ゥワ~オ!
ドゥンビアが徳島にレンタル…。ルーマニアはダメだったのか。
しかしこれでまたJ2を見る楽しみが増えましたな。ほとんどのカードで、元レイソルの選手を見れるんじゃなかろうか。仙台、山形、横浜FC、湘南、甲府、岐阜、徳島、福岡、熊本…(抜けはないよな?)。過半数ですよ。
で、ドゥンビアだ。誰もがその身体能力に舌を巻く、偉大なる未完成プレーヤー。見る者すべてにワクワク感を湧き起こさせ、多くの場合ガッカリ感も与えてくれる、愛すべき選手。何といいましょうか、パーソナリティも含めて憎めない選手ですよね。日焼けサロンに行っちゃったり、くら寿司大好きだったり。
練習見学なんかで、彼の全力疾走を間近に見たことのある方はいらっしゃいます? そりゃあもう、空恐ろしいまでの迫力ですよ。フンガー!!!!って鼻息を響かせてね、アレ聞くと私いつも、ガンダムの排気ダクトを思い浮かべましたね。そんな彼の全力疾走中に、まともにぶつかってしまったマルコス君は、じん帯断裂と肩の脱臼という大ケガを負ってしまった。あのケガは誰が悪いというわけでなく、2人とも真剣に練習に取り組んでいた結果起こった不慮の事故だったんだが、ドゥンビアの身体能力をまざまざと見せつけられた気がしました。
上から糸で吊られたあやつり人形のような、独特なスタイルとリズムのドリブル。決してボールを懐深く置いているようにも見えないのに、相手DFはボールを奪うことができず、突破を許してしまう。しまいにはGKも抜いて、無人のゴールに流し込む。ドゥンビアにはそんなイメージがあります。06年の天皇杯磐田戦、昨年のナビスコ清水戦、あと、ご覧になった方は少ないかもしれないけど、昨年の春季キャンプで名古屋と練習試合をやったときも、そんなプレーがありました。楢崎を抜ききらずに放ったシュートは、ポストに嫌われちゃったんだけど…。
コンスタントに出場機会があってプレーを重ねれば重ねるほど、成長するんじゃないかと思う。徳島での大化けに期待したいですね。
ところで、ドゥンビアをドゥンビアたらしめるエピソードには事欠かないわけだが、やはり何といってもあのMPを奪われちゃいそうな「ふしぎなおどり」が印象深い。
以前、モンゴルことハセに聞いたことがある。「ドゥンビアの踊りって、歌があるんですよ」と。彼はサテライトか練習試合かの折に、ゴールを決めて踊るドゥンビアに駆け寄り、その時に聞いたらしい。
「『セーカセッカ、セカセッカ、セカセッカ…』って歌ってるんですよ」。ぜひ一度生で聞いてみたいと思ったけど、残念ながらそのチャンスはなかった。ぜひ今季のJ2で得点を量産して、あの踊りが鳴門名物になることを願ってます。
「マムシに注意」って看板がものすごいリアリティを持って感じられるほど、自然に囲まれたシチュエーションにある徳島の練習場。ドゥンビアは馴染めるだろうかと少し不安にもなっちゃうわけだが、「ボクが子どものころサッカーをしてたグラウンドは、反対側のタッチラインの辺りにいる選手が見えなかった(ものすごい起伏のあるピッチだったって意味)」という環境で育ったドゥンビア、きっと順応してくれると思う。徳島の皆さん、バネ(彼のあだ名)をぜひよろしくお願いします。
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