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2008年3月29日 (土)

ちりとてちんフォーエバー

ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。




…。




『ちりとてちん』が終わっちゃった! うゎぁぁぁん・゚・(ノД`)・゚・



というわけで、今朝大団円を迎えた朝の連ドラ『ちりとてちん』。最後まで笑わせて、泣かせてくれました。最終回は後日談というか(上沼恵美子が2030年頃の時点で喜代美の半生を振り返っていたとは知らなんだ…)、穏やかに終わったけど、出産後の喜代美の優しげな、しかし覚悟のようなものすら感じられる笑顔は、この類まれなドラマを締めくくるのにふさわしかった。この結末は当初から決まっていて、この表情をイメージして番組ポスターが作成されたんですよね。見事なラストだ…と思いつつ、続編の存在を想像させる気もしたりして。期待が膨らみますな。

見てない人には、なんのことやらさっぱりでしょうけど。

でもホントに素晴らしいドラマだから、見てない方は5月5日と6日に放送される総集編、お見逃しなく。6日はレイソルの試合があるんですよね。録画しなくちゃ。

この間も書いたけど、『ちりとてちん』の何がそんなに素晴らしいのか、私の筆ではとても語り尽くせないので詳しくは申しません。見る人それぞれの感じ方があって然るべきだし。制作統括の遠藤プロデューサーは、この作品の主題を「人から人へ伝わる何かの愛おしさ」と明かしていて、それは若狭塗箸や落語などのモチーフに如実に表れているが、それ以外の要素もてんこ盛りで。登場人物の数だけ人生があって、それを限界まで描き出している脚本には、もう脱帽の一語です。藤本有紀さんという脚本家に今後も注目せざるを得ない。

ひとつ、非常に重要なテーマとなっているのが「子の親への反発と愛憎、理解と融和」ですね。昨日の最終回一話前のストーリーで、それが際立って描かれている。「お母ちゃんみたいな人生を送りたくない」と小浜を飛び出した喜代美が、大阪で幾多の人と出会い、愛し愛され、さまざまな経験を積んだ後に、母の偉大さを心から理解し、母のように生きたいと願うようになる。「日本一の女流落語家を目指す」というストーリーが最後に転換しちゃうわけですが、これも最初から仕組まれたものだったんだなあ。となるとこのドラマの主人公は、喜代美と糸子の2人だったのか。タイトルバックの雀か雲雀みたいな2羽の鳥に、それがシンボライズされてますね。

若狭塗箸に託された、「塗り重ねたものだけが綺麗な模様となって表れる」という幾度となく繰り返されたセリフも、じつに示唆に富む言葉だ。親子の融和にしても、この塗箸のエピソードにしても、そろそろ人生折り返し点の私は、そのレベルに達しているだろうかとわが身を省みてしまう。

重ね重ね、見てない人には、なんのことやらさっぱりでしょうけど。

それにしても和久井映見って素晴らしい役者さんになったなあ。私が高校2年の時、「青春18きっぷ」のイメージキャラクターとしてデビューしたのだが(それ以前も何がしかの芸能活動をしてたのだろうけど、メジャーデビューは青春18きっぷだった)、同い年の私は一発でファンになりましたね。電車の中吊り広告盗んだのはあれが最初で最後だ。もう時効ですよね、JR東海さん。

