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2009年5月

2009年5月31日 (日)

がんばれカトゥー

加藤 慎也選手 愛媛FCへ期限付き移籍(レイソル公式)



土肥洋一、吉田宗弘、そしてシミケン。レイソルから移籍したGKは活躍する。統計学的な有意差が出てる(ホントか?)。

個人的には、同じ9月19日生まれとしてひときわ親近感を感じていた選手。レイソルを去ることに寂しさを覚えるが、カトゥー本人にとってみればまたとないチャンス。先に挙げた選手たちのように、大きく飛躍してほしい。

もともと図抜けた身体能力に恵まれてる上に、強いメンタルも持っている。彼にまつわる思い出は数多いが、忘れられないのは2006年の天皇杯4回戦磐田戦ですね。当時上位カテゴリーだったジュビロと120分の死闘を演じ、PK勝負にもつれた試合。

8番手パンゾー君のキックが、川口能活に止められる。後攻のジュビロは、菊地直哉が決めれば勝利。うなだれて戻るパンゾー。すれ違いざま、カトゥーがパンゾーの肩をたたき、一声かける。遠目には、「オレが止めてやるから」と励ました、ように見えた。そしてホントに菊地のキックを止めた!!! あれはカッコよかった。ムチャクチャカッコよかった。

しかしじつのところは、「菊地ってどんなやつ?」と聞いてたらしい。同じ静岡出身で接点のあったパンゾーなら知ってるだろうと。その人柄に、キックを止めるためのヒントがあるのではと。こう思ったらしい。キックを止めるための、勝つための方策を、ギリギリのところまで探っていたわけだ。

試合後に声をかけると、開口一番「勝ちたかった」と悔しがった。格上の相手にあそこまでやれれば、やり切った感みたいなものを多少漂わせてもバチは当たるまい。ましてやGKの晴れ舞台PK勝負で、代表正GKの川口を向こうに回して。カトゥーは公式戦出場何試合目?くらいの経歴で、キャリアを比べればもう月とスッポン、それでも互角以上のパフォーマンスを見せつけたのだ。なのに満足感は微塵も見せず、悔しさだけを漂わせていた。

その強靭なメンタルと生来の負けず嫌いで、愛媛の正GKの座を勝ち取ってほしい。






5月23日、神戸戦の後に書かれた『カトゥーtheキャッチ』のラストのフレーズ、「目を逸らさずに闘おう!」とは、チームを去るカトゥーから、レイソルの選手とわれわれサポーターとに向けられた言葉だ。移籍を報告する今日のエントリでは、「柏レイソル一心同体!」と叫んでる。ウォーミングアップ時の「カトゥーマジック」に、手を振り回しながらリズムをとって応えていたことからもわかるとおり、人一倍サポーター思いなカトゥーの、それが別れのメッセージなのだろう。

まだまだつらい状況が続いてますが、折れずに、目を逸らさずに、戦っていきましょう。

そして愛媛へ向かうカトゥーへ、私からもメッセージ。






「ニンスタのじゃこカツは美味いから食っとけ!!」

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2009年5月24日 (日)

神戸の夜はどうだ?

どうにも眠れず、おにぎりブログを開いてみた人もいるんじゃないか?

そりゃ眠れないよな。試合を見てない(オーチョ速報とスポーツニュースのダイジェストのみ)俺が眠れないんだから。間近で見てたり、ましてや手ひどくやられた当事者ならなおさら。

悔しくて、情けなくて、不甲斐なくて、眠れない。でもその何倍、何十倍も、悔しさと情けなさと不甲斐なさを感じているのは、選手とスタッフ。それは間違いない。遠い空の下で、君らと同じく眠れない夜を過ごすことぐらいしかできない能無しだが、そんな仲間もいる。いつだって、どんな状況下だって君らの味方だ。一緒に苦しんだる。




ひとまずこれでリーグ戦は中断。1ヶ月後にリスタートを切れるように、仕切り直そう。

気になるのはここのところ、内容的に悪化しているように感じられることで。結果が出ないことでさらに調子を落とす負のスパイラルにはまってしまっているのか。

そんなときこそコミュニケーションを密にして。変な不信感とか芽生えたら、芽のうちに摘み取らなきゃダメだ。それには腹を割って話し合うことが重要。いたるところ疑心暗鬼だらけになって、挙句降格という結果を招いた05年の轍だけは踏んではならない。




