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2008年6月

2008年6月30日 (月)

パノラマ(フランサじゃない方)

国立の劇的な勝利から一夜明けた昨日の日曜日は、ハセが首位広島相手に2得点の大活躍。NHKのサンデースポーツではチュンソン特集(予想以上に長くてびっくり。チュンソン本人にとってもレイソルにとっても、素晴らしいパブリシティになりましたね)、やべっちではフランサが「巧」と、レイソルサポにとっては興奮冷めやらぬ夜となりましたね。

冷めやらないままユーロの決勝も見ちゃって、ちょっと寝不足。週の初めの寝不足は、水曜日辺りにこたえてくる。代休も溜まっていることだし、また平日休みを取ろう。

しかしハセは、ホントにものすごい成長ぶりですな。小林監督も会見でおっしゃっている通り、これまで期待されつつも結果が出ず、「1点取れば変わるはず」と思われていたのに(コバさんもおんなじ見解だったんだ、とうれしかったっす)、いざそうなってみたら予想を大いに上回るブレイクぶり。ハセが遠いところへ行ってしまうようで、ちょっと戸惑ってしまう。加えて、大谷キャプテンによると、「ハセがクラブハウスにサクランボ送ってきたよ。浦和に勝った瞬間にメール送ってきたし。そういう気遣いができるようになったんだよ~」って感心してた。あらゆる面で成長しているようです。




さて。

日の出の勢いの若手FWがいる一方で、ひっそりと表舞台を去る存在もある。

いえ、サッカーとは全く関係ない話です。すんません。鉄ヲタネタです。

なんと! あの! 中京地方出身者にとって寿がきやのラーメンや朝日堂カメラのCM、ナナちゃん人形と同じくソウルフルな存在である、名鉄パノラマカーが引退してしまうんですって!!!!

ありがとうパノラマカー(名古屋鉄道特設ページ)

昭和36年、1961年に誕生した7000系パノラマカーは、中京地方を45年以上も走り続けてきた。昭和36年つったらあなた、東京オリンピックの前、まだ戦争が終わって15年ほどしか経ってない頃ですよ。その時代に、このデザイン。今見ても全く古びてないし、ことに側面連続窓の「パノラミックウィンドウ」はモダンデザインの極地だと思う。登場当時は宇宙船みたいに見えたんだろうなあ。

私が物心ついたときには名鉄の主力車両でしてね。国鉄(という呼称を知らない若者も増えているのだなあ)沿線に住んでいた私は、たまに名鉄に乗るのが楽しみで楽しみで。豊橋など始発駅でしばらく待てば、先頭車両最前列の展望席を確保できた(指定席特急のほか、自由席の急行なんかにも使われてた)。その興奮たるや…。長じて高校生くらいになると、競争率の高い最前列席はハナから放棄して、最後尾の展望席に座ったもんだ。去りゆく風景を眺めるのもオツなもんなのだ。

またパノラマカーの特徴として、「ミュージックホーン」ってのが挙げられる。中京地方出身者なら、「大須ういろう」や「青柳ういろう」のCMソングと同じく、魂に響く、郷愁をそそられるメロディですね。前述のサイトで聴けます。これに好き勝手な歌詞を付けたりしたもんだ。「どーけーよーどーけーよー、こーろーすーぞー」とかね。駅を通過するときなんかに鳴らしてたんで。

なんか一つの時代の終焉って気がするなあ。いつかこの日が来るのは覚悟していたが。来月のアウェイ名古屋戦の折にでも、乗ってこようかな。

引退と言えば、「ブタっ鼻の新幹線」こと0系新幹線もカウントダウンに入ってる。

0系新幹線に乗って出かけよう(JR西日本特設ページ)

これも最後に乗ってこなきゃ。忙しいな。

にしても、以前にも書いたけど、JR西日本は真剣に0系の動態保存を考えてほしい。パノラマカーもそうしてほしいけど、パノラマカーが中京地方出身・在住者と一部の鉄ヲタに対してアピールする(だけの)存在なのに対し、0系は戦後日本の記念碑、産業遺産、国宝級だと思うんですよ。1編成を1日1本、新山口~新下関間とかの閑散区間を走らせるだけでいいから。寿命が来たから引退、ってだけの存在じゃない。日本という国の文化的成熟度合が問われてると思いますよ、マジで。

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2008年6月29日 (日)

オブリガード、キムチ!