彼女もいろんな人生経験を積んで、それが今、綺麗な模様になって表れてる人なんだと思う。つくづく、自分はどうなんだろうかと考えてしまう。

ダメだ、まとまんない。DVD買って繰り返し見よう。そんで小浜にも行かなくちゃ。焼き鯖食って塗箸研がないと納まらない。

来週京都に行くついでに小浜に行きたいんだけど、前後の予定が詰まっててそれもかなわず…。でも、出来るだけ早く行ってきたいと思います。

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コメント

おにぎりさま
わたしも「ちりとてちん」が終わって
かなり放心しています。

まさに、おにぎりさまの分析通り、
すばらしいドラマでした。

NHKの朝の連ドラで、はじめてDVDを
買おうと思うほどのドラマでしたね。

とにかく、個々のキャラ設定が抜群で
単なるハッピーエンドで終わらないこと、
さまざまに張り巡らされている伏線などなど
毎回うならされていました。

まさに「フランサ」級のマジック炸裂!
ですね。

しかし、いつまでも放心している場合では
ありません。

気を取り直して、明日の札幌戦は
レイソル「石崎亭」の勝利のために
気合いを入れて応援したいと思って
いる、今日このごろです。

投稿 わだじゅん | 2008年3月29日 (土) 15時21分

通勤時間なので全く観ていなかったのですが、
ここで繰り返されるオニギリさんの熱い語りを読んでいたら、
すっっごく観たくなってきました。
総集編、予約します!

投稿 ほぼ同世代 | 2008年3月29日 (土) 21時27分

あぁ、こんな日が来るなんて…orz
和田家の人々、徒然亭の人達…それぞれが
実際に存在しているかのような、
そんな錯覚を覚えるほど、どっぷりとはまり込んでいたのに…(´;ω;`)
寂し過ぎる…


…と言う事で、来週、里帰りがてら
小浜に行って焼き鯖食べて
塗り箸買って来まーす+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。

お土産買って日立台に持って行きましょうか(´、ゝ`)

投稿 momi | 2008年3月29日 (土) 21時54分

いいドラマでしたね。
古里を離れた当時は、うっとうしかったはずの家族への思いがドラマを観ることで嫌でも心に思い起こされました。懐かしさへの執着…。自分がそう生きていないからこそ余計に心に響いたのだと思います。
さ! 前に進むしかないですね。私もDVD買おうっとした!

投稿 たろうの妻 | 2008年3月30日 (日) 00時16分

わだじゅん様
私も切り替えて昨日の札幌戦に臨んだつもりだったんですけどね。さらにどよ~んと放心しちゃいましたね…。

ほぼ同世代様
ぜひご覧ください。とはいえ、各回にいろいろな小ネタが散りばめられていたこのドラマ、はたして総集編で面白さが伝わるだろうかと不安でもあります。

momi様
Momiさんは以前、敦賀のソースかつ丼ネタを教えてくださった方ですか?
私も近々、小浜に行くつもりです。敦賀でソースかつ丼食べて、1日目は小浜をスルーして天橋立まで行って日本三景を制覇し、翌日小浜で焼き鯖とへしこ食べて塗箸買って、梅丈岳でかわらけ投げ、というプランを立てました。完璧じゃないっすか!?

たろうの妻様
私も故郷を飛び出したクチで、なおかつこの歳になっても親と真正面から向き合えてない感があって。そんな人間には、特に響くんでしょうね。なんでこんな日本ドラマ史上まれに見る名作の視聴率が低いのか、甚だ疑問です。

投稿 おにぎり | 2008年3月31日 (月) 22時55分

お久しぶりです。
ちりとてちんの放送最終日、思い立って大阪に行ってしまいました。

当初、大阪でも違う場所に行く計画でしたが、
ここはやっぱり「ひぐらし亭」のモデルになった繁盛亭を見なあかんやろって。
大阪天満宮の裏手にある小さい小屋でした。
この日は満員御礼。
小屋の前に集まっていた人たちは、
「ちりとてちん終わってもーて、
なんや落語聴きたくて来たけど、
当日はやっぱきびしいな」
と話してました。みな考えること同じやな。

その近くの天神橋筋商店街にはA子企画の
2mの若狭塗り箸が!
おにぎりさま、京都の応援の前に是非大阪へ。

「ちりとてちん」の魅力は、うーんひと言で言い尽くせませんが、
登場人物のどんな人生・生き方も肯定してるってことも大きいかな。
ドラマ全体がおかあちゃんのように、
見てる人の人生も受け入れ、応援してくれるように思えました。
もちろん主役の喜代美(&糸子)あっての物語でしたが。

私も5月の総集編を録画するつもりですが、
DVDも買っちゃうかも。

投稿 編集人T | 2008年4月 1日 (火) 01時28分

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