今夜は眠れないかもしれないけど、引きずらないように。明日からまた、勝利を目指して一丸になっていきましょう。

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2009年5月21日 (木)

それって奇跡

すみません。このところいただいたコメントに返信もせず、ブログをほったらかしちゃって。ちょっと虚無感みたいなものにさいなまれてたのかも。

レイソルが勝てない。レイソルサポーターはどうにも心が晴れない。そんな状況下で、一体私に何ができるというのか。こんなときは現実逃避だ。ここのところあっつい初夏みたいな陽気が続いてますね。新木場の殺風景な街並みに潮の香りが漂い始めた。もう夏も近いのですね。夏は太陽の季節。太陽。太陽王……。



やっぱりレイソルから離れられない!!



つか、レイソルが大変な今だからこそレイソルが気になる。忘れようとしても忘れられない、頭から振り払いたくても気になって仕方がない。

そんなつらさも「レイソルとともに生きる」と決めた者の宿命とあきらめ、今日も寝付きの悪い夜を迎えるのでした。選手やスタッフは、もっと苦しいはずだしね。いいよ、とことん付き合うよ、みたいな感じ。


こんなときこそ、生で試合を見たい。神戸にも応援に行きたいところだけど、翌日に仕事が入って諦めた。決して新型インフルエンザがどうこうってわけじゃない。





インフルエンザ、すごい騒ぎっすね。

昨日電車の中で、マスクをしているものの派手に咳込んでる人がいて、車内に「大丈夫かよ…」みたいな微妙な空気が流れてた。常々「もう少し冷静になったほうがいいんじゃないか」と思ってる私ですらも気になった。今に限らず、咳が止まらないときには電車に乗らないほうがいいですね。

以前医者に、「ウイルスの大きさをバレーボールとすると、マスクの目は東京ドーム」と聞いて以来、マスクの効用を疑ってかかってる私。それはガーゼのマスクのたとえ話で、現在主流の不織布を用いた高機能マスクとは違うとわかっちゃいるけど。経験上、人込みを避けることと、外出先から戻ったら手洗いうがいを励行することで、だいぶ防げると思いますね、インフルエンザに限らずウイルス性の感染症は。

とりあえず、神戸が不浄の地みたいな言われ方をするのはどうかと思う。

関西圏の人口は2000万人。300人が発症しているとして、7万人に1人。その割合は0.000015%。既に警戒されてる中、その確率で感染者に出会ったら奇跡だと思うのだが。

それより、初夏みたいな時分に「季節性のインフルエンザ」患者が結構大勢発生してることに驚いた、そんな2009年5月。

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2009年5月16日 (土)

鳥肌

そうだ、僕たちはこんな思いをしたくてここへ来てるんだと、ふと感じた。




後半ロスタイム、大津祐樹のドリブルから得たコーナー。ミノルがボールを置く。「ゴールゴール!! 柏ゴール!!!!」のコールが、どんどんボリュームを増してく。メインのお客さんもみんな手拍子を始める。日立台を埋めた何千人もの人々の心が、ひとつになる。

両腕にぶわっと鳥肌が立った。

いやホント、キザな言い方で恐縮ですが、ホントにそう思ったのですよ。ピッチ上の選手たちも含めて、黄色い人たちの心が一体化した瞬間を感じたのです。その刹那、冒頭の一文のような思いがふと頭をよぎった。

あそこで点を取れてれば。みんなを一つにしたのはレイソルのゴールへの期待感。叶ったら、凄まじい歓喜のエネルギーが爆発する、それは予感できていた。アレを味わっちゃうともう逃れられないんだよね…。






というわけで、追い上げながらも追いつけなかった鹿島戦。前半立て続けに失点したときはどうしようかと思いました。ガンバ戦のような不甲斐ない試合をまた繰り返すのか、ここ日立台で。悔しさや怒りを通り越して悲しくなってきたけど、でも後半は立て直して、チャンピオンチームを相手によく戦った。個々のテクニックやチームの連動性では及びもつかない鹿島を相手に、ハードワークで立ち向かう姿は、「このチームを支えていきたい」と思わせるに十分だった。