浦和戦、最高のゲームでした。日立台の「凝縮された興奮のるつぼ」って感じも大好きだけど、たまには国立みたいな大きな箱で、両チームサポーター合わせ数万人の観客で盛り上がるってのもいいもんです。

結果的には2対1のスコア、しかも同点の展開から終盤に決勝点を奪うという緊迫感あるゲームだったわけですが、レイソルが決定機を全部決めていたら(んなことまずないのは承知の上で)、6点くらい取ってたはず。内容的には完勝と言える、会心の一戦でした。

昨日の勝利は、誰か一人の活躍ではない、チーム全員の仕事の賜物だと思うのです。試合に出た選手のみならず、サブメンバーや石さんをはじめとするコーチ陣、メディカルやスカウティングなど、裏方のスタッフも含めて。浦和の弱点を突きまくっていた攻撃や、エジミウソンや高原を完璧に抑えていた守備を見ると、相手を相当に研究していたことがうかがえました。

それを前提としても、最も印象に残った選手を一人挙げるとすれば、やっぱりフランサかな。彼はもはやレイソルの、Jリーグの至宝。後半立て直してきた浦和の猛攻にさらされる中、石さんが満を持して投入したフランサは、ピッチに入ってしばらくの間は少しリズムを掴めないように見えたものの、5分もすると完全にアジャストし、流れをグイグイっと引き寄せた。もうね、周りの選手がボールを預けながら、「フランサさん、お願いします!」って言ってるのが聞こえるような気がしましたね。攻撃の展開をフランサの頭脳にゆだねるといいますか。

カンフー映画みたいな「ジャンピングラボーナ」にも興奮したけど、白眉だったのは太田くんに送ったラストパス。あの得点シーンは、日経の吉田さんの記事にあったフランサの「パノラマ」が最大限に生かされた瞬間だったと思う。自身で浦和のDFを引きつけ、左から追い越そうとしてたチュンソンにパスを出すかと思いきや、右でフリーだった太田くんを瞬時に確認し、アウトにかけたパスを送った。パスの強さ、長さ、タイミング、いずれもパーフェクト。パスが出た瞬間、ゴールを確信した。鼻血もんのプレーでした。




彼のような世界的一流プレーヤーが、レイソルで3年もプレーしてくれていることの喜びを噛みしめる。レイソルを愛してくれることの喜びを。クラブハウスや練習場の環境だって最高とは言えないのに。ミョンボさんといいフランサといい、レイソルというチームには、名選手に好かれる「何か」があるのでは、という気がする。

そのうちの一つに、スタッフの真摯な働きぶりと家族的な雰囲気があると思う。

金曜日のエルゴラッソ、お読みになりました? フランサのインタビューが載っている。インタビュアーに「今まで柏で忘れられない瞬間は」と問われ、06年の最終節湘南戦を挙げてる。しかも試合中のプレーではなく、試合後ホペイロのキムちゃんに「オブリガード、フランサ!」と泣きながら抱きつかれたエピソードを。

断言するけど、これには全レイソルスタッフがキムちゃんに嫉妬しましたね。某主務は「あり得ねー!!!」を連発してました。「オレもフランサに抱きつけば良かった」とか「これからは“オブキム”って呼ぶ」とか「未央ちゃんと師弟関係とかマジあり得ねー」とか。いや最後のは違うか。

サッカー界ではスキンシップってやつが結構日常的で、会釈の代わりに握手をするし、男同士でハグするなんてのも珍しくはないのです。だからあの湘南戦の後、キムちゃんがフランサに抱きついたのも何らおかしくはない。にもかかわらずフランサが「最も印象的だった」と言うのだからよっぽどだ。それは、普段のキムちゃんの仕事ぶりを、フランサが認めていたことの証左に他ならないと思うのです。ホペイロという職業人にとって、彼のような一流プレーヤーに認められるってのは、最高の賛辞なのではなかろうか。

そんなスーパーホペイロキムちゃんに、「エルゴラ読んだ?」と聞いたら「まだ」と言う。わたくし、急いでコンビニへ買いに行きました。

Obkim_2

シャイでクールなキムちゃんだから、つとめて冷静を装ってましたけど、相当うれしかったはず。わずか130円の誕生日プレゼントで恐縮ですが、一生の記念にしてください。

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2008年6月26日 (木)

柏で昼食

柏という街と関わりをもつようになって結構長いのだが、いまだに行ったことのない「柏の名店」というのは数多い。中華の知味斎も行ったことがない。日本に中国野菜を紹介したお店なんですよね?確か。

Jリーグが中断していた関係もあってここんとこご無沙汰だった柏に、久しぶりにやってきた。で、遅めの昼食をとろうと、やはり今まで一度も入ったことのなかったこの店に行ってみたら…。

Whitegyoza

なんと! 木曜定休ですか、ホワイト餃子…。

話には聞いてたから、一度食ってみたいと思ってたんだけど。四角っぽい形で、油で揚げたような調理法で、ワカメスープが付いてるんでしたっけ。どんな味なんだろ、熱くて舌をやけどしちゃわないだろか、と期待しながら歩いて行ったのに。何かと柏と張り合いがちな松戸に、「クロマティ餃子」とか開いたら流行らんだろか、とかくだらない妄想しながら。本人からクレーム来るかな、クロマティ高校みたいに。

しかたない。早めに自宅に直帰して、『ちりとてちん』DVDを見ながら泣こう。素晴らしいですよ、ちりとてちん。

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2008年6月25日 (水)

GG、それはジェネレーションギャップ

昨日若い同僚たちと話していて、仰天した。齢三十後半のおっさんにとって、ジェネレーションギャップは週7回くらい感じることがあるが、コレは極め付け。今年5本の指に入る世代間格差。

なんと! 彼らはB21スペシャルを知らなかったのである!

