスルミュージカルと似たような感じかも。

そんなこんなで宮崎県を北上してきた私。今日の最終目的地に到着した。

延岡市西階陸上競技場。そう。ベガルタ仙台のキャンプ地である。われらのユッキーも加わったしね。オカやタノも頑張ってるだろう。仙台から駆けつけたサポーターで賑わってるかな? 興味津々でスタジアムに入ってみると…。

0802vegalta01

ギャランドゥ。いや違うがらんどう。見学者は…8人?

去年仙台で練習見学したとき見学者の多さに驚いたもんで、キャンプ地もそんな感じかと思ったけど、さすがに仙台から延岡は遠いか。

0802vegalta02

ハーフコートでミニゲームをやったり、DFも入って左右からのクロスを中央で合わせるなど、攻守の連携を確認したり。そろそろ戦術的なトレーニングを始めてるって段階のようだ。

4時半過ぎに午後の練習が終わった。オカもユッキーもタノもGKコーチのおさむちゃんも、皆元気そうでしたよ。ソフトバンクのキャンプに1万人くらいお客さんいたよ、とオカに話したら「テンション下がること言わんといてや。今日は特別少ないんや!」と反論してました(笑)。ベガサポの皆さん、ご旅行がてらぜひ。

明日はマリノス、アントラーズ、フロンターレ、そんで巨人に西武のキャンプ地を回りたいと思っとります。

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2008年2月 7日 (木)

気になるニュース三点盛り

アルセウ選手との契約を解除(コンサドーレ札幌公式)

アルセウ……(´・ω・`)。

新しいチーム、長いキャンプでフラストレーションが溜まっていたのか、地元北海道のメディアでは彼がかなりイライラしてるとの報道がなされていたけど、まさかこのタイミングで契約解除とは。心配だ。札幌も、アルセウも。

根はすっごくいいやつなんですよ。人のこといっつもいっつも「オニギリ!オニギリ!」といじってくれてね、とびっきりブリリアントな笑顔で。ただ、思いつめやすいのとそれをすぐに表に出しちゃうところはあるかもしれない。実際、レイソルでも練習中にキレたり、ラフプレーしちゃうことがよくあったし、それは練習見学によく行かれている方ならご存じのはず。札幌が彼と契約したとき、そのへんも含めて調査してるのかなと思っていたんだが。

札幌での状況がわからないから軽々しくは言えないけど、昨年のレイソルでアルセウがパフォーマンスを発揮するために、他の選手やスタッフ、石さん、そして誰よりもイケメン通訳公文栄次がものすごく頑張っていたのは間違いない。通訳の仕事は、ピッチ上でのコミュニケーションもさることながら、家族も含めた普段の生活における世話、付き合いが非常に重要だ。仕事とプライベートの区別なんてありませんからね。ホントにご苦労様です。

しかし、返す返すも残念で、かつ心配だ。能力は高い選手だから、もっともっと見たかったんだけど…。




この一件以外にもここ数日、いくつかの動きがあった。

まずはレイソルの今季キャプテンが大谷に決定した模様。一昨年から選手会長に抜擢されるなど、順調に大人の階段の~ぼる~♪タニだったわけだが、ついにキャプテンか。明神智和が7年目、南雄太が9年目で就いたポジションに、6年目で到達したわけだ。…大差ない気もする。

とはいえ、一般の組織と比べてもアレだけど、若汗弱冠23歳で組織のまとめ役になるってのは、なかなかにハードですよ。公私にわたる相談役にして女房役だった亮が九州でカメとたわむれている状況下、背負うものばかり大きくなっちゃって大丈夫だろかと心配にもなるのだが、実年齢以上に老成したタニならこなしちゃうんだろな。クラちゃんがタニより7つ上なんて、誰が信じるだろう…。

しかしまあ、これで大谷秀和が名実ともに「ミスターレイソル」になった感がありますね。あんまりプレッシャーかけんとこ。




もうひとつ、ここ数カ月のおにぎり的懸念事項トップ10に入っていた、ウノの移籍先が決まりました!

JAPANサッカーカレッジか…。私は不勉強にしてよく知らなかったのだけれど、調べてみたら実質的にアルビレックスのアマチュアみたいな位置づけなんですね。それこそクラちゃんみたいに、もう一度トップカテゴリーまで這い上がってきてほしい。ゴリゴリドリブルで! 応援してるよ。

それにしても、薩さんとウノの師弟対決が北信越リーグで実現するとは…。こりゃあ、パルセイロ対JAPANサッカーカレッジ戦は観に行かにゃなりませんな。

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2008年2月 5日 (火)

ピアノな男

「スタインウェイの人」をご存じでしょうか。

このところネットを賑わせていたので、既にご存じの方も多いだろう。私が知ったのは先月下旬だったが、あの映像を見て以来、頭の中を発車メロディがぐるぐるしてる。脳内をJR東日本に支配されるという、レイソル好きにとってある種屈辱的な状況に陥ってもいいや、と思う方は、一度ご覧になってみてください。YOUTUBEはこちらから。この動画に「解答」をつけたニコニコ動画の映像(百万ヒット超えてるらしいっすね)もあるので、ニコ動ユーザの方はお探しのほどを。