しかし敗れたのは事実。厳しい戦いが続いている。リーグ戦中断期間まであと1試合。何とか次こそ勝って、前向きなイメージで中断に入り、そこでチームを立て直してほしい。勝ててないから自信を失いがちだけど、今こそ自分たちを信じて。




それにしても鹿島は強かった。

テクニックに秀でた選手たちが次々にスペースに顔を出すから、パスがつながること。ボールへの寄せや攻守の切り替えもめっぽう速くて、セカンドボールを拾いまくるし、クリアもしっかりつなぐ。数的不利になっても、のらりくらりとかわしたり、締めるところはビシッと締めてゴールを死守したり。チームとしての意思の統一ぶりが半端じゃない。

いつかはレイソルもこんな盤石の強さを身に付けてほしい、と思ったことでした。

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2009年5月11日 (月)

私論

ひどい試合を見た。



でも僕らサポーターは選手とクラブを信じて、声援を送り続けるだけです!



……と断言するのも無責任だから、今日は「なぜサポーターはチームが勝てない状況でも応援し続けるべきか」について、私の考えを述べてみたいと思う次第です。



レイソルでは、以前、選手とサポーターとの間にあるべき信頼関係が崩れていた。

サポーターについて話が及ぶと、「あんなのサポーターじゃねえよ」と選手が吐き捨てるように言ってた。サポーターは、選手を誹謗中傷する横断幕をこれでもか、と張り出した。容赦ない野次も飛んでいた。そのストレスで、選手が移籍を考えるほどに。

2006年シーズン、J2に降格してから、レイソルにおける選手とサポーターとの関係は変わった。

「日立台劇場」の主役、オカが果たした役割は大きかったけど、正確にはその前から変わり始めていた。フクアリのちばぎんカップ。0-2で負けて、ブーイング覚悟で歩み寄っていった先で浴びた、心からの拍手。あの年移籍してきた選手や、誰より監督の石さんが面喰っていた。

それからの彼らの活躍は目覚ましかった。サポーターの声援に乗せられて、持てるパフォーマンスを出しきった。6月ごろから勝てなくなったが、それでも声援を送り続けてくれるサポーターに、「何とか報いたい」と懸命になった。

高い授業料を払ったけど、レイソルは選手とサポーターとの信頼関係という、何ものにも代えがたい宝を獲得した。選手はサポーターを誇りに思い、サポーターは自らが選手の力になれることを実感した、幸せな関係。

もう二度と失ってはならないのです。



別の言い方をすれば、声援を送るほうが得策、効果的、割に合ってる。ブーイングで選手が奮起する、ってのはサポーターの抱く幻想で、内心選手は反発している。「んだよ、一緒に戦ってたんじゃねえのかよ!」と。二者関係の中では、不信感より信頼感が存在するほうがいい結果を生むのは明らかだ。




だから、サポーターは声援を送り続けるのみ!




なのだが、無条件というわけではない。



一つ。クラブはクラブの考えをできるだけ開示してほしい。サポーターに限らず人間は、信ずるに足るものがなければ、何かを全力で支えたり、付いていくことはできない。人間は飼い犬でも働きバチでもない。



もう一つ。選手は骨惜しみせず、出せる力を出し尽くしてほしい。ガンバ戦がそうじゃなかったと言うのではないが、あの試合では以前出来ていたことが出来ていなかった。

ボールへの寄せ、以前はもっと速かった。テクニックでは勝る相手の攻撃を、身体を張って止めていた。パスの出所、もっとプレッシャーをかけてコースを限定させていた。攻守の切り替えももっともっと速かった。

それらがなぜ出来なかったのかを見つめ、改善してほしい。全力ってのは闇雲に走りまわれってことではなく、常に100%以上の力(前節からの改善力も含めて)を出してほしい、という意味です。






今年の初めに出てたJリーグのPR誌『Jリーグニュースプラス』Vol.6、「ブーイングなき残留争い~12.06 フクアリの奇跡~」は、いろんな意味で示唆に富んでいます。こちらからPDFをダウンロードできます。お読みでない方はご一読を。


個人的にはむっちゃ悔しい!!! ジェフの関係者やサポーターに、「レイソルはこんなことしてあんなことして、選手とサポーターとの信頼関係を取り戻したんだぞぉー」と自慢したいのに、ちくしょー! また奴らに教えられちまったぜ!