もしかしてオニギライズ読者の方にも、知らない方がいらっしゃるのかしら。私の中ではB21スペシャル、今でも「若手お笑い芸人」にカテゴライズされているのだが。すっかり時代の流れに取り残されてしまってたようだ。キタジに「オーチョーさんってジョイマンに似てるよねー」と言われても、「ジョイマン? 誰? ソウル五輪の金メダリスト?(そりゃジョイナー)」と的外れな感想を漏らしてしまうわけだ。

B21スペシャルを知らないワコウドたちは、ヒロミは知ってたが、デビット伊東とミスターちんを知らなかった。当然、伝説的深夜番組「1or8(ワンオアエイト)」も知らなかった。おじさん、ワコウドたちに1or8についてとくとくと語ってやりました。ウザ…。

皆さん知ってます?「1or8」。その後の「電波少年」とか「黄金伝説」とか、数々のバラエティ番組に多大なる影響を与えた(と勝手に信じてる)、伝説のバラエティだ。デビが石鹸国のエアマットに乗って多摩川を下ったり、ちんがローラースルーゴーゴーで金沢を目指したり…。ご存じない方はWIKIのこのページをご覧ください。読んでるだけで十分おもろいから。わたしゃWIKI読みながら腹抱えて笑いました。

デビとちんが身体を張って数々の企画をこなしていくのに対し、ヒロミはスタジオでのほほんと感想を述べているだけ。そんな状況が続くうち、デビとちんのみならず、視聴者やスタッフからも「ヒロミもやれ!!!」という声が高まっていく。そしてついに、伝説の「ロケット花火事件」が起こる。それまでのデビ、ちんの「身体張り加減」を、たった1度のチャレンジで凌駕してしまう、「大やけどで長期入院」というインパクト。誰もがヒロミの「漢っぷり」を讃えたいものの、声に出すのがはばかられたのは、表向きテレビ界始まって以来の不祥事だったからだ。そんな中、ただ一人木梨憲武だけが「みなさんのおかげです」で、「飛んで火に入る夏のヒロミ」と讃えて(?)いたなあ。

あの事件(事故?)がなければ、B21スペシャルはどうなっていたんだろう。それは神のみぞ知ることかもしれないが、徐々に3人そろっての活動は減っていき、ついには「ボキャ天」で“地獄のスナフキン”金谷ヒデユキに「♪恨むよヒローミをー、出番なーい、デビとちーん!」(デビルマンの替え歌で)と歌われてしまうわけである。

ええ、私ボキャ天も大好きでした。未だに青梅街道をクルマで通るとき、「♪おーめかーいどー」(松田聖子の「白いパラソル」のサワリで)と鼻歌を歌ってしまうほど。どなたかお好きな方、80年代後半から90年代中期のお笑い番組について、夜通し語りません?

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2008年6月24日 (火)

クラブとともに生きる、ということ

現在書店に置かれている「サッカー批評39号」、お読みになった方も多いことでしょう。私はかなり雑誌好きな人種だが、一冊の雑誌を隅から隅まで(広告除く)読破するって経験はあまりない。しかしこれは久しぶりに、全ページ一字一句逃さず読めた。ちょいと主張に偏りを感じた部分もあるものの、季刊でじっくり取材・執筆できるためか、中身の濃い内容になってますな。

やはりレイソルサポーターとしては、カトゥーのインタビュー記事が気になる。GKの3番手として、モチベーションの維持が難しい状況下での葛藤、それでも気持ちを切らさず日々の練習に取り組む姿勢。カトゥーの真面目さ、熱さ、気持ちの強さ、そしてパーソナリティ(ちょっとぶっきらぼうだけど、真摯に話す感じとか)がよく伝わる記事でしたね。目の付けどころがいいなあ、編集部。

この記事の中で、「へぇー!!!」と深く頷き、「なーるほーどねー!!!」と納得した部分がある。カトゥー自身のエピソードではないのだが、導入に用いられているカトゥーファンの女の子の話。

お読みでない方のためにご説明しますと、カトゥーファンの女の子がいて、筆者がなぜ加藤慎也のファンなのかを聞くと、「優しいからに決まってるじゃないですか」と答えられたという。彼女はカトゥーのことを好きな理由として、「ファンサービスのときに優しい」ことと「いい匂い」であることを挙げる。これには筆者も「加藤の優しさや匂いも含めて、それが彼女にとってのサッカーだった」「紛れもなく、Jリーグのもう一つの魅力になっている」と衝撃を受けた、と記している。読んでる私も驚いた。これは“クラブが身近になければ気づくことすらない”魅力的要素だ。




欧州のトップレベルのサッカーと比べると、Jリーグのサッカーはまだまだレベル的に劣るのは間違いないし、「つまんない」と切り捨てることもできる、かもしれない。だから、サッカー好きでもJリーグは見ない、テレビで欧州のサッカー見るのが好き、という方も多いだろう。それ自体は否定しない。