しっかし、楽器を弾ける、しかもピアノを弾ける男ってのはカッコいーよなー。こう見えてもわたくし、保育園児の頃にオルガンを始め、小学校入学後にピアノ移籍を果たすやバイエルを数か月でクリアするという、自他ともに認める「天才ピアノ少年」だったのだ(誇張入ってます)。しかし愛知県の郡部(=田舎)では、ピアノをやってる男子小学生というのは完璧にいじめの対象である。友達からの野球や釣りの誘いを断って、ピアノ教室に行くというのは、子ども心に負担だった。ゆえに、小学2年生の時、親に「もうピアノやりたくない」と泣きながら訴え、すっぱり縁を切ったのでした。

いやあ惜しかったな。タイムマシンがあったら、ぜひあの頃の自分にアドバイスしたい。「ピアノ続けてると、大人になってからもてるぞお」と。……もてるかな?



それはそうと、レイソルの所属選手で唯一「特技ピアノ」と公言しているのが鈴木たっちゃんである。

そのたっちゃん、今季の個人写真で笑ってない。私は衝撃を受けた。「笑ってないたっちゃんなんて!」。いつでもどこでも「さん、はい」で百万ドルの笑顔を作り出せる男なのに。

聞くところによると、たっちゃんはカメラマンI氏のカメラをのぞき込み、ずいぶん念入りにチェックしていたという。すなわち、あの表情を自ら選んだということだ。何か心境の変化でもあったんだろか。

もしかしたら、「今季は一際努力して、プレー面でも人間的にも成長するぞ、変わるぞ」という意思表示なのかも。昨年は、J1の舞台でレギュラーとしてスタートしたものの、ケガもあって太田くんにポジションを明け渡し、取り返せないままに終わった。ホーム最終甲府戦でゴールを決め、最後に存在感を示したが、昨季のパフォーマンスについては忸怩たる思いにさいなまれているはずだ。

頑張れたっちゃん。オレはいつでも応援してるぞ! さしあたって、ケガなく開幕を迎えてほしい。



さて、話は唐突に発車ベルに戻るのですが。

「airly」という曲があるらしい。新宿駅とかで使われているメロディらしいのだが。スタインウェイの人の動画でも、1分頃に演奏されます。すぐに聞いてみたい人は、こちらでご確認ください。

いやなぜそんな特定の曲を取り上げるかっていうと、先にご紹介したニコニコ動画のコメントで、この「airly」に勝手に詞をつけてた人がいまして。その詞ってのが、「乗れるとおもぉった目の前でー、ダメ~」って。見事にツボったんです…。もう、頭ん中ぐるんぐるんです。

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2008年2月 4日 (月)

札幌徘徊

スキージャンプを観戦した幻想的な夜から一夜明け、昨日2月3日の日曜日。この日もジャンプ競技は行われたのだが、2日続けておんなじ競技を見るってのもアレなので、飛行機の時間まで札幌市内を徘徊することにしたのでした。

まずは札幌市内で最も高いビル、JRタワーに上ってみた。こっちへ来る前に会社の北海道出身の後輩に札幌のおススメを聞いたら、う~んとさんざん考えた挙句、「JRタワーの展望台のトイレはいく価値があります」と答えられたもんで。トイレが名所なのかよ札幌!

Photo

これがくだんのトイレ。確かにすごい。用足しは人目につかぬ所でひそやかに行うべし、という人類の常識を覆すシースルー感。わたくし30うん年生きてきましたが、こんなに雄大な気持ちで用足ししたのは初めてでした。

この日は大変天気がよく、はるか石狩湾まで見渡せたのだが、ふと足下を見てみたら、誰かが夜の間につくり上げたと思しき作品が目についた。

Photo_2

地上絵っていいますか、地上字っていうのか、とにかく「頑張ったね」と声をかけたくなる作品。雪まつりに訪れた観光客をもてなそうという、地元の若者の心意気と見た。

JRタワーを降りた鉄ヲタは、同行者を無理やり説き伏せて、札幌市内線=路面電車に乗ってみた。ここは降雪時に線路上の雪を飛ばす「ササラ電車」が有名なのだが、この日は天気が良かったため出番なし。ちょこっと乗って電車の中から札幌の街を眺め、再び地下鉄に乗り換えて真駒内まで足をのばし、バスに乗って羊が丘展望台に行った。

羊が丘展望台、行ったことのある方も多いと思うが、ゲートから展望台までは結構距離がある。今回われわれは、歩いて行った。しかも道をショートカットして、だだっ広い雪原の中、雪を踏みしめながら。それはまるで、北の国から’87初恋のワンシーンのようだった。ついつい「れいちゃん…、そりゃないじゃないか、れいちゃん…」と呟く私。

