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2010年10月

2010年10月16日 (土)

ご報告なぞ

ギャース。またまたブログ更新の間隔が空いてしまいました。


……。


……。


……ギャースって何?



それはさておき、皆様お久しぶりです。数えてみたら20日も更新してなかった当ブログ。最近はまったく長文が書けない。深刻なスランプです。ツイッターの副作用かしら。

以前は、脳内でうすぼんやり考えていることが、10本の指を通してすらすらと日本語にアウトプットされてたもんだが。うまいヘタは別として、文章を書くことが好きだったのは間違いないのだが、ここのところは苦痛ですらある。困ったもんだ、というより情けない。



原因として思い当たる節はいくつかあるんですけどね。そのうちのひとつが、公私ともに慌しくなっていることで。特にシのほう。

はい。おかげさまでついにわたくし、齢四十にして、初めて人の親になりました。

とても元気な男の子。妻も子どももまだ病院にいるから、これ書いてる今も「本当に自分は父になったのだろうか。あれは夢か幻じゃなかろうか」なんて思いがふと頭をよぎったりもする。非・親の期間が40年間の長きにわたったせいか、自分の遺伝子を持った子どもがこの世に存在するなんて信じがたい。

でも現実だ。正直、昔は子どもが苦手で、それが子づくりに至らない理由でもあった。実際、生まれてきた子どもを愛せなかったらどうしようと、ウジウジ悩んでいた。しかし初めてこの手に抱いたわが子はたまらなく愛しくて、それがうれしかったし、「オレの本能は鈍ってなかった」とちょっと安心したりもして。

まあこの先どうなるかわかりませんけどね。でも、あまりにか弱い赤ん坊を見ていると、守ってあげなきゃという父性本能らしき思いがむくむくと持ち上がってきますね。

ちなみに誕生日は10月14日。今日は何の日?と思って調べてみたら、鉄道の日だって。父の遺伝子をしっかり受け継いで、鉄分豊富なヲタに育ってくれそうです。



ところで、妻のお腹が大きくなった頃から、子どもが生まれたらあることをしたいと画策していた。それは、生まれてきた当日に、何か記念になるような買い物をしようということなのだ。

どうやら男の子らしいとわかり、「時計を買おう」と心に決めた。生きるってことは、その内容、質的な問題はさておき、時の流れのくびきから逃れられない。時を重ねながら、何かを覚えたり、ことをなしたり、誰かを愛したりするわけですね。誕生の記念に、時を計る道具ってのはぴったりだ。身につけてる時間が長いアイテムだし、将来この子が大きくなったときに親父の形見としてプレゼントするにもうってつけ。よし、時計を買おう。

…といった話を妻にしたら、「自分が欲しいんでしょ」と一言。ぎっくぅ!

いやでもホントにそう思ったんですよ。と自己正当化を図りつつ、分不相応な時計を買ってしまった。ごめん、わが子よ、生活力のない父で。

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