でもね。Jリーグの、それも地元のクラブを応援するってことは、それとはまったく異なる喜びがあるんですよと申し上げたいのです、欧州サッカーテレビ観戦派の方には。「サッカーを見る」だけではない、「クラブとともに暮らす」「クラブとともに生きる」という選択。カトゥーファンの女の子のエピソードは、それを如実に示す一例だと思ったのだ。

以前にも書いたが、欧州サッカーをテレビ観戦することは「テレビの中のアイドルに憧れる」こと、Jリーグのクラブを応援するのは「生身の異性とお付き合いする」こと、そんな違いがあるように思う。そりゃあ、アイドルタレントほどかっこよくも可愛くもないかもしれませんが、付き合ってる本人にとっては「世界一カッコいい、可愛い」、そのうえ「優しいし、いい匂い」だったりもするわけですよ。まあ、身近にいるからこそ些細なことでケンカもするし、腹が立つこともある。喜びだけじゃない、でもそれもひっくるめて「付き合う」ってことなんですよね。そんな曲折を経て、別れ難い存在になっていく。

まあアレです。テレビ見るだけじゃなくて、スタジアムで観戦するとひと味もふた味も違うよ、と。んで練習見学や各種のイベントに参加するなど、ゲームとは異なる付き合い方もできるよ、と。それがJの魅力、それを提供することが、引いてはJのレゾンデートルのひとつなんじゃなかろうか。

最近日本代表の試合の動員が芳しくないとか言われるけど、上に書いたような「クラブとともに生きること」の魅力が浸透してきてるから、それも当然なのではないかと思う。日本も、「代表=ドリームチーム」の引力より、「クラブ=わが町のわがチーム」に惹かれる人たちが増えている、と。だからJFAも「危機的状況」などとは捉えずに、長い目で見たらサッカー界にとって良い傾向だと大きく構えてほしいですね。

こんなこと書くのは、別に今EURO絶賛開催中だからとか、周辺に欧州サッカー好きでJを貶める輩がいるからとか、そんなことは全然ないんですけどね。でもほら、「日本サッカーを応援します!」って言いながらじつは欧州サッカー大好き!!みたいなメディアもあったりするじゃないですか。大きな声では言えませんが…。

もちろんJリーグも各クラブも、「身近にあることがJの魅力だから」とアグラをかいて、質的向上を放棄していいわけじゃない(そんなことあり得ないと知っているが)。いつかはレベル的にも人気の度合いでも、欧州に追いつき、追い越してほしい。だけど、Jリーグは欧州に比べて劣っている、だから問題だ、と切り捨てるのは違うんじゃないのと。このように申し上げたいのです。

またそんな主張をする手合いに限って、代表に関しては「日本サッカーの日本化」なんて言ったりする。プレーに関しては「日本人の特性を生かせ」とか注文を付けつつ、「欧州ではゲーム中歌い続ける応援なんてしない」と、あたかも日本の応援スタイルが後進的であるかのごとく。何なんでしょうね、まったく。ことに、大御所扱いされてるスポーツライターとかにそんな連中が多いからタチが悪い。

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2008年6月22日 (日)

ウェーブスタジアム

ウェーブスタジアム


昨日大阪での仕事を終えて、うろちょろ寄り道をしながら愛知の実家に帰ってきました。

今日は帰京するだけ。その前にどこか寄り道を…と考え、竣工したばかりのフットサル専用アリーナ、名古屋のオーシャンアリーナを見に行こうかなどとも思ったのですが、結局実家に近い刈谷にJFLの刈谷対流通経済大戦を観戦しに来ました。大雨の中。我ながらサッカー好きだなあ。

船山くんはリザーブだった。流経のチーム構成って、いまだによくわかんない。GKは林くんだから、今日はトップチームなのかな。大学サッカーに詳しい方、教えてください。

余談だが、さっき目の前をトゥルシエが横切り、大変驚いた。総監督自らスカウティングですか? 刈谷くんだりまで何しに来たんだフィリップ……。

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2008年6月20日 (金)

移籍こもごも

ドゥンビア選手 BSCヤングボーイズへ完全移籍




ドゥンビア…(´・ω・`)




また一人、あの2006年シーズンを知る選手が去ってしまいました。

でもそんなのは単なる感傷だってわかってる。チームは新陳代謝を繰り返し、留まることなく移り変わっていく。少しでも停滞したら途端にチーム力は衰えてしまうし、一人が抜けてもきっと、次の太陽戦士が輝きを放つ。だから、悲しんだり寂しがったりするのはナンセンス。彼の新たなる門出を祝福したい。

でも一抹の寂しさは拭えませんね。彼もまたじつに個性的で、愛すべきパーソナリティの持ち主だった。コートジボワール人なのに回転寿司大好きだったり、日本人のガールフレンドができてからは日本語がやたらオネエ言葉だったり、日焼けサロンに行っちゃったり…。

初めての公式戦出場となったサテライトの水戸戦、あの鮮烈なデビューは鮮明に覚えてる。2得点を挙げたと思ったら、タイムアップの寸前に突然土下座しちゃって。実際には接触プレーで傷んだだけだったけど、「ドゥンビアがお祈りを始めた!!」と騒ぎになった。トップでのデビューはアウェイの神戸戦。まだチャントも決まってなくて、なし崩し的にコールされた「東村山音頭」が、いつの間にやらレイソル名物になっちゃったなー。