Photo_3

真ん中の銀色のブツは、着陸したUFOじゃありません。札幌ドームです。

札幌ドーム。今年はナビスコカップでようやくレイソルサポーターに解放される、世界で唯一の「天然芝でサッカーできるドーム」である。こりゃ事前に下見しとかにゃなるまい。つうわけで、再びバスの人となり福住の駅へ。

福住の駅からドームまでは徒歩5分ほど。途中に、コンサドーレサポーターを鼓舞する石屋製菓のもくろみなのか、こんな看板がある。

Photo_4

立体ユニフォーム看板。ぜひHITACHI様にも、同様の看板を柏駅前辺りに設置していただきたいです。それはそうと、今年は胸スポンサーがニトリになっちゃうコンサドーレ。この看板の運命やいかに。

札幌ドームの中に入ったのは初めてだった。一昨年のJ2のとき、使わせてくれなかったし。展望台に登ってみたのだけど、すっごくよく考えて造ってあるドームですね。窓を通して外が見えるから開放感がある。

Photo_5

このバックスクリーン下から、天然芝のグラウンドを引き込むわけですな。いっぺん、その作業風景を見てみたい。

てな感じで札幌市内を徘徊していたら、飛行機の時間が迫ってきた。急いで電車に乗ったのだが、新千歳到着が搭乗時刻の20分前というギリギリのタイミング。慌ててANAのカウンターに駆け込んだら、「羽田空港が雪で使用機材の到着が遅れたため、40分遅れます」とのこと。

札幌はおおむねいい天気だったのに、羽田が雪とは。タイミングいいというのか悪いというのか。ともあれ、当初の予定より大幅に遅れて帰ってきた自宅は、すっかり雪の中でした。皆さま、滑ってケガなどなされませぬよう。

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2008年2月 2日 (土)

Jump!!

昨年11月から12月にかけては、白い恋人ならぬ黄色い変人と化していたおにぎりです。

札幌に来とります。何をしに来たかと言えば、スキージャンプワールドカップ札幌大会を見に来たんです。でもせっかく札幌まで来たんだし、北海道の味覚も堪能したいしってことで、昼は寿司を食べ、雪印パーラーの乳脂肪分16%アイスを食べ、夜はサッポロビール園(スポンサー様!)で生ビールとジンギスカンをたらふく詰め込んで、今しがたホテルに戻って来ました。

ああ、聞こえる! 皆さんの「テメー何様だよ」という声が。

1回ジャンプをナマで観たかったんです。というわけで、大倉山にやってきました。今日はナイターで行われたから、寒い寒い。ここ10年で最も寒い体験でした。

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ジャンプ競技場をナマで見るのも初めてだったんだが、ジャンプ台ってものすごい急角度ですね。写真のように真横から見るとその斜度に驚く。そしてジャンパーが目の前を通過していくときには、空気を切り裂く飛行機の離陸時のような音が響きます。これはテレビじゃ拾えない音だ。臨場感抜群です。

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日が暮れるとともに雪が降ってきまして。照明に照らされる粉雪、ジャンプ台とジャンパー、そしてはるかに望む札幌の夜景。それはそれは幻想的な光景で。ひととき寒さも忘れて、見入ってしまいました。

一時は世界最高レベルだった日本ジャンプ陣だが、ルール変更によってすっかり低迷してしまったらしい。なおかつ、ジャンプのパトロン的存在だった雪印が、不祥事によってその活動を大幅に縮小してしまったことも、日本の弱化に拍車をかけたという。隣で見てた地元北海道のおじさんがそう言ってました。今日も上位は外国人勢が独占。

優勝したオーストリアのモルゲンシュテルン選手は素晴らしかった。1本目でトップだったため、2本目は最後のジャンプとなったのだが、きっちり最長不倒距離と最高得点をたたき出した。ぶっちぎりのトップ。滞空時間の長さといい高さといい姿勢の美しさといい、次元の違うジャンプで、思わず「うおぉぉぉー!!」と叫んでしまった。

ジャンプもやはり生で、間近で見ると大迫力ですな。片栗粉のようにキュッキュと鳴る粉雪を踏みしめながら、寒さに凍えながら見るジャンプ。テレビとは全く違う面白さが見えてくる。はるばる北海道まで来た甲斐がありました。

ところで。

ジャンプ台には、K点のラインをはじめマーキングがしてありますね。あれ、素材は何なのかご存知ですか?

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私も今回初めて知ったのだが、笹なんですよ。熊笹。これも地元のおじさんに教えてもらいました。一番具合がいいらしい。

やはり足を運んでみると、いろいろ発見がありますね。

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ちなみに世界三大がっかり名所といわれる時計台だが、雪景色の中で見るとすごく趣がありましたよ。また、明後日から始まる雪まつりの雪像も、いくつか遠巻きに見ることができました。札幌の冬もいいもんですね。

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