って感じです。

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2009年5月 9日 (土)

Jが抱える大問題、を逆手にとって

ゴールデンウィークはJ2の試合を巡る旅に出ておりました。


4月19日の水戸対横浜FC戦@笠松を皮切りに、25日の愛媛対徳島戦@ニンスタ、26日は富山対C大阪@富山、29日は岡山対福岡@桃太郎、そして5月2日の岐阜対東京V戦@長良川で〆。なんだか「旅打ち」ならぬ「旅観」(タビミと読んで)みたいだな。その後、5月6日は柏の葉でサテライト柏対札幌戦を見たから、まあフットボール漬けの幸せな連休でございました。


さて、一連の観戦を締めくくる5月6日の柏の葉で、私は試合内容とは別にあることに気づいた。それは、

「柏の葉のメインって、見やすっ!」

てことである。



レイソルサポーターに限らず、Jリーグ愛好者には押しなべて「糞スタ」呼ばわりされてる柏の葉っぱ。しかしメインスタンドに限れば、結構見やすい。それなりに高さが確保されていて、ピッチを俯瞰できるし、さらにはメインスタンド前に走り幅跳びのレーンがないから、陸上競技場にしてはピッチとの距離も近いのだ(←そのかわり、メインスタンドから見るとトラックの一番外側のレーンが手すりに被ってしまうという欠点が。トラック競技を観戦するうえでは最悪、走り幅跳びを観戦するときは反対側でやってることになるからやはり最悪の造り。うーん、さすが糞スタ)。

加えて屋根がほぼ全面を覆っているから、こないだのサテのときみたいな雨模様の日にはじつにありがたい。捨てたもんじゃないな、葉っぱ。




そんな感想を抱くのも、GW中に見てきた各地のJ2スタジアムが、サッカー観戦にはほんっとに不向きな、間延びしたスタジアムばかりだったからなのだ。

笠松、ニンスタ、富山、桃太郎、長良川。すべて陸上競技場。桃太郎はメインスタンドの高さが結構あって、柏の葉メインと同じく俯瞰できる感じがするからまだ良いものの、それ以外の各スタジアムは平べったくてピッチが遠い。じつに遠い。選手の背番号まで確認しようと思ったら、双眼鏡が欲しくなる。

ピッチ全体を視野に入れて、両チームの選手22人を常に把握し、ポジショニングの妙を堪能したい、なんて観戦の仕方を好む人にはいいかもしれない(いるのか?)。でも大方のサッカー好き、ことに選手に惹かれてスタジアムに足を運んだ女性ファンやお子さんサポ、サッカー観戦初心者の人には全く向かない。

昨年の日経新聞朝刊『フットボールの熱源』に、敬愛する吉田誠一さんが、「情熱の冷めない距離」と題して、こんなことを書かれていた。多少量が多くなるけど、引用させていただきます。



「ドイツの古豪1860ミュンヘンの育成部門で長く指導した、湘南U-12(12歳以下)の西村岳生監督は言う。『下部リーグの選手は高い技術はないけれど、懸命に走り、情熱を傾けて激しくファイトすることで観客の心に訴える。それは、客席とピッチが離れていたら伝わりにくいものなんですよ』
 つまり、下部のクラブほどサッカー専用競技場を持たないと支持者を増やしにくい。残念ながらJリーグでは山形、水戸、草津、岐阜、徳島、愛媛、熊本など2部(J2)の小クラブが軒並み、ピッチの遠い陸上競技場を本拠としている。」(2008年4月9日・日本経済新聞朝刊)


そうなのだ。J2にこうした陸上競技場、さらに言えば「国体スタジアム」が多いことが、現在のJリーグにおける大問題なのだ(山形は言うまでもなく今季J1ですが…)。

J1であれば、自チームや対戦相手に代表選手がいたりして、それが集客のフックにもなり得る。しかしJ2では、選手たちが真摯にプレーする様や、客席とピッチが一体になるスタジアム全体の盛り上がり、非日常感あふれる「場の空気」が、集客、ひいてはクラブの人気を高める上で大きな要因となる。だからJ2にこそサッカー専用、もしくは数歩譲って球技専用スタジアムが欲しい。でも現実は…。