天皇杯の磐田戦では、日本代表の正GKをかわすほどの突破力で唯一の得点を挙げた。昨年のナビスコ清水戦では、誰もが諦めかけていた時間帯に決勝ゴール。何度も僕たちを熱くさせてくれた。

かと思えば、DFもGKも抜いてあとはゴールに流し込むだけのシュートをポストに当てちゃったり、何とも不可思議な選手だった。不可思議と言えばあの踊り。数あるゴールパフォーマンスの中でも、異色さでは際立ってた。文化の違いを思い知らせてくれた。

いかん。寂しくなってきた。

まあ、レイソルのサポーターにとっては今春一時のお別れを経験していたからまだしも、すっかりチームの中心になっていた徳島の関係者、サポーターの皆さんの心中をおもんぱかるといたたまれない。コートジボワール代表の10番を背負って、憧れのドログバが着るはずだったユニフォームを着て、ドゥンビアの中にも向上心がムクムクと芽生えていたのは想像に難くない。そんな折に飛び込んできたオファー。もともと欧州でのプレーを強く希望していた選手だから、一も二もなく飛び付いたのだろう。ドゥンビア本人も代理人のキムさんも、この時期の移籍に心残りのなかろうはずがない。結局、欧州と日本のシーズンのズレが生んだ悲劇なんだろうなあ。

かくなる上は、スイスで結果を出して、さらなるビッグクラブへ移籍して、超一流プレーヤーを目指してほしい。「コートジボワール代表のドゥンビアって、昔ウチでプレーしてたんだぜ」と、レイソルや徳島のサポーターが自慢できるほどに。




しかし、だ。

ドゥンビアも来日して2年、それなりに結果を出した。だから私なんぞは、寂しさを覚えつつも、彼の挑戦を後押ししたい気分になっている。

でも世の中には、わがままとしか思えない移籍を実行に移す選手やエージェントも存在するわけで。

いや、詳しいことはわかんないから、あんまり触れるべきではないのかもしれませんけどね。報道されている裏にどんな真実があるのか、本当のところは知らないし。でも、漏れ伝わってくる情報だけを基に判断すると、「そりゃ“逃げ”じゃないの」と苦言のひとつも呈したくなる。昔から「石の上にも3年」って言いますね。現役時代の短いサッカープレーヤーにとって3年は長すぎるかもしれないが、「試合に出られないから移籍」という結論を出すのに、半年はあまりに短すぎるのではないかと。

先週に引き続き大阪に出張して、今万博記念公園のホテルでこれを書いてるから、ことさらそんなことが気になる。聡太くんはエラかったよね。素直に祝福したくなる。移籍にもいろいろありますね。

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2008年6月17日 (火)

石さんの町を訪ねる

結局、前回のエントリをお読みになって、NDスタに山形対仙台のみちのくダービーを観戦しに行った、という方は何名くらいいらっしゃったのでしょうか。長谷川選手が「動員実績」としてクラブに報告したいそうなので、行かれた方は手を挙げてくださーい。地震の混乱もあったでしょうに、お疲れ様でした。

そのみちのくダービーで、またもゴールを決めたハセ。成長ぶりは本物ですな。もはや1ゴール決めたくらいでは驚かない。結果みちのくダービーは、3対0で山形の圧勝。仙台にも今年こそは上がってほしいから、心情的には複雑なんですけどね…。



さて、そんな熱いダービーが行われた当日、私はと言えば広島へ行ってました。正確には、金曜日に東京を発って大阪へ行き、土曜日に広島入りして昨日戻ってきました。しかもなんと、クルマを運転して。この環境問題かまびすしい折に。うーむ。でも仕事の関係で、クルマじゃないといけない必然性があったのです。

ま、それはさておき。広島に行くのは昨年3月のアウェイ戦以来。その前は05年の11月、やはりアウェイのレイソル対サンフレッチェ戦だった。わたくし、そのいずれも風邪をひいてまして、特に05年の折は、試合前に休日診療の病院を探して点滴を打ってもらったほどのひどい症状でした。ゆえに2度ともホテルから出ることなく、メシをも食えず、ひたすら寝込んでいたのでした。

今回の広島出張では、ちょっと時間的余裕があった。で、前2回のリベンジを果たすかのごとく、精力的に動きました。

Itsukushima

土曜日、宮島まで足を延ばして世界遺産観光。しかし夕方だったので、すでに厳島神社は閉まっており、連絡船から眺めるだけという中途半端な観光に。それでも宮島へ行きたかったのさ。なんとなれば、昨年の松島、こないだ若狭へ行った際に寄った天橋立、そして今回の宮島と、1年間のうちに日本三景を回ることになるから。

結局、連絡船乗り場の前で鹿とたわむれたのみ。

Shika

握った拳を突き出したら、エサをくれると思って近づいてきた鹿さんたち。右の彼はだまされたことに気づき、怒りの表情。ちなみに宮島の鹿は野生だそうで、エサやりは禁じられているそうです。

