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2011年12月14日 (水)

We Are The Champions

みんなで優勝目指そうぜ!!とアジテートした(つもりの)前回のエントリから、はや4カ月。そしてついに本当に、レイソルはJ1で優勝してしまいました。

埼スタではイマイチ実感が湧かなかった。満員の埼スタは非日常感にあふれているが、アウェイのレッズ戦という意味ではこれまでも経験したことのある風景、ロケーションだったし。おめでとうございます優勝ですよ!と言われても、目前で起こっている事象はレッズに勝利したという結果のみだったし。誇らしげに「Champion」の文字が書かれた看板が出てきて、大東チェアマンに大きなシャーレ(もう誰も灰皿とかフリスビーとか言わない!)を頂いて、ようやく少し、いつもの風景とは違う「優勝チームならではの光景」が展開して、じわじわと来るものがあった。

だが、最も「優勝の実感」がこみ上げてきたのは、アウォーズの録画を見たときですね。残念ながら通常業務があって生では見られなかったのだが、録画を見たらあんまり誇らしくて少し涙ぐんだ。いやー良かった良かったホントに。個人的には、ドゥーのベストイレブンがことさらにうれしいよ。




現在これを書いてるのは、TOYOTA Presents FIFAクラブワールドカップ準決勝、vsサントスFC戦を控えた豊田駅前のスターバックス。周りはサントスサポで固められ、自国開催なのにかなりのアウェイ感にさいなまれている。でもいいのだ。この大会への出場は、あくまでご褒美的なもの。この雰囲気を含めて楽しみたい。

やはり価値があるのは、トップリーグを制して日本一になったことだ。昨年も書いたが、長丁場のリーグ戦で頂点に立つには、競技としての強さはもちろん、バックアップ体制やクラブ運営など、総合力が求められると思うからだ。勢いだけでは得られない成果を成し遂げる、本物の強さ。われわれはそれを手に入れたのだ。

その要因は、選手個々の踏ん張りや、強化部の称賛に値する仕事、裏方スタッフの充実ぶりといった要素ももちろんだが、やはりネルシーニョ監督のスキルによるところが最も大きいと思う。彼がどこでこんなスキルを養ったのか、非常に興味がある。ヴェルディ時代はともかく、名古屋で指揮を執った時代は必ずしも成功とは言えなかったと思うのだが。クラブが現場を彼に任せて、彼のやりたいようにさせれば、こんな結果を出せるのか。それともネルシーニョ自身、還暦を超えてなお進化しているのか。

2009年の途中にネルシーニョが監督に就任した当初、ネルシーニョの行動、言動を伝え聞いて、正直に申し上げれば「ただの自信家の嫌味なおっさん」じゃないかと思った。

ほら、日本人なら誰しも、謙譲の美徳ってやつを持ってるじゃないですか。いえいえ、わたくしめなどまだまだの若輩者でございます。挑戦者として精一杯やらせていただきます。恐れ入りますがお胸をお貸しいただけますでしょうか。そんなへりくだった調子で、相手と対峙するじゃないですか。

でもネルシーニョは違うのですね。「オレはネルシーニョだぜ?」「オレたちはレイソルだぜ?」「なんで下手に出なきゃいけないんだ?」と。J1を制した今ならともかく、当時は降格圏内であえぐ弱っちいチームだったのですよ。しかしネルシーニョは、ボロは着てても心は錦的に(ちょっと違うか)、メンタリティだけは強豪クラブのそれであることを求めているように感じられた。傍から見てるとそれはあたかも、結果が出てもいないのにプライドだけは高い、過去の成功体験に酔っぱらったままの「終わった人」のようだった。

しかしそうじゃなかった。ネルシーニョはレイソルにはびこっていた負け犬根性を見抜いた上で、選手やスタッフの言動行動、思考回路から「王者仕様」にすることを求めたのだ。それを自らが率先して実行していた、ということなのだ。当時は気付かなかったが、今ならわかる。自信にあふれたレイソルの選手やスタッフの目、表情を見ると、ネルシーニョが変えたかったものがわかる。

どこまで行けるのだろう。ネルシーニョはこの先、レイソルをどこまで持っていきたいのだろう。興味は尽きない。ただ言えるのは、「ネルシーニョさんについていきます!!」ということだ。