そんなことJリーグでは先刻承知で、ヨーロッパやアメリカ研修を行って、各クラブの職員を派遣し、複合型の先進的なスタジアムの実例を視察している。自治体がスタジアムを改修する際に参考にしてもらえるように、その模様を映像化したりもしている。

でも、自治体がスタジアムに手を付けてくれるのを待っていては、いつになるやらわからない。この不況でさらに先延ばしにされた感もある。



……本音を申せばですね、松山市なんてね、「坊ちゃんスタジアム」に120億、サブ球場のマドンナスタジアム(んなもん必要なのか!?)に室内練習場まで含めれば、150億もの大金を注ぎ込んでるわけです。その3分の1でも出していただければ、日立台クラスの専用スタジアムはできちゃうんですけどね…。



などと愚痴を垂れていても始まらない。サッカー専用スタジアムが増えるよう、自治体などに粘り強く交渉していく一方で、現状できることをしなければならない。集客活動がうまく運ばないのを陸上競技場のせいばかりにしていては、それはクラブの怠慢というものだ。駒場時代の浦和もJ2のときの新潟も、規模は異なりこそすれ陸上競技場をホームとしていたのだ。

今季から京都が「エキサイティングシート」と題した席を販売してますね。これなんかどんどんやるべきだ。今年オープンしたマツダズムズムスタジアムをはじめ、最近のプロ野球各球場は、ネットがなくグラウンドと同じ高さに目線がある、いわゆる「砂かぶり席」を設けていることが多い。陸上競技場でのJリーグ開催ではいつも思うのだけれど、バックスタンド側のスポンサー看板の後ろ、あそこをボールボーイだけに使わせていてはもったいないでしょう。よくフードコートなどに利用されているプラスティック製のイスを置いて、「芝かぶりシート」なんつって販売してみては? bjリーグでも(クラブ、アリーナによって?)コートサイド席が設定されているし、空席がある場合、試合当日に差額を払えば入れてもらえる。

これをさらに発展させてですね、「ゴールで大盛り上がりシート」なんてどうでしょう。ホームチームが攻撃するゴール、その後ろに簡易スタンドを設けるのだ。応援するチームのゴールシーンを、ヘタしたら審判より間近で見られる。応援するチームのゴールで鼻血もんの大興奮必至!!! もちろんハーフタイムには反対側に移動、それも含めて楽しんでもらう。さらには「万が一ノーゴールに終わったら半額払い戻し」とする。ちょっと自虐的だが、そういう話題性を盛り込むのも重要。

あ、でもコイントス次第でエンドが変わる可能性もあるな。その場合は急いで移動!ってことで。



あとですね、これは笠松でのキックオフ前に感じたんですが、陸上競技場ではピッチの周りの空間もスタンドからよく見えるわけですね。そこで気づいた。

水戸は、試合前のウォーミングアップのときにピッチサイドへ持ち出すボールを入れるネット、あれを藁づとにすべきです。もちろん本物の藁である必要はない。ネットの周りに、薄茶色のビニールパイプを貼り付けたりして、とにかく巨大な藁づとモドキを作るのだ。で、ウォーミングアップのときはそこからボールを取り出す。納豆を掻き出すように。これぞ水戸のクラブのあるべき姿でしょう! 話題性バッチリで絶対ニュースショーで取り上げられるから、藁づと見たさにお客さんが集まるわけです。どこか納豆メーカーが広告付けてくれるかもしれませんよ。



とまあ、陸上競技場のデメリットを逆手にとって、集客や顧客満足度の向上に役立ててほしいなと、旅をしながら考えた次第です。まだまだやれることがありますよ、Jリーグ。

いつか全国各地にサッカー専用スタジアムができることを願いつつ。

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2009年5月 7日 (木)