すぐに宮島口へ戻って広島市内に取って返し、晩飯を食べに街へ繰り出す。

Okonomi

当然、お好み焼き。行列のできるお店でいただきました。

大変美味しかったのだが、私的にはですね、「石さんのお好み焼きはやっぱ相当美味いな」と再確認した気分ですね、うん。

てか、広島風お好み焼きの美味さの50%近くは、じつは「おたふくソース」が担っているのではないだろうか。ここのお好み焼き、キャベツも卵もすんごくおいしかったのだけれど、おたふくソースをかけるとさらに美味さ倍増。鹿児島でも、わざわざタクちゃんにおたふくソースを買って来させる石さんのこだわりが、理解できた気がしました。

翌朝は早起きして、路面電車で市内観光。宇品まで行って戻ってきたりしたんですが、途中、あのサッカー名門校、県立広島工業などを外から見学。写真はないんですけど。

ここで新発見。知ってる人は知ってるでしょうが、私は今回初めて知った。県工と広島皆実って、じつは隣り合ってるんですね! 石さんと巌の絆の深さがわかったよ。

そんで、朝ごはんはこちら。

God

知る人ぞ知る「ゴッドバーガー」。名前がすごい。神のハンバーガー。しかし、注文してから15分くらい待ってやっと出てくるハンバーガーって、もはやファストフードじゃなくてスローフードなんじゃなかろうか。でも、パンもハンバーグもすっごく美味しかったですよ。来年は広島がJ1に上ってくるだろうから、アウェイ遠征の折にはぜひ。横川駅前にお店があります。

てなわけで広島を駆け足で巡りつつ、街も食も堪能させていただきました。30数年ぶりに原爆記念館とかにも行きたかったんですけど、時間がなくて断念。近いうちにまた来よう。

今回心残りだったのは、広電の路面電車に乗ってたら、天満町電停近くにでっかく「石さん」と看板が出てるお店があり、急いで写真を撮ろうと携帯を取り出したけど間に合わなかったこと。わずか2日の広島滞在の間、石さんを思い出したこと数知れず。いやー、いつの間にか私にとって広島は、「石さんの町」になってたようです。

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2008年6月13日 (金)

山形からの電話

いやー、忙しくなってまいりました。

1年間大した仕事もせずチンタラと過ごしてきましたが、そんな日々ともサヨナラです。マジでブログを更新するヒマもないくらい。ナビスコ札幌戦のことも書きたかったのですが、書くタイミングを逃したままもう次の週末になってしまいました。

だから手短に。札幌戦、点差ほど圧倒的な試合ではありませんでした。札幌のフィニッシュの精度がもう少し高ければ、逆のスコアになってた可能性もあった。でも、レイソルの選手たちからは「絶対に勝つ!」という気合いがビシバシと感じられ、決勝トーナメント進出を逃したけれども、「よくやったよ!」とほめ讃えたい気分になりました。後半のノーガードの打ち合いといった感じのカウンター合戦は、見ている分には大変面白かったです(選手たちは大変だっただろうけど)。




さて。

腰を据えて書けないため内容的にも薄ーくなっていた当ブログでございますが、そんな現状を見かねたか、「最近オニギライズ面白くないっすよ!!!」と失礼な電話をかけてきた男がいます。某東北地方のチームのFWです。

ありていに言えばハセです。要は「明後日のダービー、観に来るんすか」という話なんですけど。

ハセと言えば、前回ユアスタで行われたダービーを観戦し、あらゆる面で成長していることを頼もしく思ったものです。直近の福岡戦でも先制ゴールを決め、今ノりにノっているといっても過言ではありません。最近すげーじゃん、とお世辞を言ったら、「おにぎりさんが言うとおり、ゴール童○捨てたらいい感じになってきました」と自信ありげです。「でもまだまだっす。これからです。ミノルくんに『俺のゴール数抜けよ』って言われました。ミノルくん、愛媛で11点取ってるんですよ…」と、向上心を燃やしてました。いい傾向だ。

最近活躍してるから山形でも顔覚えられたでしょ、と水を向けたら「全然です」。トヨグバがケガから復帰してもポジションは渡さないでしょ、と振ったら「でもゴール裏には『陽平待ってるぞ』ってダンマクがかかってます…」。うーむ。まだまだ頑張らなきゃいけないってことだな! 確かにこの程度で満足してる場合じゃない。誰からも信頼され、チームに不可欠な存在になれるよう、プレーにさらなる磨きをかけてほしいものです。

「オレ、タクさんから嫌われてるみたいで、こないだ電話したのにブログに載っけてくれないんですよ…」と落ち込んでいる風。「オレのこと書いてくれるの、オニギライズだけですよ」と寂しいことを言います。「オニギライズ読者の方に言いたいことは?」と聞いたら、「ダービーに来てください!」だそうです。