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コメント

あの日、走り回ってる河原氏を見ておにぎり氏にも味あわせてあげたかったな~って思ったサポは一人二人じゃないはずです。

でもおにぎり氏(withたねちゃん)が一生懸命がんばってくれてサポとクラブをつなぎとめてくれたおかげで今の幸せがあるのだとも思います。

今のレイソルがあるのは今の選手、監督、スタッフの皆さんのすばらしさによるものだということは確かだけど、過去の選手、監督、スタッフすべての皆さんのおかげでもあるんです。
あの灰皿仕様じゃないシャーレを掲げられて、こんなわくわくするようなシーズンオフをすごせているのはおにぎり氏のおかげでもあるんです。

ありがとう、ほんとうにありがとう。

投稿: どんぐり | 2011年12月15日 (木) 00時44分

今度いつ更新されるのかとお待ちしてました。
正直、ずっとレイソル追っかけてた訳じゃないんですけど、なぜか、ナビスコ勝った頃の事から、よく覚えてるんですよね(※ちなみに、その頃から、平山コーチのファンです)。
今小6の息子が、サッカーに興味を持ち始めた2年前から、真剣に追っかけ始めてからは、驚異の登り調子でここまで来ました。
今年は個人的にも色々あったので、本当に嬉しい事です。
これからもサポーターとして、レイソルを見守っていきます。

投稿: なべじゅん | 2011年12月15日 (木) 23時00分

おにぎりさん、こんにちわ。

私が初めてレイソルの試合を見たのは今から6年前、J1J2入替戦の対ヴァンフォーレ甲府戦でした。バレー1人で6点を決められJ2降格が決定したアノ試合です。

あの日の殺伐とした日立台の雰囲気は、私の中に今でも強烈な印象として残っています。小野寺社長の一本マイクでの挨拶、「早野出て来い!」の強烈な野次、、、「このチーム、可哀想すぎるよ。大丈夫なんだろうか?」

これは絶対に見届けねばならないという使命感みたいな気持ちから、レイソルの試合を見始めて6年。紆余曲折ありましたが、今回の優勝にたどり着いたのには、ホントに感慨深いものがあります。

でも、その紆余曲折の時代に、おにぎりさんはもちろん、過去レイソルに少なからず関わった皆さんのお力があって土台を作ってきたからこそ、今回の優勝につながっているのだと思います。

J1優勝、今回のクラブワールドカップ、そして来シーズンのACLの貴重な経験によって、レイソルがどういう道を進んでいくのか、今は期待と楽しみでいっぱいです。

ホントに優勝できてよかった。。。

P.S.
だからこそ(タブー承知で書きますが)みやちょーさんにはスタジアムにいてほしかったな、と。彼が、日立台にもたらしてくれた笑いと熱気に対する功績には、計り知れないものがあると思いますし、その点ちょっぴり寂しかったなという思いです。

投稿: わるどん | 2011年12月18日 (日) 08時09分

おおっ、更新してたね(笑)。
優勝おめでとう!!
僕は最終節はアイスホッケーと重なって、日光だったんだけど、帰りの東武線にレイソルサポが乗ってきて(たぶん日立台の祝勝会帰りだね)、しみじみ「人生でいちばん幸せだぁ」ってひとりごと言ってて。
30代くらいのカップルだったけど、ふたりとも缶ビール片手でいい光景だった。
で、マンションの13階のサポ一家のとこにお祝いに行った。
よかったね。「クラブのワールドカップ」(笑)も、天皇杯もタイトできつそうだったけど、充実感が伝わってきた。
そのうち飲み会やりましょう。

投稿: えのきどいちろう | 2011年12月24日 (土) 23時29分

良かったね〜

優勝して本当に良かった!

投稿: ちょぺ#2 | 2011年12月29日 (木) 11時42分

あ〜ぁ、今年になっちゃった(笑)あの埼スタからの12月、あれよあれよのMonthlyレイソル!DVDに録ってあるレイソルの試合を順繰りに観てると、本当に強くなってくのがわかる。そしてもっと強くなれるのもわかる!

投稿: やっぱ好きやねん | 2012年1月 7日 (土) 19時10分

こんにちは。
以前八番らーめんの記事でコメントした者です。
こちらで八番らーめんを食べることはできましたでしょうか?

人違いでしたらすいません。
先日そっくりな方をスタジアムでお見かけしたもので。

投稿: 八番らーめん | 2012年3月29日 (木) 12時42分

なんか懐かしい話のような。
今、レイソルはもがいています。
でも、ネルシーニョはこういう状況になることも想定していたのかもしれません。
ここを乗り越えなければ、本当の意味での強いチームにはなれないんだと思う。
これから日立台での連戦が続きます。
熱いサポートでこの状況を打破していきましょう!

投稿: lighty | 2012年4月22日 (日) 16時46分

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