眠れない夜と雨の日には

忘れかけてた負け試合の悔しさがよみがえる。……。



その前にアウェイの山形戦もあったわけですが、仕事でまったく見れてないのです。ハセのケガは大丈夫だろか? 軽症であることを願ってます。

というわけで、5月5日の国立浦和戦だ。あの試合にも、勝敗を分けるいろんなポイントがあったと思う。個人的に一番気になったのは、リードを奪って折り返した後半、立ち上がりからレイソルの戦いぶりがどうにも守備的だったことで。「まさか浦和相手に、45分間1点のリードを守りきれると思ってないよな?」と感じながら見ていた。

今日(といっても日付の上では昨日)行われたサテライト、札幌戦の会場で、あるスタッフにそんな疑問をぶつけてみた。彼は「守備的にならざるを得なかったのだ」といった答えをよこした。それほど浦和の攻撃の圧力が激しかったのだ、と。

だとすれば、40分間よく持ちこたえていた、と言えるのかもしれない。だが結果的に最後の5分間で2失点してしまえば、持ちこたえた分だけダメージも大きい。守備陣はよく頑張ってたと思いますが…。

浦和戦の負けを引きずらないように、うまく切り替えていかねば。連休で怒涛の過密日程が組まれている現在、もうあと数日で次なる戦い、強豪ガンバとの一戦が控えているのだから。





なかなか勝てない現状において、最も怖いのは、繰り返しになるが「クラブを構成する人々がバラバラになってしまうこと」だ。

現在発売中の『GIANT KILLING』第10巻で、達海が選手、スタッフ、サポーター、近隣住民を巻き込んでのカレーパーティーを開催するエピソードが出てくる。監督の突発的思いつきに周囲の人たちが振り回されてる、てな感じだが、達海監督の意図は明確にあって、それは「クラブが一丸となる」ことなのだ。

これはコミックのエピソードだから、突拍子もない「カレーパーティー」にデフォルメされてるわけだが、クラブが一丸となること、選手、チームスタッフ、フロント、サポーター、その他クラブを取り巻く人々が同じ方向を向くことは、“最も”と言っていいくらい重要だ。極論すれば、2005年にレイソルが降格した主因、それは「クラブがバラバラになったこと」だから。ピッチ上で戦うのは11人の選手で、監督コーチでもフロントでもない。でも面白いくらいに、クラブの状況ってのはチームの成績に反映されるのだ。

高橋さんが何を考え、どんな戦いを目指しているのか。サポーターが一丸となれるよう、クラブはそれらを余すところなく伝えてほしい。そして我々は、多少目を背けたくなっても、無理やり顔を上げて、選手たちと一緒に前を向こう。

チーム(選手と現場スタッフ)はバラバラになってない。サテの会場である選手の言葉を聞いたが、それは明らかだ。しかし結果が出ないことで、不安や心細さを感じている、それも間違いない。そんなとき、ピッチ上の選手を支えられるのはサポーターの声援なのだ。ここでバラバラになったら、あの降格は何だったのかってことになる。




個人的には、まだ焦る段階じゃないと思っている。現在勝点12のクラブが7つ。レイソルはそのグループと3差だ。

勝てない時期は昨季も一昨年もあった。両年ともシーズン終盤だった。今季は監督も代わり、チームづくりに時間がかかるため、「調子が出ない時期」が前倒しになっている、と見る。チームとしての熟成が進めば、結果も出だすのではないか。今季ここまで、ケチョンケチョンにやられたのはアウェイ広島戦のみ。それ以外はドロー、負け試合含めて、どちらに転ぶとも知れない試合を取り逃してきた感が強い。調子が出れば、そんな試合を拾えるようになるから。

今はとにかく、ガンバに挑むチームを支えるのみです、ハイ。





ところでサテの会場では、久しぶりに石さんのお元気そうなお顔を見られて良かったです。「6試合負けなし、絶好調ですね」と言ったら「7試合じゃぞ」と怒られました。でも「内容的には、負けた湘南戦(第4節、0-1で敗戦)とかのが良かったんじゃけどね」とおっしゃるあたり、石さんらしい!と思わず笑いそうになりました。

J2の過酷な戦いはまだ始まったばかり、これからますます調子を上げていかれることでしょう。札幌も応援しとります。


3日までの10日間、各地のJ2会場を回っていた。そこで感じたことは改めて…。

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