日曜日、仙台とのみちのくダービーが行われる。山形にとってはドル箱の、動員を見込める試合。数年前には2万人入ったとも聞きますが。

「最近はそうでもないです。今年の試合なんか、4000人入ったことがないんですよ! チケットもまだまだ余裕があります。ぜひ来てください!」

営業トークにも磨きがかかってます。「オカさんが相手だから、頑張ります」だそうです。

というわけで、日曜日に山形に行こうかなー、どうしようかなーと思ってるレイソルサポの皆さん。ぜひNDスタに行ってあげてください。ハセとシミケン、オカにユキにタノもいます。J1が中断期間でサッカーに飢えているなら、ぜひ。

私も行きたいんですけどね…。今、大阪でコレを書いてるんです。日曜は広島で、山形には行けないんです。しょうがないから、ジャンボ大久保と最強ムラサキグマの対決を見ようと思ってます。ハセに会ったら皆さん、よろしくお伝えください。

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2008年6月 8日 (日)

YOSAKOI真っ最中

YOSAKOI真っ最中


札幌にやって来ました。

快速エアポートを札幌駅で降りたら、駅前がやたらと騒がしい。何かと思ったら、今日はYOSAKOIソーラン祭の最終日なんだそうです。札幌は2月以来だが、あの時は雪祭りの前日だったなあ。大イベントが行われるタイミングで訪れてしまう運命なのでしょうか。

ドームに向かう前に、大通公園でしばし見物。これまで私は、ヨサコイにいいイメージを持ってなかった。なんか元ヤンキーみたいな人たちがバカ騒ぎしてるっていうか。あの特攻服みたいな服装のせいかしら。また、それを見物する人が大勢いるってのも信じがたかった。だって所詮、素人の踊りでしょ?と。

しかしナマで体験したら、そんなネガティブな先入観はキレイに払拭された。

団体の踊り、要するに群舞は迫力があるし、この晴れ舞台のために練習してきたらしく、じつに見事。あの服装も非日常感と一体感を醸成してる。踊る人と見物人の熱気があふれて、すごくパワフルなのだ。「みんなで盛り上がろう!!」という、まさにお祭り空間が街のど真ん中に出現してた。

手作り感があふれてるのもいい。そもそも、このイベントは学生の発案だったはず。それがいつのまにやら、ひとつのジャンルを作ってしまった。
あんまり大きくなり過ぎると、商業化の波に呑まれてしまって、いい意味でのアマチュアイズムが失われるのでは、と心配ですが。


そんなことを考えてたら、もうこんな時間だ。それでは、札幌ドームに向かうとします。

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2008年6月 6日 (金)

新潟で鍛えろ

新潟へ来とります。

新潟人が「日本海は新潟の生簀」と豪語するだけあって、魚が美味い。今日も、寺泊に揚がったアジやらカワハギやらシマダイ(って何だろ。イシダイのこと?)やらをたらふく食べ、栃尾の油揚げや地元産の枝豆、茄子なんかを食べて、満足してホテルに戻ってきました。ダイエッター、ついに挫折か。

昨年は3回訪れた新潟。いずれも新幹線を使いましたが、今回はクルマで来ました。関越道をひた走って。

関東地方は梅雨の合間の晴天に恵まれた本日。青空をバックに、雪が残る三国連山を眺めつつ関越トンネルを抜けたら、そこは大雨でした。関越トンネルを抜けると天気が豹変するのは特に冬場に顕著なわけですが、初夏も同様ですな。要するに、日本海からの湿った空気が高い山々に引っ掛かって雨雲をつくり、麓に雨や雪を降らせるのでしょう。長岡まで来たら晴れてました。

ところで。

新潟と言えば、今月13日からレイソルが十日町市でキャンプを実施する。会場は、05年と同じく当間高原のクロアチアピッチだ。05年のキャンプには私も訪れた。ピッチの芝の状態が素晴らしく、周辺は緑が豊かで、ホテルも快適で食事も美味しい、サッカークラブのキャンプ地としては満点に近い、申し分のない環境だった。

「当間はいいよ~」と私がさんざん吹聴したため、つい先日、その気になった奥さんが休暇を過ごしてきたのです。ホテルで企画してる自然体験ツアーに参加し、そこで山菜を摘んだそうで、ワラビやらその他山菜やらアスパラやらを、山のように抱えて帰って来ました。先週我が家では、4日連続でワラビのおひたし。でも全然平気、ってかもっと食べたかった。むちゃくちゃ美味しいですよ。

今年のキャンプにも行きたいな。朝採れのアスパラを腹いっぱい食べたい。朝の透明な空気の中、ホテルからクロアチアピッチまで歩いたり自転車で走るのが、また素晴らしく快適なんですよ。「気もてぃー!!!」とG.G.佐藤ばりに叫びたくなるほどに。

てな風にエンジョイしたら、選手たちに申し訳ないかな。何しろ暑いっすからね、十日町。酷暑の中、フィジカルトレーニングで死にかけてる選手たちに恨まれそうだ。去年も書いたけれど、涼しいところでキャンプを張ると、暑いホームタウンに戻ってきたとき温度差のせいでバテてしまうことがある。つらい夏場を乗り切るためには、暑いところでトレーニングを積んで、しっかり体力をつけておくことが肝心です。

とはいえ今日の新潟市は、すんごく涼しい。東京では半袖でも問題なかったのに、こっちじゃ寒くてたまらない。来週、急に暑くなるとも思えないから、今年のキャンプは過ごしやすい気候の中で行われるのかな。それじゃ中断明けのフィジカルが心配…。

なんて書いたら、また選手たちに怒られそうだ。何はともあれ、まずは日曜日のナビスコ。ハードルは高いけれど、可能性がある限り、決勝トーナメント目指して全力を尽くしてほしい。札幌へも応援に行きます!

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2008年6月 2日 (月)

今季2度目のグリスタで

スカッとさわやかに晴れた6月最初の日曜日。宇都宮までクルマを飛ばし、栃木SC対SAGAWA SHIGA FCの試合を観戦してきました。開幕戦以来のグリーンスタジアムです。

栃木はここまで、ホームゲーム全勝らしい。オチやダテ、上野優作、佐藤悠介、小針清允らJリーグ経験者が大量加入し、チーム力の底上げを図ったことが奏功して、現在2位。このままいけば、来季は関東圏唯一のJリーグ不毛の地・栃木県にJクラブが誕生することは確実だ。

佐川は昨季のJFLチャンピオンだが、今季は中位に低迷している。栃木としては、取りこぼせない相手だ。というわけで気合いの入る一戦……のはずだが、グリーンスタジアムの雰囲気は緑豊かなロケーションのせいかじつにのどか。芝生のスタンドは戦いの緊迫感を幾分削ぎますな。

最近スタメンを勝ち取っているダテが、2トップの一角に入る。オチはダブルボランチの一角。13時にキックオフ。

立ち上がりは佐川のペース。といいますか、佐川強いです。フィニッシュの精度に問題があるものの、運動量も豊富だし各選手の連動性も見事。やはり地力はあるチーム、という印象だ。

しかし栃木は、オチが中盤で確実にピンチの芽を摘み、奪ったボールを的確に配球することで、徐々にリズムを作り出す。そして前半20分、高安のJFL初ゴールで先制。栃木ファン(サポーターってよりファンという感じのお客さん多数)がワアッと盛り上がる。小針のセービングや、佐藤悠介の正確なクロスなど見てると、オチのプレーともども、やはりこのチーム、JFLでは別格という感想を抱かざるを得ない。

リードして折り返した栃木。しかししかし。後半途中、オチが接触プレーで頭を打ったようで、負傷交代してしまう(かなり長時間倒れていたので心配だった。どうやら脳しんとうらしい)。すると、最終ラインの前で潰し役を担っていたオチがいなくなったことで、佐川が押し込むシーンが俄然増えてくる。これは追いつかれるのも時間の問題だろう…と思っていたら、案の定後半32分に同点ゴールを決められてしまう。ゴールを決めた選手ではないが、佐川の20番、大沢は小柄ながら抜群のテクニックで目を引きました。

ダテも交代してしまい、これは栃木、ホームで今季初の引き分けかしら…と思い始めた後半ロスタイム。左CKを得ると、佐藤が中央へ素晴らしいボールを入れ、それをなぜかドフリーだった途中出場の上野優作がドカンとヘッドで押し込んで、劇的な勝ち越し点! そのまま逃げ切り、ホーム連勝記録を伸ばしたのでした。

試合後、サポーターに挨拶する栃木の選手たち。オチがいない。病院へ直行したのか。心配だ。それにしてもダテ、大人気。ピッチとスタンドが近いグリスタで、サポーターの声援に応えてサインを始めたら、あれよあれよという間にサイドスタンドに人だかりができた。またバカ丁寧に一人一人にサインをし、握手をするから、声をかけようとメインスタンド最前列に降りたのに20分くらい待つはめになった。

ようやくサインをし終わり、メインに戻ってきたダテに「石舘選手~、サインくださーい」と声を掛けたら、気づかれて苦笑された。「何してるんすか」とダテ。

「何してるとは失礼な。君のプレーを観に来たのさ」
「オニギリさん来るからいいプレーできなかったよ。ツジさん来たときには2ゴール決めたのに」

久しぶりに会ったダテは、すっかり変わっていた。精悍で、自信にあふれた表情をしてた。やっぱりサッカー選手は、試合に出て活躍してナンボですな。「このチームに来て良かったです!」と白い歯を見せるダテを見ていたら、こっちまで幸せな気分になりました。このまま試合に出続けて、栃木をJに上げて、オチと一緒に宇都宮のヒーローになって…。またJの舞台で暴れてほしいです。がんばれダテ!

ついでに「美味しいギョウザ屋さん教えて」と聞いてみた。「俺、まだよく知らないんですよ…」ということで、この日先制点を決めた高安選手が代わりに教えてくれました。「宇都宮駅を背にして右側、PARCOの向かいに『ミンミン餃子』の本店があるんですよ――」と身振り手振りを交えて熱心に教えてくれた高安選手、ありがとうございました。

Minmin

餃子、美味しかったです。

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